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JDF能登支援センター日報 2024年10月3日 [2024年10月03日(Thu)]
2024年10月3日(木) 雨
支援スタッフ人数計 6

T.支援活動の概況
■1日の活動のまとめ
7:30 掃除
7:40 ミーティング
・個別支援(通院・入浴施設等支援)、事業所支援(あすなろふたばぱいんの会現場支援)の実施
・社協ボランティアの実施(豪雨災害泥出し)

U.具体的な支援活動
■個別支援@
対象者 珠洲市にお住まいの方
支援時間 8:50〜13:00

活動内容・概要
 精神障害のある方の、通院の移動支援を行った。
 JDFとして初めて支援する方のため、自己紹介と活動内容の説明を行う。
 ご自宅である仮設住宅を出発し、市内の病院へ向かう。
 受診の手続きはご本人が行った。震災後から現在まで全く受診できていないということで、精神科を含む複数の診療科をそれぞれ予約し、各科を回った。受診中の直接的な支援は不要で、各科の受診が終わってから、スタッフに声をかけていただいた。4時間ほどでこの日の通院を終えた。
 被災前は、病院付近に自宅があり、ご自身で通院できたが、現仮設住宅は病院まで車で20分かかるうえ、悪路であるため、自力では通えなくなっていたとのこと。

■個別支援A
対象者 七尾市にお住まいの方
支援時間 9:50〜14:40

活動内容・概要
 身体障害のある方の、入浴施設への移動支援等を行った。
 朝、ご自宅へ迎えに行き、銀行へ立ち寄ったあと、入浴施設(温泉)までお送りした。
 午後、入浴後に迎えにいき、半壊した元のご自宅に立ち寄り、ゴミを持ち出す。その後、ゴミ捨て場にゴミを捨てて、現在のご自宅にお送りして終了した。
 半壊した元のご自宅は、解体が決まっているが、長年生活した家だから片づけているというのが印象的だった。

■事業所支援
事業所名 あすなろふたばぱいんの会、および、社協ボランティアへの参加(輪島市)
支援時間 9:40〜12:00、13:00〜15:30

活動内容・概要
 午前中は、あすなろふたばぱいんの会の現場支援を行った。
 作業のサポートが主な活動だった。事業所の概要や、作業する製品について職員さんからお聞きし、作業内容は利用者さんから教えていただいたが、地震と豪雨の話を聞かせてくださるので、耳を傾けながら作業した。印象的だったのは「能登、頑張れって言われても、もう頑張ってるよ〜」の言葉だった。豪雨後は午前中のみの作業が続いている。休憩時間には美味しい珈琲をいただき、引き続き作業を行ったあと、掃除をして、12:00で支援を終了した。

 午後は、社協のボランティアに参加した。雨の中、午前中から個人宅で泥出しをされていた3人の男性と一緒に、床下に入って泥出し作業を行った。床下の泥を土嚢袋に詰めて、廃棄センターに運搬する流れで、1時間半ほどであったが、きつい作業だった。