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参議院選挙の結果についてー日本共産党宮城県委員会が声明 [2013年07月22日(Mon)]

●「新みやぎ」号外のオモテ面。こちらからダウンロードできます⇒
130722.doc

●「新みやぎ」号外のウラ面。こちらからダウンロードできます⇒130722.xlsx


一、七月二十一日に投開票された第二十三回参議院選挙において、日本共産党は前回(二〇一〇年)より得票・率を大きく伸ばして、改選数の三議席を上回る八議席を獲得。非改選の三議席と合わせて十一議席となり、参議院での議案提案権、党首討論の権利を獲得しました。日本共産党と候補者に支持をお寄せいただいたみなさん、党の前進のために連日奮闘された後援会員、党員のみなさんに心から御礼を申し上げます。
 日本共産党は、比例代表選挙において全国で五百十五万四千五十五票(得票率九・七%)を得て、紙智子参院議員をはじめ目標にしていた五議席を獲得しました。選挙区でも、十二年ぶりに議席を獲得し、吉良よし子(東京都)、辰巳孝太郎(大阪府)、倉林明子(京都府)の三氏が当選を果たしました。
 宮城県内で日本共産党は、比例代表選挙で七万九千七百八十七票(得票率八・五三%)を獲得し、前回から得票で三万六百九票、得票率で三・五四%の前進になりました。
 宮城選挙区でも、いわぶち彩子候補は、議席獲得はなりませんでしたが、若い世代をはじめとして共感を広げて七万六千五百十五票(得票率八・一一%)を獲得し、前回より得票を三万千五百四十二票、得票率でも三・五六%の前進をかちとることができました。当選は、自民党とみんなの党の候補者でした。
 選挙結果の全体は、自民党と公明党が七十六議席を獲得し、非改選と合わせて百三十五議席となり参議院の過半数を占めました。民主党は、改選数四十四人から十七議席に激減し、宮城でも現職を失いました。 

二、日本共産党の県内の比例代表の得票・得票率は、すべての行政区で前回参議院選を上回るものでした。また、昨年十二月の衆議院比例代表選挙との比較でも、得票で一万六千百七十八票、得票率で二・三一%前進し、一町を除くすべての行政区で得票・得票率とも上回りました(一町は得票が同数)。
 県内で自民党と公明党は前回より得票・率とも伸ばしました。民主党は比例代表で二十万票近くを減らしました。みんなの党は、県内の比例代表選で前回より得票・率を微減させました。総選挙で躍進した維新の会は、県内で得票率十一%にとどまりました。社民党は、県内で得票・率とも後退させました。生活の党、みどりの風は、県内でも伸び悩みました。

三、今回の参議院選挙で日本共産党は、自公連立の安倍政権と正面から対決する党であること、どんな問題にも抜本的な打開策をもっていることを示してたたかいました。被災者が主人公の復興への転換、国民の所得を増やして景気回復をはかる道、「ただちに原発ゼロ」が一番現実的であること、憲法改悪を許さず憲法を守り生かす平和な日本をつくること、TPP参加をストップしてアメリカいいなり政治をただすという訴えに、これまでより大きな共感と支持が広がりました。
今回の選挙の争点は、どれも日本の進路を分ける重要問題です。国会で得た新しい力を生かして、公約の実現のために全力をあげます。
 そして、みなさんのご期待にもっとこたえられるように、強く大きな党をつくり、次の国政選挙ではさらに大きな躍進をめざす決意です。
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