株式会社トップが改良版インスリンポンプ「TOP-8200R」を6/5新発売! [2017年06月18日(Sun)]
出張等が続いて中断してしまっていました第60回日本糖尿病学会での製品レポート第3弾は、国産のインスリンポンプに関する情報です! 先日の6月5日(月)、国産のインスリンポンプを販売されている株式会社トップから、従来のシリンジポンプ(インスリンポンプ)TOP-8200 を改良した、TOP-8200R が発売されましたので、仕様変更や特徴を簡単に紹介します。 @ 外装カラーの変更 上の青い機器が、新製品の TOP-8200R で、下が旧製品の TOP-8200。 深みのある青色で、以前のものより高級感が出たかなと個人的には思いました。 A キーロック解除しなくてもノーマルボーラス画面に切り替え可能 以前は、インスリン注入時にはキーロック解除が必要でしたが、解除しなくても入力画面に切替可能になったことで、一手間省けるようになります。 日に何度も行う動作だからこそ、この一手間が減るのは歓迎されるのではないでしょうか? B 残存インスリン計算機能が追加 上記と同じくメドトロニック社製のものでは既に実装済みの機能ですが、この機能が追加されたことはトップ社製のユーザーには朗報でしょう。 C ルートの向きが変えられる メドトロニック社製のものにはない最大の特徴が、インスリンポンプ本体と留置針をつなぐ管(ルート)の向きを、留置針を刺した後も変えられることです。 これにより、その日に着る服の形状などを考えて留置針を刺す必要がなくなります。 輸液ポンプなどを取り扱うトップ社ならではの配慮だなと感じました! まだまだメドトロニック社製のインスリンポンプに比べて利用者数も少ないとは聞いていますが、利用者の声もぜひ取材してみたいなと思いました。 取材に協力して大丈夫という方が入れば、ぜひお知らせ下さい! (大村詠一) |