熊本のNPOへ
[2016年04月25日(Mon)]
「熊本で活動されるNPOへすぐに使える活動支援金を送りたい。」
「熊本のこども・女性のために女性だからできる支援をしたい。」
東日本大震災の時は、全国の支援者のネットワークをつくることに疲れました。
会議、会議で、どうしようもなくストレスがたまりました。
NPOのよさが発揮できる動きをします。
2016年5月14日の夜以降、熊本県で起きた地震は800回を超えました。熊本では、しばしば起きる大きな地震の中で、不安を抱えたままの状態が続いています。
そのような中、NPOは活動を始めています。
私は、そのNPOを独断と偏見で直接支援したい。
偏っているといわれもいい。
独走だといわれもいい。
独自の動きに共感する人で動けばよいのではないか。
私は、2012年から、熊本県内のNPOの基盤強化をどうするのか個別コンサルティングをさせて頂きました。
すべて知っているというわけではありませんが、熊本をまったくしらないわけでもありません。
コンサルティングは表面的な課題解決の相談をさせていただくのではなく、ビジョンを明確にし、目標達成のために有効な事業を考え、強みや弱みを分析し、ファンドレイジングを寄付だけに矮小化しないで、具体的な戦略をたてていくものです。その志向の過程で、現実は課題が多い状態でも、自らの魂に気づき、希望をもって前に進むことができるようになられます。またNPOのみなさんの「困った」をほってはおけない、他者への思いやりや愛情を強く感じました。恵まれない環境の中、困難が多い中、希望をもち、地域課題解決のために、NPOの活動を前向きにはじめられたみなさんです。心の中にある辛さ、悲しさ、重さが湧き出て、時には涙される方も多くみえました。
地震発生
私はそんなNPOのみなさんが心配でいてもたってもいられませんでした。
心配でなりませんでした。
NPOのリーダーは気丈夫にみせていますが、とてもやさしく、繊細です。
お元気かどうかをfacebookなどで連絡をとりあい
「大丈夫です」という連絡にひとまずほっとしました。
時間がたつにつれ、状況の深刻さに互いに気づきました。
ところが被災地のNPOの方は
余震の恐怖と戦いながらも、おそらくご自身も気づかずできることを始められました。
家で崩れおちた荷物の中にbabyふとんがあった。赤ちゃんがみえる人はさぞかし困っているでしょう。避難所へ届けよう。行政の感覚ならば、ひとつばかりでは、不公平だから、やめようという発想になりますが、NPOは届けます。
このような緊急時は性犯罪が発生する。なんとかしないと。
女性の衛生面は大丈夫だろうか。いのちが大事であり、口にだせなくて我慢しているのではないか。でもどうにかすると子どもがうめなくなるかもしれない。
わが子の様子をみれば、こどもはさぞかし不安であろう。だからこそ、わが子だけでなくこどもの心のケアをどうすればよいのか考えたり。
ほかにも、まずは自分ができることとして、個人のスペースを開放したり、ボランティアをしたり
日常的にNPOの活動をしているすみやかに「動く」経験は、このような災害時には底力となります。
その経験と同時に、NPOのリーダーには「困った」をほっておけない。
人のために自分の意志ですぐに動く魂があります。これがほんとうのマンパワーの「源」です。
よく、熊本はNPOが育っていないとの声も聴きます。
「違うぞー」といいたい。
自らも被災し、家も片付いていない、睡眠をとれていない女性リーダー3人に声をかけました。
緊急時に見落とされるこどもと女性への支援を行いませんか。年齢の低い子どもたちは、不安なこと、困っていることをうまく言葉で伝えることができません。女性も困っていることを口にだして伝えることができません。避難生活や被災した自宅の片付けなど、頑張る周りの人をみて、我慢して気持ちを出さない被災地のこどもや女性の声を聴き、重大な問題にならないように支援しませんか。そして日常の安心を取り戻すことができるようになるまで、継続的に活動を行いサポートしていきませんか。
女性の目線で、こども・女性を支援しましょう。私も応援します。
「やります」との即答
熊本から離れている私の目に涙がうるみます。余震続く中で親の介護があり、こどもがいて、ほんとうはそのような状況ではないこと、私にもわかり、それがわかっていて声をかけています。
でも彼女たちを信じ、私も一緒に歩む覚悟です。
救援から復興にかけて、日常を取り戻すための課題を解決することは大きな問題ですが、大きな問題だからこそ、全国のみなさまとつながっている心強さを糧に、自らこの大きな問題に取り組んでいきたいと思います。
