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JDF熊本・活動日誌 2016年7月26日(火) [2016年07月26日(Tue)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月26日(火)

スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、被災地障害者センターくまもと、 就労支援センターくまもと、にしはらたんぽぽハウス

活動・巡回した場所:避難所(1ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

7:30〜 朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:20〜 スタッフマネージャーが就労支援センターくまもとB型事業所訪問
11:40〜 被災地障害者センターくまもと訪問。22日(金)〜25日(月)までの日報を届ける。
12:30〜 にしはらたんぽぽハウスとの定期懇談のため訪問
15:00〜 事務スタッフが銀行と買物で外出
16:10〜 支援チーム順次帰着
18:30〜 帰着した各チームから順次、活動内容等の聴き取り。
19:00〜 事務局ミーティング
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《2名》
●内職箱づくり、廃品業務等。内職箱作りでは、二人の利用者と作業を行い、廃品業務は軽トラックのため、利用者同行はなく職員と二人で行った。通所者は17名程度だった。活動後は事業所の職員と話ができ、登録者33名のうち多くは精神障害のある人で、通常20名程の利用者しか通所していないことを受けて、通所していない利用者のフォローについて聞くと、「職員が電話連絡したり、病院のケースワーカーや相談支援事業所とつなぎ、フォローは行っているがまだまだ不十分」とのこと。被災以降まだまだ精神的に不安定な人も多く、トラックの揺れでも敏感になっている利用者もみられた。なお、事業所では今朝の神奈川の障害者施設での事件の話題が出た。
就労支援センターくまもと
《2名》
●午前中はドリンク、土産箱の納品。午後から教会へ行きテーブルなどを回収。 今日は男性職員がいなく女性職員とボランティアで納品を行う。 納品は重いのもが多く大変であり、女性職員では時間がかかるように感じた。 また、午後は熊本市内の教会に行き、不要になったテーブルを回収した。 冷蔵庫も回収する予定であったが、業務用の冷蔵庫で大型のため後日回収することになった。
●午前中ドリンクやフルーツゼリーの箱詰めの作業を手伝いながら、時折作業を中断している利用者に声かけを行った。 箱詰めの際、数が余ったり少なかったりする度にスタッフに聞く利用者に対して、 スタッフも業務に追われているので、代わってサポートをしていけるように心がけた。 午後の家電等の回収はスタッフとの情報交換や作業手順の確認が必要だと感じた。
被災地障害者センターくまもと
《3名》
●剥がれた外壁(瓦礫)の撤去と廃棄。大きな瓦礫をブルーシートと併用し、 雨漏り防止にしていたため、瓦礫部にブルーシートを貼り直す。 屋根や外壁修繕、地盤調査は業者に依頼済み。応急処置であったため、業者に工事日の目処を確認したほうがよいと促した。 罹災証明書、委任状を受け取り、廃棄し活動を終える。 ブルーシートによる補修等を隣家の住人が率先して行ってくれたとのことで、 地域のコミュニティにより不測の事態が起こった際に助け合うことができ、減災にもつながるのではないか。
●震災の影響で倒れたタンスと姿見の移動を行った。家族との関係が悪く、片づけが進まないとのことだった。 2階に自室があるため昇降が大変そうだった。
●ブロック塀の修理を依頼されていたが、センターのスタッフより事前に基金の案内がしてあった。 障害のある息子は以前は福祉事業所へ通っていたが、今はデイケアのみ。 両親は息子の将来が心配で、本人のつらそうな顔を見ると「がんばれ」とも言えない。 自分たちと同じ境遇にいる親はどうしているだろうかとの話も出た。今後福祉サービスの利用も必要と感じる。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●メニューを自分たちで決め調理する。 昼食のメニューは豚肉の野菜炒め、ポテトサラダ、ひじき、煮卵、みそ汁。 夕食は厚揚げのあんかけ、キュウリとワカメの酢の物、豚肉の野菜炒め、ポテトサラダ、つくだ煮、みそ汁。

 

【引継ぎ・特記事項】
@センター移転候補地の選択・決定
Aにしはらたんぽぽハウス上村所長との定期懇談13:30〜14:30
○現状と今後の活動について
・現在、物資を届けながら仮設住宅等での安否確認をおこなっている。
その際に必要な情報が書かれたチラシ等も配布しているので、今後はSOSチラシも配布したい。
・懇談:今後も定期懇談を継続することを双方で確認する。次回は8月2日(火)13時30分より(当日の朝に要確認)