• もっと見る
« 2018年12月 | Main | 2019年02月»
自動翻訳アプリによる発達障害支援者向け声かけ教育〜前編〜 [2019年01月23日(Wed)]
年末年始でやると公言していました、新規事業のアイデアの垂れ流し。
遅くなりましたが、ちょこちょこと始めていきます。

最初のアイデアは、「自動翻訳アプリによる発達障害支援者向け声かけ教育」です。
前提となる仮説は、発達障害圏ではローコンテクストなコミュニケーションが効果的、です。

前半の今回は、ローコンテクストな日本語文の見分け方です。

着想は、日本におけるハイコンテクスト社会、英語圏におけるローコンテクスト社会です。
ハイコンテクストでは、何かを伝える際に、伝える情報の音声・言葉は、背景・文脈情報に左右されることがあります。
(あ)の考える典型例は、質問に対する返答としての「大丈夫です」。
お互いが背景情報を理解していれば通じますが、そうでない場合は誤解を招きかねません。

そんなことを考え考えていた時に、医学系論文における自動翻訳、というテーマのお話を聞きました。
日本語→英語、と翻訳する状況では、翻訳アプリの精度は元の日本語文によって左右されるというのです。
元の日本語文がハイコンテクストだと、英語翻訳文の意味が取りにくいのです。

ローココンテクストな日本語文(A文)は、翻訳アプリを通じて英語文(B文)にし、再度翻訳アプリを通じて日本語文(A‘文)にした時に、原文との一致度が高い(A=A’)ということが言えそう。
つまり、なんらかの翻訳ソフトを用いれば、使っている日本語文がローコンテクストかハイコンテクストか、判別できるのではないかと思ったのです!

現在、自分の周りのサンプル文で試してみて、一致度をどう指標化するかは検討の余地ありですが、
おおよそ2回の翻訳をくぐり抜けて意味が同じ文は、ローコンテクスト文と言えそうです。
その証拠に、人情が感じられない文章が残っています。苦笑

例文
ローコンテクスト「ご登録ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。」
ハイコンテクスト「それを言っちゃあ、おしめえよ」

ローコンテクスト文は、状況依存しないので、とりあえず内容を伝える文と言えそうですね。


次回、なぜ発達障害圏にローコンテクストが有効なのか、(あ)の考え(=> あかんがえ)をお伝えいたします!




23JAN2019 年重ね、脱皮伴う、感謝の日 [2019年01月23日(Wed)]
皆さん、新年おめでとうございます。
きぼうときずな活動報告の(あ)です。

新年早々個人的な話で恐縮ですが、(あ)がまた1歳年を増やすことができました。
IMG_2418.PNG


誕生日は、自分が祝われる日ではなく、周囲の人に感謝する日です。
また一年、どうぞお付き合いくださいませ。

年末年始にかけて、構造主義に関する入門書を読んでいたところ、
レヴィストロースの「野生の思考」に行き当たりました。
家族の基本構成についての言及は、とても面白かったです。
仮にも家族看護学の背景があるので、ちゃんと理解を深めておきたいと思います。

=活動報告=
1/17(木)健康相談@砂子田団地集会所(福島県いわき市)

「語り部」さんによるお話の横で、血圧測定&健康相談をしてきました。

土曜日の夕方はなんとなく笑点という少年時代から、
時間を見つけて寄席に行きたがる青春時代へ移行している身からすると、
話の筋を忘れずに話せる人が羨ましいです。
そしてそういう人は案外、近くにいるものなんですね。

===
1/18(金)健康相談@永崎団地集会所(福島県いわき市)

「ウォーキング」のお話と、福島県立医科大学さんによるアンケート結果報告です。
IMG_2411.JPG


健康相談でじっくりお話をしていたので、それぞれの内容を聞く余裕が取れず。
そういうときこそ、一人で仕事をしてくいるわけじゃないんだと思い出さなきゃですね。

===
1/20(日)健康チェック@ヨークベニマルエブリア店(福島県いわき市)

今回は、骨密度測定、血管年齢チェック、自律神経チェックです。
リーダーの石井さんに変わって、(あ)が最終的な結果説明を担当しました。

今回のミニチャレンジとして、相手がどんな話を望んでいるのかを考えてお話するよう、
あらためて向き合ってみたのです。
自分のことは一旦外の括弧に入れて、とにかく何を一番聞きたいのか。
結果の解釈なのか、生活上のポイントなのか、全然別の悩みなのか。

あっという間に時間が過ぎて、疲労感は後からやってくるという、充実した時間でした。
お話したみなさんがどう経験したかはわかりませんが、一皮剥けた気がしています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!