こどもと女性のケアは見過ごされる可能性の高いことをより多くの人たちが共有し適切な活動を行うことが復興の促進にもつながります。
私たち、NPOに関わってきた者として、できることを行うのではなく、やりたいことを行います。
私たちは被災者のみなさまとともに、余震の恐怖、先の不安を抱えながらも、「誰かのためにできることがある、できたことがある」というささやかな喜びを共有していきます。そして、NPOへの期待に応えるためにも、今こそ、自らのこの使命に気づき、この使命を貫く覚悟です。
みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
熊本こども・女性被災者支援ネット
設立メンバー
清水菜保子(一般社団法人ゆずり葉代表理事)
園田 敬子(特定非営利活動法人環境ネットワーク熊本事務局長)
藤井宥貴子(熊本市男女共同参画センター館長、株式会社ミューズプラン
ニング代表取締役)
藤岡喜美子(公益社団法人日本サードセクター経営者協会執行理事、特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター)
そして、私は、2つの組織の事務所がある愛知と大田区で被災地支援のためのネットワークをつくりました。
熊本こども・女性支援ネットあいち
(事務局特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター)
おおた被災地NPO支援ネットワーク
これから、地域と地域を顔のみえる関係でつないでいきます。
寄付金は下記へお願いします。
市民フォーラムの送金いただくと
書類が面倒でどうしようと悩みつつ仮認定中ですので寄付は税額控除になります。
振込先
三菱東京UFJ銀行 上飯田支店
普通 0079500
特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター
市民フォーラムは仮認定中です。寄付金は税額控除対象となります。
領収書が必要なかたはメールにて事務局にご連絡ください。
〒462-0819
愛知県名古屋市北区平安1丁目9番22号
TEL052-919-0200
FAX052-919-0220
kumamoto-support●sf21npo.gr.jp
●を@に変えてください。
「熊本のこども・女性のために女性だからできる支援をしたい。」
東日本大震災の時は、全国の支援者のネットワークをつくることに疲れました。
会議、会議で、どうしようもなくストレスがたまりました。
NPOのよさが発揮できる動きをします。
2016年5月14日の夜以降、熊本県で起きた地震は800回を超えました。熊本では、しばしば起きる大きな地震の中で、不安を抱えたままの状態が続いています。
そのような中、NPOは活動を始めています。
私は、そのNPOを独断と偏見で直接支援したい。
偏っているといわれもいい。
独走だといわれもいい。
独自の動きに共感する人で動けばよいのではないか。
私は、2012年から、熊本県内のNPOの基盤強化をどうするのか個別コンサルティングをさせて頂きました。
すべて知っているというわけではありませんが、熊本をまったくしらないわけでもありません。
コンサルティングは表面的な課題解決の相談をさせていただくのではなく、ビジョンを明確にし、目標達成のために有効な事業を考え、強みや弱みを分析し、ファンドレイジングを寄付だけに矮小化しないで、具体的な戦略をたてていくものです。その志向の過程で、現実は課題が多い状態でも、自らの魂に気づき、希望をもって前に進むことができるようになられます。またNPOのみなさんの「困った」をほってはおけない、他者への思いやりや愛情を強く感じました。恵まれない環境の中、困難が多い中、希望をもち、地域課題解決のために、NPOの活動を前向きにはじめられたみなさんです。心の中にある辛さ、悲しさ、重さが湧き出て、時には涙される方も多くみえました。
地震発生
私はそんなNPOのみなさんが心配でいてもたってもいられませんでした。
心配でなりませんでした。
NPOのリーダーは気丈夫にみせていますが、とてもやさしく、繊細です。
お元気かどうかをfacebookなどで連絡をとりあい
「大丈夫です」という連絡にひとまずほっとしました。
時間がたつにつれ、状況の深刻さに互いに気づきました。
ところが被災地のNPOの方は
余震の恐怖と戦いながらも、おそらくご自身も気づかずできることを始められました。
