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2011年05月31日

「つなプロ」のその後A

ここは「つなプロ」のその後ということで、書かせて頂いてますが
決して「つなプロ」は主軸の活動が終わったのではなく
避難所へのアプローチを継続的に行いながら
それぞれが専門性のある分野へも活動の幅を広げているのです。
つまり「つなプロ」内、さらに言えばややこしくなりますが
「やっぺす石巻」という団体とも連携して、
いろいろな活動が枝状に結び付いていると言ったところです。




―――――――

続きまして登場いたしますのは、つなプロ1期で
「やっぱりイナバ100人付き合っても大丈夫」のキャッチフレーズを頂いた稲葉さん。


教育を軸に東京で「カタリバ」を創業されたお方。
アプローチ対象は、次の大人である中高生の普通の子。
そしてここ「完成出来てないオトナコドモ」に大学生を絡めることで
双方に気づきや学びを作っている。

潜在的に何か種をもっているけど、
自分ではその種をなかなか咲かせる事が出来ない。
やらないで、自分には出来ないって思っちゃってる子に
アプローチをして、「きっかけ」を提供している。


震災後は石巻の寺子屋なるものを中心に以下、3点をおこなっている。

・居場所づくり
・学習サポート
・ユースプロジェクト



「震災はもともとあった潜在的な問題解決のいい契機」

に、曲がりなりにもなったんではないかと稲葉さん。
震災後は何をやっても、「ありがとう」と言われる。感謝される。
これが子ども達には、何よりの糧となる。


そして現在、子どもたちが頑張っている
大人の写真にとって個展を開くことを画策中。
CANNONに協賛を取りに行ってる最中だとか(^^)


せんだい・みやぎNPOセンターの
紅邑さんもおっしゃってたという

「子どもの頑張り→対価。これが出来ればイノベーションだよね」


確かに、子どもの時って何か頑張って
褒められたり、何か次に繋がるものがあると、すっっごく嬉しかったっけ。
そしてワクワクして、もっと頑張ろうって思って、
その物事を自然と好きになったり得意になったり。

子どもの未来への種まき。
これほど未知数で可能性は無限大な投資はない。

石巻の子どもたち!ミサンガをありがとう。
今も私の左手にはついています。
目標の1万本=1万人のボランティアに届きますように(v_v)♪

http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY201104200101.html




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その他も「つなプロ」は面白い事がたくさん!

*あんどぅーさんは漁協の会議に出席するらしい

*南三陸で大変お世話になった「及川さん(いっぱいいますが、あの及川さん!)」が
海洋博物館を復活させて、ニッチの集客を志津川荘で!と考えておられすらしい

*友廣さんのゲリラ隊「トモノテ」は、
石巻の地元では有名な缶詰屋さんで缶詰拾いをしていると。
メディアにもよく出ているけど、42万個とも言われる缶詰が埋もれている工場内。
もともと缶詰は保存食だから、外が泥だらけでも食べれるから
それを発掘して、綺麗にして、安く販売している。
そして缶詰の中身は絶品!!らしい
みなさんもお手元に届く事があれば、是非!ご賞味ください。


http://tomonote.org/





そんな感じで、「つなプロ」のその後のお話は一端終わり。

この中にも震災後の「今」と「今後」を考える上でのヒントが沢山あります。
地元の人の雇用に繋がるために、どんなお手伝いが出来るかな。

ない頭をフル稼働だ!!!!



                                  岡あゆみ
posted by Ayumi at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | @宮城
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