女性防災リーダー養成事業宮城県視察(報告その1)
[2023年06月18日(Sun)]
地域防災力をあげる防災女性リーダー育成事業
6月11日12日
受講生32人とスタッフ7名で宮城県へ
報告その1
震災から12年
東北へ行って何を見てくるの?と聞かれ
震災発災直後から復興へ
家も仕事も家族も亡くし
前を向いて 意地を張っても、明るく一歩一歩どのように生きてきたのか、生きているのか
私たちは「ひと」に会って話を直接聞いてきます。と答えました。
8人にかたのお話を聞き 意見交換してきました。
養成講座の中でわたしが伝えていることのポイントは3つ
1防災リーダーとは何か 出る釘は打たれてもリーダーになれ
2災害発災後 できるだけ早く日常へ
3平常時にできないことは災害発災後もできない。
奇跡は偶然ではない
だからこそ平常時からの活動が大切。
そして基本方針として
平常時も災害時も子どもの権利の保障
平常時も災害時も女性目線
地域で活動する。
まずは一つ目のポイント
防災リーダーとは
地域の防災力を上げるためには
地域にあるヒエラルキー的な組織の存在だけでは、そこを強化するだけでは地域防災力の向上は難しいと思う
自分で現場を見て分析して 考え判断して行動できるリーダーがいる、多様な組織が重層的に活動している。
そこには女性リーダーが日頃から女性目線で動いている
それらが互いに勝手にゆるやかなネットワークをつくり
いざという時に動き
災害発災後も連携して未来に向かってまちづくりをする
それらの組織のリーダーを目指してほしい
自主防災組織 避難所運営委員会 防災会議など意思決定のポジションに女性が就任するのはもちろんであり
同時に
多様で多彩な組織のリーダーへ
判断し その行動に責任を持って
最後まで諦めない。
私たちは2日目に南三陸町へ
観洋の伊藤俊さん
通常は語り部バスに乗られますが
私たちのバスに乗っていただき南三陸町でのあの日を語っていただきました。
○戸倉小学校は低いところにあった
日常から高台に逃げる訓練をしていた
迷わず逃げた
全員助かった。
○高野会館
通常は入れない建物の中に入れていただきました。
あの日老人クラブの芸能大会で高齢者の方が三階に集っていた。高台に逃げるにも高台は遠い
4階へ避難
助かりたかったらここに残れ
約327人の命が守られた。4階の部屋は狭く全員がたっていても鮨詰め状態
大川伝承の会の只野英昭さんから
○大川小学校
受講生のかたのお子さんMちゃんもすいすい登れた裏山
あの日こどもも先生も裏山に登ろうと声をあげていた
現場には校長先生はいなかった。教頭先生をはじめ11人の先生は
なぜ登るという判断ができなかったのか
児童108名中74名教員10名が亡くなられた
○雄勝小学校
大川小学校より急な斜面の裏山
地域の人の登れの声を聞き
のぼった。
校長不在で避難のリーダーは教頭だったそうです。子ども達も教務主任の先生も裏山に登ることを提案していたのに、その提案は受け入れられず多くの子ども達が校庭を襲った津波に命を奪われました。一方、大川小学校から車で10分ほどの雄勝小学校では、「先生!山さ登んなきゃ!」という提案を先生方が受け入れて大川小学校よりもっと登りにくい山に登って助かったそうです
大川小学校と雄勝小学校の対照的な選択と結果がとてつもなく大きい。
最後に徳水理恵さんから
○雄勝ローズファクトリー
お子さんとお母さんが別の場所に 悩み先にこどもを
お母様は亡くなられ
そこにお母様の好きな花を植えた
支援者も被災者も
ともにガーデンをつくり まちづくり
平常時からの活動が、自治力が大切であると
最後に
今が盛りのバラと珍しいオリーブの花を見ていただき
気持ちを明るくして帰路についていただきました。
6月11日12日
受講生32人とスタッフ7名で宮城県へ
報告その1
震災から12年
東北へ行って何を見てくるの?と聞かれ
震災発災直後から復興へ
家も仕事も家族も亡くし
前を向いて 意地を張っても、明るく一歩一歩どのように生きてきたのか、生きているのか
私たちは「ひと」に会って話を直接聞いてきます。と答えました。
8人にかたのお話を聞き 意見交換してきました。
養成講座の中でわたしが伝えていることのポイントは3つ
1防災リーダーとは何か 出る釘は打たれてもリーダーになれ
2災害発災後 できるだけ早く日常へ
3平常時にできないことは災害発災後もできない。
奇跡は偶然ではない
だからこそ平常時からの活動が大切。
そして基本方針として
平常時も災害時も子どもの権利の保障
平常時も災害時も女性目線
地域で活動する。
まずは一つ目のポイント
防災リーダーとは
地域の防災力を上げるためには
地域にあるヒエラルキー的な組織の存在だけでは、そこを強化するだけでは地域防災力の向上は難しいと思う
自分で現場を見て分析して 考え判断して行動できるリーダーがいる、多様な組織が重層的に活動している。
そこには女性リーダーが日頃から女性目線で動いている
それらが互いに勝手にゆるやかなネットワークをつくり
いざという時に動き
災害発災後も連携して未来に向かってまちづくりをする
それらの組織のリーダーを目指してほしい
自主防災組織 避難所運営委員会 防災会議など意思決定のポジションに女性が就任するのはもちろんであり
同時に
多様で多彩な組織のリーダーへ
判断し その行動に責任を持って
最後まで諦めない。
私たちは2日目に南三陸町へ
観洋の伊藤俊さん
通常は語り部バスに乗られますが
私たちのバスに乗っていただき南三陸町でのあの日を語っていただきました。
○戸倉小学校は低いところにあった
日常から高台に逃げる訓練をしていた
迷わず逃げた
全員助かった。
○高野会館
通常は入れない建物の中に入れていただきました。
あの日老人クラブの芸能大会で高齢者の方が三階に集っていた。高台に逃げるにも高台は遠い
4階へ避難
助かりたかったらここに残れ
約327人の命が守られた。4階の部屋は狭く全員がたっていても鮨詰め状態
大川伝承の会の只野英昭さんから
○大川小学校
受講生のかたのお子さんMちゃんもすいすい登れた裏山
あの日こどもも先生も裏山に登ろうと声をあげていた
現場には校長先生はいなかった。教頭先生をはじめ11人の先生は
なぜ登るという判断ができなかったのか
児童108名中74名教員10名が亡くなられた
○雄勝小学校
大川小学校より急な斜面の裏山
地域の人の登れの声を聞き
のぼった。
校長不在で避難のリーダーは教頭だったそうです。子ども達も教務主任の先生も裏山に登ることを提案していたのに、その提案は受け入れられず多くの子ども達が校庭を襲った津波に命を奪われました。一方、大川小学校から車で10分ほどの雄勝小学校では、「先生!山さ登んなきゃ!」という提案を先生方が受け入れて大川小学校よりもっと登りにくい山に登って助かったそうです
大川小学校と雄勝小学校の対照的な選択と結果がとてつもなく大きい。
最後に徳水理恵さんから
○雄勝ローズファクトリー
お子さんとお母さんが別の場所に 悩み先にこどもを
お母様は亡くなられ
そこにお母様の好きな花を植えた
支援者も被災者も
ともにガーデンをつくり まちづくり
平常時からの活動が、自治力が大切であると
最後に
今が盛りのバラと珍しいオリーブの花を見ていただき
気持ちを明るくして帰路についていただきました。
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