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東北地方太平洋沖震災をうけて [2011年03月16日(Wed)]

【東北地方太平洋沖震災をうけて】

 3/11の地震発生から現在にいたるまで、いまだ時々刻々と状況が移り変わり、徐々に明らかになる未曾有の事態に、職員一同強い衝撃を受けています。今回の震災で亡くなられた方々に、哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。

 当法人の関係者及び関係団体も被災地で活動をしている方々・団体は多く、現地から、逼迫した状況の様子や支援を求める声が私たちの元にも入りつつあります。被害の詳細は未だ正確には掴めませんが、被災地の復興のために我々ができることを最大限実行していく所存であり、以下にその復興応援の方針を取りまとめました。


 復興にあたって、被災地への具体的な支援は必要不可欠です。ただ、私たちは災害復興支援のための具体的なノウハウを持っているわけではありません。そういった活動については、阪神大震災を経験した他の関西圏のNPOと手を組み、後述するような形で実施していきます。


 私たちが今、心から感じているのは、「今このときだからこそ、困難な時期を乗り越え、より素晴らしい未来を築いてゆく若者を育てなければならない。」という、使命感です。

 被害の大きかった被災地はもちろんですが、全国でも新聞やテレビの報道等を見て様々なことを感じている青少年が多く存在していると考えられます。
 今回、数多くの学生が、自分たちに出来る事はないか、と、即座に動き出しました。今の若者がこれほど主体性と貢献心にあふれているということを、本当に誇りに思い、感動しています。

 しかし、気持ちだけでは、本当の貢献を果たす事は非常に難しいという、厳しい現実もあります。私たちは、阪神大震災や上越地震の時の経験などから、そういった苦い教訓を得てきました。そのため、中にはかなり厳しい口調で(しかし愛をもって)彼らを叱咤する方もおられます。

 まず、歯をくいしばり、経験を積み、力をつけること。

 学生の方々が、そういった意識をもって、自分たちの志を忘れず、学び、成長していく事を切に願います。私たちは、その支援のために全力を尽くします。
 次代を担うのは、素晴らしい主体性と志を見せてくれている、あなたたちの世代なのです。私たちは、未来がより素晴らしいものとなる事を確信しています。



 今、こんな時だからこそ、大人が背中を見せて行動することが必要です。今だからこその教育・人材育成なのです。次代を担うのは、今、未曾有の国難の中で育つ青少年です。10年後、20年後、震災のみならず、これからの未来に今以上の困難な状況が訪れるかもしれません。私たちはそのときに、そういった困難な状況を防ぎ突破する人材を、一人でも多く輩出していくことを、ここにあらためて誓います。



 なおJAEでは、一日も早い復興のため、私達に出来る事を最大限実行すべく動き出しています。個々の団体でできることに限りがあるため、3月13日には関西で活動するいくつかのNPOと今回の震災に対する復興支援のための具体的プランについて検討しました。
 そこで、関西のNPO有志とともに、協調して復興のために取り組むべく、「NPOの専門性を活かした東北地方太平洋沖地震復興応援ネットワーク関西(スペシャルサポートネット関西)」という組織を立ち上げ活動を行っていきます。詳細はリンク先URLをご覧下さい。
http://www.hnpo.comsapo.net/portal/ssnk/portal.index




 JAEでは以上のように、今こそ、私たちの使命に立ち返り、教育・人材育成に、さらに全力で取り組んでゆく所存です。企業の方、学校関係者の方をはじめとする皆様、青少年の育成のために、未来のために、今後とも、より一層、力を合わせて取り組んでいければ幸いです。



2011年3月16日 NPO法人JAE スタッフ一同
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