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2011年10月12日

山元町の星さん


仙台の旅行会社 旅日記にお勤めの星さんは

3.11を受けて、地元の人を外に案内する事業から、
外の人を宮城に呼び込む事業に転換しなければならない


と、関西の経済団体、企業に被災地をアテンドする役割を担っている。


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星さんとの出会いは6月。
宮城最県南 山元町沿岸部のアテンドをして頂いた際に、

 1人でも多くの人に、被災地を見に来てほしい
 自分の身を守るのは自分しかいない。
 どうやったら生き延びられるのか、実際の現場を見て、考えてほしい

そう考え、震災と向き合い動いておられた。

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また関西では、盛和塾さんやEO-JAPANさん
東北事業者と強い繋がりを持つことから震災復興を考え
継続的に被災地へ人を送り込む仕掛けとして、
震災復興創造ツアーを考えているとの声があったことから
繋がり、星さんが現地アテンダ―として協力し、

さらには関西企業から社員を受け入れ、
ボランティア活動や被災状況のリサーチの場を提供している。

宮城県 亘理郡(わたりぐん)山元町復興特設ページ




既に大阪盛和塾さんと2度の石巻震災復興創造ツアーが行われ
ビジネスマッチングが起こりはじめている。

大阪の潟Iルウィンさんはこのツアーで
石巻復興支援ネットワークと出会い
オリジナルキャラクターである、やっぺすちゃんを用いた
防災グッズを入れる、リュックサックの話を進めている。
これが本格的に動き出すと、石巻の女性たちに
新たなシゴトを生み、収入を得ることに繋がっていく。

なまずんHP
なまずんのブログ




星さんにとって、新たなシゴトであると共に、
関西企業と東北事業者が出会い東北の経済復興への場創りが行われている。

2011年06月23日

旅日記 星さん

6月3日に山元町をアテンドして頂いた星さん。
今野印刷さんとの会談後、徳丸さんをお連れしてお伺いしました。

これまで、地元の旅行会社は
宮城県内の人を県外に旅行にお連れすることを主な業務としてきたが
震災で旅行どころではなくなった人が多く従来通りで維持する事は難しいんだとか。
現に震災後、宮城県下の旅行会社は10件ほど潰れた、と伺った。

星さんは今後は外からの人を受け入れ、
宮城県内を案内する旅行会社として機能していきたいとのこと。

今後はツアーを行う上で
道の駅など地元の商業施設のフォローや
ツアーに語り部さん組み込むことで
現地の雇用に繋げていきたいとも考えていらっしゃった四つ葉



また星さんが、被災地外からの人を受け入れツアーで動かれている事から
ゆりあげ地区の区長さんから是非、うちにも来てほしいとのお声をかけて頂いているそうだ。
こんな時に、ツアーなんてと批判の言葉は多々聞くが
地元の人は少しでもお金を落としに来てほしいと思っていらっしゃるのも確か。


私たちも、関西から経営者などや是非ボランティアで
被災地へ行きたいと手を挙げて頂いた方を
星さんと繋げることで、被災地にお金を落とす事、さらに会社の維持のお手伝いをしていこう力こぶぴかぴか(新しい)

先日も東京の盛和塾の方をアテンドして頂き、
次回は16〜18日にも関西からボランティアを受け入れて頂いている。
今後もどんどん関西から被災地へ人を送り込みたい!



一生にあるかないかの大震災。
批判はたくさんあるけれど、絶対に見ておいた方がいい、と私は思う。
実際に現地に行って、自分の目で見て、感じて、考えて、
そして次の行動が見えてくるのだと思う。


山中さんも被災地に来る度によく口にしている
「答えは全て現場にあるね太陽と、いう言葉。
まさにそうだと日々実感。
関西にいて仮説を立てていても、被災地に来て、実際に企業回りをして
人にあって、話を聞いて、見えてくる事が毎回ある。

そして、活動の方向性をその度に微調整。
現場を見ずして思い描く構想は、卓上の空論になってしまう。

だからどんなに非効率でも、足繁く通っていこうマラソン!!


                  岡あゆみ




***お知らせ*****

7月11日星さんが京都大学で講演をされる。
被災地で暮らしている方の、本当の声。想い。
お時間がある人は、是非、行ってみてください花

詳しくはこちら
http://moyainet.com/news/news05.html