家で崩れおちた荷物の中にbabyふとんがあった。赤ちゃんがみえる人はさぞかし困っているでしょう。避難所へ届けよう。行政の感覚ならば、ひとつばかりでは、不公平だから、やめようという発想になりますが、NPOは届けます。
このような緊急時は性犯罪が発生する。なんとかしないと。
女性の衛生面は大丈夫だろうか。いのちが大事であり、口にだせなくて我慢しているのではないか。でもどうにかすると子どもがうめなくなるかもしれない。
わが子の様子をみれば、こどもはさぞかし不安であろう。だからこそ、わが子だけでなくこどもの心のケアをどうすればよいのか考えたり。
ほかにも、まずは自分ができることとして、個人のスペースを開放したり、ボランティアをしたり
日常的にNPOの活動をしているすみやかに「動く」経験は、このような災害時には底力となります。
その経験と同時に、NPOのリーダーには「困った」をほっておけない。
人のために自分の意志ですぐに動く魂があります。これがほんとうのマンパワーの「源」です。
よく、熊本はNPOが育っていないとの声も聴きます。
「違うぞー」といいたい。
自らも被災し、家も片付いていない、睡眠をとれていない女性リーダー3人に声をかけました。
緊急時に見落とされるこどもと女性への支援を行いませんか。年齢の低い子どもたちは、不安なこと、困っていることをうまく言葉で伝えることができません。女性も困っていることを口にだして伝えることができません。避難生活や被災した自宅の片付けなど、頑張る周りの人をみて、我慢して気持ちを出さない被災地のこどもや女性の声を聴き、重大な問題にならないように支援しませんか。そして日常の安心を取り戻すことができるようになるまで、継続的に活動を行いサポートしていきませんか。
女性の目線で、こども・女性を支援しましょう。私も応援します。
「やります」との即答
熊本から離れている私の目に涙がうるみます。余震続く中で親の介護があり、こどもがいて、ほんとうはそのような状況ではないこと、私にもわかり、それがわかっていて声をかけています。
でも彼女たちを信じ、私も一緒に歩む覚悟です。
救援から復興にかけて、日常を取り戻すための課題を解決することは大きな問題ですが、大きな問題だからこそ、全国のみなさまとつながっている心強さを糧に、自らこの大きな問題に取り組んでいきたいと思います。
こどもと女性のケアは見過ごされる可能性の高いことをより多くの人たちが共有し適切な活動を行うことが復興の促進にもつながります。
私たち、NPOに関わってきた者として、できることを行うのではなく、やりたいことを行います。
私たちは被災者のみなさまとともに、余震の恐怖、先の不安を抱えながらも、「誰かのためにできることがある、できたことがある」というささやかな喜びを共有していきます。そして、NPOへの期待に応えるためにも、今こそ、自らのこの使命に気づき、この使命を貫く覚悟です。
みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
熊本こども・女性被災者支援ネット
設立メンバー
清水菜保子(一般社団法人ゆずり葉代表理事)
園田 敬子(特定非営利活動法人環境ネットワーク熊本事務局長)
藤井宥貴子(熊本市男女共同参画センター館長、株式会社ミューズプラン
ニング代表取締役)
藤岡喜美子(公益社団法人日本サードセクター経営者協会執行理事、特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター)
そして、私は、2つの組織の事務所がある愛知と大田区で被災地支援のためのネットワークをつくりました。
熊本こども・女性支援ネットあいち
(事務局特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター)
おおた被災地NPO支援ネットワーク
これから、地域と地域を顔のみえる関係でつないでいきます。
寄付金は下記へお願いします。
市民フォーラムの送金いただくと
書類が面倒でどうしようと悩みつつ仮認定中ですので寄付は税額控除になります。
振込先
三菱東京UFJ銀行 上飯田支店
普通 0079500
特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター
市民フォーラムは仮認定中です。寄付金は税額控除対象となります。
領収書が必要なかたはメールにて事務局にご連絡ください。
〒462-0819
愛知県名古屋市北区平安1丁目9番22号
TEL052-919-0200
FAX052-919-0220
kumamoto-support●sf21npo.gr.jp
●を@に変えてください。