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JDF熊本・活動日誌 2016年7月25日(月) [2016年07月25日(Mon)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月25日(月)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、被災地障害者センターくまもと、 就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

7:40〜朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:00〜 森圭一郎氏(NHKストレッチマン出演中のシンガーソングライター)より、寄付の申し出を電話でいただく。コンサートで得た義援金を渡すために、本日14:00に来られるとのこと。
9:20〜 熊大の准教授と学生で行っている益城町仮設住宅全戸調査について意見交換をしたいとメールを入れていた件で、この准教授と連絡を取った。来週もしくは再来週から益城町のテクノ団地500戸を訪問する予定とのこと。
9:25〜 支援先事業所のお盆休み確認 就労支援センターくまもとは、8月13日(土)〜16日(火)が休業等。
9:50〜 スタッフマージャーが被災地障害者センターくまもと訪問。熊大調査活動の件で意見交換をした。熊本市では9,000人の重度障害者が、福祉サービスにつながっていないとのことだった。
11:00〜 そよかぜ福祉作業所へ助成金の申請の件で電話する。申請書のひな型をFAXで送信した。
13:00〜 在宅高齢者等支援に関する意見交換会に参加のため、益城町役場プレハブ庁舎2階会議室へ。
14:30〜 ワークセンターやまびこを訪問し、被災事業所に対する助成金申請の確認とJDFセンター物件候補の視察
14:40〜 車イスのシンガーソングライター森圭一郎氏来局。コンサートで集めた義援金を寄付していただく。CDもいただく。
18:30〜 ミーティング
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《3名》
前日イベントがあったこともあり、利用者の通所者数が少なかった。また、職員の急な休みもあり、朝はバタバタした状態だった。看護学生も2名来られていた。ある男性利用者が、利用者や支援者にいろいろと指示を出してくれた。また、作業準備や作業、片付けも利用者各々がされており、力があるということを感じた。利用者が各人でタイムカードを記入されていた。自ら時計を見て自ら記入することに驚かされた。1階の活動で10人弱の利用者がおられたが、職員は一人で、一人の利用者に付きっきりであった。
就労支援センターくまもと
《3名》
午前中は、ドリンク納品、土産箱納品、箱組み立て作業を行う。午後からは、ドリンク運搬、箱組み立て作業。朝からドリンク納品などの重労働がほとんど。今回は支援センターの職員とボランティア2名が運搬をしていたが、普段は職員一人でしているとのことだった。職員が一人でも多くの利用者と関わるためにも、このボランティアの必要性を感じた。
 利用者それぞれの役割分担(チーム)にわかれ、作業を行っている。一人ひとりが無駄なくスピーディーに作業に取り組む姿や、チームとして流れ作業が確立している光景は目を見張るものがあった。納期の近い商品や作業の流れ具合を見て、遅れがちな箇所にサポートとして支援を行った。A型事業所なので、最賃確保のために仲間や職員が懸命に頑張っていた利用者が中心になって進める作業が確立していることなど、見習うことが多いと感じた。
被災地障害者センターくまもと
《4名》
●60歳台の方の申請に市役所へ同行し、申請手続きを行う。その後、銀行(ATM)で家賃の振り込みを行う。調査の際に家賃証明の提出が必要とのことで、不動産へ契約のサインをもらいに行く。本人より「これで一安心」との言葉が聞かれる。また、買い物は近くのコンビニにはカートがなく不便なため、離れたスーパーまで行っているとのこと。冷蔵庫の電気代がかかるので、コンセントを抜いて生活しているとのこと。今回SOSチラシを見なかったら、今日にはつながらなかった。また、市役所の駐車場は、2階と4階が身障者の駐車場となっているが、エレベーターが設置されているにも関わらず、震災で故障したままで、らせん階段を使用しているとのことだ。
●午前は、避難所から自宅へ引越するために、いろいろ買物をしたいとの依頼を受け、買物に同行した。最初に百均へ行ったが、買い物リストにないものまで、買うかどうか迷ったため、かなりの時間がかかった。その後、ディスカウントストアに行った後、自宅へ荷物を置き避難所へ送り届けた。
●午後から、半壊の自宅より宿舎へ引越の手伝いの依頼を受け、荷物をまとめ宿舎へ向かった。しかし、宿舎はカビだらけで水道や電気が通っておらず、かなり段差があったので、ここに引っ越すこと自体に無理があるのではないかと判断し自宅へ戻った。28日にケアマネージャーと連携し、今後どのような支援ができるか相談することとなった。
●基金の申請支援(10時〜10時30分) 申請者本人たちは、基金のことを知らなかった。情報発信方法や連絡ができない方々のニーズの発掘が必要。

 

【引継ぎ・特記事項】
@助成金の申請
Aセンター候補地の選択・決定
B在宅高齢者等支援に関する意見交換会
・益城町生活支援総合窓口について
・仮設における当面の総合相談
・益城町生活総合相談窓口チーム主催の仮設団地集会所での茶話会にて、JDFが運営スタッフ及び出張相談窓口として人員を派遣することについて、熊本県より提案があり、この提案は会議出席者にも受け入れられた。7月30日(土)に津森仮設団地で開催される茶話会に参加。状況を把握したうえで、派遣について検討する。
Cマーシーリリーフの助成金について、助成対象事業所の調整の詰めを行う。