みなさんこんばんわ、きぼうときずな活動報告の(あ)です。
今週から、睡眠計を活用した保健指導、の開始です。
一体何をするのかと言いますと、
1)住民に、マットレス式測定器を貸し出す
2)同時に睡眠&生活チェックシートで聞き取り
3)測定データの分析
4)チェックシート+測定データを基に、より良い睡眠のための保健指導を実施
という感じです。
睡眠計によるデータを基にすることで、個別性も高めて保健指導ができると、
行動変容もしやすくなるのでは、と考えています。
今週は1)の貸し出しのため、いわき市内を行ったり来たり。
おかげさまで、焼き魚定食(鯛)を750円で食べることができました。

なぜ睡眠に着目しているのかと言いますと、
・睡眠は脳と身体をリフレッシュさせる効果がある
・睡眠不足は、メタボ、抑うつ、認知症と関連が示唆されている
・環境整備、認知行動療法のような非薬物アプローチが注目されている
(→適切な服薬管理ができていないと、生活に悪影響)
・避難に伴うストレスフルな生活で睡眠が脅かされている
という背景があるからです。
また、高齢者への睡眠教育(15~30分程度の昼寝と、夕方の筋力アップ体操(夕方の眠気対策)
)により
健康指標が改善、医療費削減に効果あり、という研究*があります。
*ちょっと古いですが、
認知・行動的介入による高齢者の睡眠健康改善(生理心理学と精神生理学 25(1):61-71,2007)
を参照しました。
被災された方々に安心を届けながら、過去の知見を活かて新たな研究テーマを見つける。
社会におけるR&DとしてのNPO活動、ちょっとずつ見えてきた気がします。
===
そしてプライベートでは、月曜日に健康診断の再検査の経過観察。
採血だけだったのですが、せっかくなので据え置かれていた血管年齢チェックをしてみました。

偏差値44ということで、血管もろくなっているヤバイ!と感じましたが、
小さい=血管年齢が若いということだったので、ホッと胸を撫でおろしました。
にしても、1時間待っている間に受けている人は誰もいず。。。
呼び込まないと、健康チェックを受けないんだなと改めて感じました。