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2011年07月14日

志賀米店


素材広場さんにご同行させて頂き、
猪苗代湖の東側に位置する志賀米店さんにお伺いさせて頂きました。

全職が旅行会社という志賀さんは、
全国いろんな所に赴いた経験からその地のお土産品にも詳しい。

だが、いろんなお土産品はあれど包装紙が違うだけで中身は同じ商品だったり
販売者は明記してあるが、生産者の明記なしという商品はおおい。
ここに昔から疑問を抱いていらっしゃった志賀さんは、
生産者を明記し、さらに原材料にもこだわり、カタカナ文字の素材は使わない方針
会津には会津のものを使った商品をということにこだわって商品作りをしていらっしゃいます。

そして素材広場さんと協力して会津の宿に卸して、観光で会津に来て頂いた人に、
会津さんの確かな商品を食べて頂こう、買って帰って頂こうという、考えです。




本当にシンプルな原材料である事がわかります。





でも地産地消にこだわっておられる志賀さんも、
原発事故により様々な不安を抱えていらっしゃいました。

「地産」これがどこまで安全なのかは、誰にもわからない。
観光客が入ってこないし、職がなければ福島県民は
どんどん外へ出ていってしまうため、「地消」も限界がある。

地産地消をこのまま推し進めていいものか。
内陸の為、直接の被災はなかったものの、
これから二次・三次被害とどんどん広がっていくのではと、不安をお話ししてくれました。






一つひとつ手作業で作られた商品。
規模はちいさいけど、その土地のものの味をいかした商品。
守っていきたい。関西から何が出来るだろう。
買い支えっていう部分から始めたいな。
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posted by Ayumi at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | @福島
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