「被災地の中での石巻」は、人口・産業・被害が、一番大きい地域であります。
路から瓦礫がのぞかれ、通常営業を始めている店舗も多々・・・。
一見すると、だいぶ元に戻ってきたなぁーと感じてしまいます。
コンビニやお弁当屋さん、飲食店に、パチンコ屋さん、ホームセンターなど
しかし、それらはフランチャイズだったりで、親元がしっかりしている所ばかり。
例えば某大手携帯会社は、被災を受けた店舗が新たに店を立ち上げるに際して、
1億円を無利子で貸し付けるなど、再生への支援の規模が大きいです。
しかし、地場産業になればなるほど難しく
最近ニュースでよく聞く、二重債務などの話もたくさんあるんだとか。
ばんばっぺ石巻の方々のお話など、
現地の声を伺うとはっとさせられることが沢山あります。
特に水産加工業の被害は甚大で、
立ち上がっているのは未だに10%ないんだそうです。
復興特需で何かしらの仕事は受ける事ができている中
「本業をいかに再生させるか」これが本当の問題で
「復興」を考える上でとても大切なことだそうです。
石巻市街 8月8日撮影


瓦礫の山から綺麗になり、営業をはじめているからといってまだまだ。
石巻で育ち、事業を営んでおられた方々のお声から
「復興」その意味を、改めて考えさせられました。