旅日記の星さんとはじめてのお会いした。
山元町在住で、良く笑う、柔らかい雰囲気の方だった。
ここ山元町も 3.11.で壊滅的な被害を受けた。
人口1万6千人のうち、1000人がなくなり、
農業漁業は95パーセントが被害を受け、再開には至っていない。
だがメディアにはほとんど取り上げられない。
県北やゆりあげなどがよく取り上げられ、
ここ山元町は福島に隣接していることから、放射能汚染という視点に流れてしまう。
そのためボランティアはほとんど入ってこないそうだ。
自衛隊も1部隊を残し帰っていき、あとはボランティアでって・・・
少し車で回らせて頂いたが、国の力はまだまだ必要だと感じだ。

6月3日撮影

6月3日撮影 坂元駅あと
星さんは旅行業という事もあって、人を山元町によびこみたい!と、考えている。
ボランティアの呼び込みもそうだけど、防災に対する啓発活動として
ツアーを企画していきたいのだそうだ。
亡くなった方1000人の方は、高齢の男性の方が多く、
安易に「津波なんて来ない」と、たかをくくり逃げなかった人が津波にのまれたのだそうだ。
「自分の身を守るのは自分しかいない。
どうやったら生き延びられるのかを、実際の現場を見て、考えてほしい」
地元の人が震災に負けじと立ち上がろうとしている。
そして、自分にできる事を考えて動こうとしている。
これまで、南三陸・仙台を中心にみてきた私たちだったが、
これからは星さんとも協働して山元町の復興も一緒に考えていきたい。

岡あゆみ
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コメントありがとうございます。
私どもの活動も、様々な経済的ニーズに対応できるように関西圏を中心として情報の収集発信をしております。
中澤さんはどちらの方で活動されているんですか?
これも渡邊さんという女性の実行力のおかげです。
私も山元町の孤児ないし、経済的に困窮している子供たちへの支援をする予定ですが、夏休み中は時間が取れるので、山元町へ行くつもりです。