今日は、以前サンブリッジさんで行われた異業種交流会で
お話をさせて頂いたFVCの牧野さんとJAEにて会談。
FVCさんは京都に本社を置くベンチャーキャピタル屋さんであり、
地方での事業展開を積極的に行っている企業さんである。
東北では岩手・青森・山形にも事務所をかまえており
今回の震災で協働していくことをお話しさせて頂いた。
地方にある豊かな成長性を秘めた企業を発掘し、
積極的に資金提供をおこなってきたFVCさん。
私たち関西企業連携復興支援プロジェクトが支援対象とする
「規模は小さくとも、地元から立ち上がって頑張ろうとしている」
そして、「地域へ貢献しようと頑張る企業」というところに
想いを重ねて、協働させて頂けそうだ。
金融業・投資業は法律などがややこしい。
専門性をもった企業さんに参画していただけるほど心強い事はない。
被災をし事業を立て直す、設備自体を立て直す、
どれをとっても資本投入は欠かせない。
先日、宮城でいろいろな方からお話を聞かせて頂いた際も
「まず資金面での支援」という声を良く聞いた。
イチゴ農家でビニールハウスの再建費や工場の修繕費など。
でも牧野さんがこんなことも仰っていた。
「みんなお金があれば何でもできる。まずお金と考えがちだが、お金だけじゃ解決できない問題もある。お金だけあっても、企業は成長しない。コミュニティーや協力者、見守る人が必ず必要。」
ここはFVCさんだけじゃあ、カバーしていけない部分なのだそうだ。
現地で長く滞在して企業との関係を結んでくれる存在が必要だと。
ここを私たちがコーディネーターとしての役割を生かすところでもある。
それぞれが出来ることを持ち寄って、1つのプロジェクトを形作っている。
今まで関係をもつことがなかった企業が、震災を契機に関西内でも繋がっていく。
このプロジェクトって関西×東北だけじゃなく、関西×関西でもあることに改めて気付いた。
関西×関西によって生まれる大きなパワーが
東北復興へと繋がりますように !!
岡あゆみ
2011年06月07日
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック