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オンラインにて弥富市立矢富中学校/尾道市立高西中学校/福岡市立席田中学校への講演を行いました [2022年09月16日(Fri)]
株式会社キャリアリンクが主催するオンラインキャリア教育プログラム「キャリアチャレンジデイ On-line-Meets」に
参加して、上記三校の二年生に対し講演を実施しました。
同イベントは掲題の三中学校をオンラインで結び、4つの企業団体が講師として講演ブースを設け、3校の生徒達がそれぞれ希望する講演を2回聴講するという形で実施されました。今回参加した企業は金融/鉄道&不動産/マーケティングそして当協会という様々な業種が選ばれました。
同イベントでは、主催者側より提示された講演テーマに沿った内容が求められますが、一般的な企業と当協会は成り立ちや仕組みが異なる為、先方の想定とは合致しない部分は有りますが、出来るだけテーマに沿うように、従来とは変更したものとし、且つ、20分と非常に短い手持ち時間の為、限定した内容としました。 常務理事 長田
2022年「船長実務勉強会」             [2022年09月02日(Fri)]
講演日時:2022年9月2日(金)15:00〜17:00
講 演 者:真山 全 (大阪学院大學 国際学部 教授)
講演内容:露のウクライナ侵攻と海洋法・海戦法規・海上中立法規−海上通商妨害はどう規律されるか−

==<講演内容>===================
ロシア軍によるウクライナ侵攻に対して、武力行使・武力紛争に関する国際法からみた場合の論点を整理して、ロシア軍による武力行使の評価-戦争の正当な原因の追究の問題、敵対行為等の評価-武力紛争法(国際人道法))の問題、第三国の対応における中立法の問題、違法な武力行使の法的帰結、ロシアとウクライナが交渉して合意した場合の効力、国際的な裁判機関による紛争処理及び個人の刑事責任の追及を解説した上で、黒海やトルコの海峡における海戦及び海上通商妨害についての説明がされた。
この中で武力紛争非当事国(ここではトルコ)における海洋法の領海やEEZの境界、海峡の通行制限措置(モントルー条約)、海戦における対艦船攻撃、紛争当事国商船の乗組員の地位、紛争当事国の商船に対する捕獲と封鎖等説明があり、日本が同様の立場になった場合の海上において適用される条約や規則を分かりやすく解説されて講演である。
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<講演風景>
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