5月12日のブログでもご紹介させて頂いた、滋賀大学の夏季集中講座
「被災地応援プロジェクト」へ協力してきました


この集中講座は、企業の本業×被災地支援をテーマとしており、
私たちの前には、企業として3.11に関わっている2社が講義をしている。
マイクロ・ファイナンスで被災企業の再建に取り組む、でミュージック・セキュリティーズと
塩害農地の再生に取り組む、株式会社MY FARMのお話は、被災地の様々な課題を改めて痛感する内容であり
企業の力強さを感じるものであったとの事。
私たちは、そこにプラスして「関西にいても」「学生だから」出来ることを伝えたい。
実際に企業と一緒になって実際に活動している学生とともに伺った。
元気だ状プロジェクト
大阪大学4回生 鍛冶屋くん
立命館大学3回生 服部くん
ミンナDEカオウヤプロジェクト
花園大学3回生 東本くん
そして私、同志社大学5回生の岡あゆみ、以上4名が同じ学生の視点で
各プロジェクトの活動内容、今後の展望、滋賀大学と共に出来ることを提案。
まずは導入として、NPO法人日本アントレプレナーシップアカデミー理事長の山中さんのお話から
学生が企業とともに挑戦する意義・可能性についてのお話から始まり、
その後、被災地に向けて活動する各プロジェクトの説明に入った。
学生に対し、同じ学生が授業をする。
これ自体なかなかない機会。

ミンナDEカオウヤプロジェクトについて説明する東本くん

なぜ活動に携わろうと思ったのか、3.11後の自身の心の動きを話す服部くん
同じ関西にいても、ほとんどの人が元気だ状やミンナDEカオウヤの動きを知らず、衝撃は大きかったよう。
ある滋賀大学の学生からは...
「元気だ状に衝撃を受けた。年賀状は出しにくいだろうから、それに代わるものを立ち上げよう。
そんな小さな事も復興に繋がるとは考えもしなかった。被災を受けた場所・人に対してばかりに目がいっていた。」
との感想を得た。
新たな復興に関わる視点を持つことにも繋がったようだ。

元気だ状プロジェクトの立ち上げの経緯を話す鍛冶屋くん
滋賀大学からは、この日、10名の学生が参加。
講義開講前のアンケートでは、
「何かしたいけど、何をしたらいいのか分からない」
「被災地にボランティアに行きたかったけど、時間やお金の関係で行けなかった」
「関西からでも出来ることを考えたい」
など、1歩踏み出せずにいる様子が伺えていた。
しかし講義の後半、この日の授業を受けて自分が感じたこと、思ったことなどを
一人一人紙に書いたところ・・・
「 行動 」「 発進 」など、ここから次へ動き出そうという言葉がたくさん!

「何かしたい」
そう想っている滋賀大学の学生に動き出すきっかけを
与えるものになっていれば幸いだ。
岡あゆみ