JDF熊本・活動日誌 2016年7月22日(金)
スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:8名、合計人数 11名
主な活動地域:相談支援事業所 IZUMI、ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、
被災地障害者センターくまもと、
就労支援センターくまもと
活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(5ヶ所)
7:30〜 朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:00〜 スタッフマージャー(多田)が被災地障害者センターくまもとを訪問。
11:00〜 相談支援事業所 IZUMIと定期協議をおこなう。(いずみ氏、多田・小林・篠原・伊藤)
17:15〜 個別に1日の取り組みの報告を受ける。
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成
行き先と支援スタッフ | 取り組み内容 |
相談支援事業所 IZUMI 《2名》 |
午前は、そよ風福祉作業所(就労支援B型)にて作業支援(菓子の袋詰め)をおこない、11時からは、事業所とJDF支援スタッフ事務局との定期懇談に同席する。午後は、モニタリング管理表を完成させることができ、喜んでいただけた。 もう1名は、阿蘇の近くにA型に働く男性のモニタリングに同行。訪問は半年ぶりで震災後であったが被害はほとんどなかったとのことで、本人も元気に自転車で通勤しているとのことである。もう1軒は気管切開の利用者さんで入院されて、冷蔵庫の食品の片付けを依頼されたが、すでに他の方がされており、運びだすお手伝いをした。熊本市内から相当離れた地域であったため、片道に1時間を要した。 |
ワークセンターやまびこ 《1名》 |
午前は朝鮮飴の箱折り、午後は大学や病院への廃品回収に出かける。午後は暑い中での回収であったため、利用者の方が冷凍お絞りを用意してくれた。本日は支援の最終日ということで、来週から誰が来るか等たくさんの質問を受けた。全員で記念写真も撮っていただき、感動の最終日となった。 |
就労支援センターくまもと 《1名》 |
午前・午後とも箱の組立作業・箱詰・納品をおこなう。日頃おとなしい利用者から「今日で終わりですね」と声をかけられた。重い荷物を運ぶので、怪我をしたり腰を痛めないように気をつけなければならない。 |
被災地障害者センターくまもと 《2名》 |
○午前は下肢障害の85歳女性宅の引越し支援を車2台3名でおこなった。住居は地盤が傾き雨漏りもあるため、建てなおすとの事で手続きをすすめている。
○家の周りのブロック弊が倒れており、状況を伺いに訪問。母と娘二人の生活。娘の妹の方は引きこもりで自宅にいる。母親は話し始めると止まらず、以前にも精神科の受診を進められたことがあるが、近所に知られたくないために行っていない。睡眠も1時間おきに目がさめ、十分に寝れないとのこと。娘の妹の方は大学に通っているが、その費用について知り合いから多額のお金を借りているとの事。家族誰もが福祉サービスに繋がっていない。地震により、初めて繋がる人も多いと感じた。
本日は午前2軒、午後2軒の訪問であった。相談件数も増えており、昨日は27件であった。そのほとんどが身体障害の方である。また、「ゆめ風基金」の問い合わせも多く、私たちも知っておく必要があると感じた。 |
にしはらたんぽぽハウス食事提供 《2名》 |
金曜日はラーメンデーということで、ラーメンと冷汁定食提供の支援をする。お客さんも多く、たくさんの種類のメニューを用意した。本日(金曜日)は昼・夜ともに弁当は無かった。 |
【引継ぎ・特記事項】◇相談支援事業IZUMI懇談
・相談支援事業所責任者より、当方の支援に対する状況と思いを伺った。それを踏まえて意見交換し、相談支援事業所 IZUMIへの支援はひとまず今週で終了することとした。今後は必要があれば申し出を受けて支援することを伝えた。 |