公共を担うNPO育ち塾
[2009年11月29日(Sun)]
愛知県の事業ですが、市民フォーラムが委託を受けて「公共を担うNPO育ち塾」を昨日開校しました。
この事業の公募がだされたときに、私は驚きました。
よくぞ、踏み切ってくれたと思っています。
「公共を担うNPO」をの人材を育てようという中期目標です。驚きませんか?
行政がとうとう下請け人材を養成し、市民フォーラムはその片棒担ぎをしているともいわれかねませんね(笑)


これはJACEVOの活動の基本方針にも関連することです。
愛知県ではほかにも地域子育て支援人材養成事業(地域子育て支援拠点職員及び放課後児童指導員)が公募されています。
この考えは、NPOが公共を担い、公共サービスにNPOの付加価値を加え、利用者の視点のサービスに変換します。制度に対しても担いながら提言していきます。つまり、制度に対してぐちゃぐちゃ文句を言うのではなく、自ら公共サービスを担いながらも、提言し、実践していきます。そして、毎日仕事をすることで専門性を高め、体力をつけ、さらに、あたらな「公」のサービスを資源を引きつけながら、活動を展開していきます。
公募にいたるまでの経緯を私の視点から説明します。
愛知県では「あいち協働のルールブック2004」を県と各NPOがそれぞれ署名しています。全国で初めての取り組みでした。その後、実務者会議を設置し、協働の促進の課題を議論し実践してきています。私もその委員ですが、昨年の議論にて人材問題を捉え検討してきました。
また、市民フォーラムでは公共サービス問題を核心に捉え、公共サービスの決定と実施を分離し、政府・行政は実施において最大限民間活力を活かし、仕事をだし、NPOはそれを担いつつのさらなる力量形成を提唱してきました。
これまで、愛知県にはその本旨はあまり届いていなかったとの印象を受けています。どちらかといえば、財政規模がそれほど大きくなく、よいことをしている団体をどのように支援すればよいのかと議論に傾斜していました。
また、よいことをしている団体は、よいことをしているから公的資金をいれるべきともいいます。
そうではなく、政府・行政が仕事を積極的にだします。可能なかぎりの民間委託を考えます。NPO向けの支援的な委託を考えるのでは、行政が提供している公共サービスをNPOが担うことでその質と量の拡充を図っていきます。
自治体のありかたについえは別の機会にお話したいと思います。
愛知県の担当課は、そのことに、やっと気づいてもらったのかもしれません。実務者会議がイエスマンの会議であってはならないと、3年前より、私が委員として発言をしています。まわりの団体からは「こいつ何いっているのか」という批判の目線を受けながらも自身が正しいと思ったことは正論を貫いてきました。なんども説明をしました。
私たちは、重層的なNPOが多彩な活動をすることが重要であり、小さな組織を否定しているのでもなく、サードセクターを森と例えれば、高木、低木、草が生い茂っている姿を描けば、あきらかに日本のサードセクターは自律した高木が少ないのではないでしょうか。外郭団体的な高木は多いかもしれませんが(笑)
自律した高木が生い茂るために、新しいNPOの成長と伝統的なNPOの自己改革が必要です。
JACEVOはサードセクターという広い輪郭を捉え、自律した高木、もしくはそれらをめざす
成長意欲のある経営者のあつまりであり、現在集まりつつあります。
英知と勇気と良心のあるサードセクターの経営者の集まりです。
現状の課題は多くありますが、めざす姿がはっきりしていると、課題や苦難を乗り越えることができます。あるときはリスクも覚悟できます。自分で責任のとれる範囲のリスクは背負うつもりでないと、NPOの先駆的な経営はできないかもしれません。
この事業の公募がだされたときに、私は驚きました。
よくぞ、踏み切ってくれたと思っています。
「公共を担うNPO」をの人材を育てようという中期目標です。驚きませんか?
行政がとうとう下請け人材を養成し、市民フォーラムはその片棒担ぎをしているともいわれかねませんね(笑)


これはJACEVOの活動の基本方針にも関連することです。
愛知県ではほかにも地域子育て支援人材養成事業(地域子育て支援拠点職員及び放課後児童指導員)が公募されています。
この考えは、NPOが公共を担い、公共サービスにNPOの付加価値を加え、利用者の視点のサービスに変換します。制度に対しても担いながら提言していきます。つまり、制度に対してぐちゃぐちゃ文句を言うのではなく、自ら公共サービスを担いながらも、提言し、実践していきます。そして、毎日仕事をすることで専門性を高め、体力をつけ、さらに、あたらな「公」のサービスを資源を引きつけながら、活動を展開していきます。
公募にいたるまでの経緯を私の視点から説明します。
愛知県では「あいち協働のルールブック2004」を県と各NPOがそれぞれ署名しています。全国で初めての取り組みでした。その後、実務者会議を設置し、協働の促進の課題を議論し実践してきています。私もその委員ですが、昨年の議論にて人材問題を捉え検討してきました。
また、市民フォーラムでは公共サービス問題を核心に捉え、公共サービスの決定と実施を分離し、政府・行政は実施において最大限民間活力を活かし、仕事をだし、NPOはそれを担いつつのさらなる力量形成を提唱してきました。
これまで、愛知県にはその本旨はあまり届いていなかったとの印象を受けています。どちらかといえば、財政規模がそれほど大きくなく、よいことをしている団体をどのように支援すればよいのかと議論に傾斜していました。
また、よいことをしている団体は、よいことをしているから公的資金をいれるべきともいいます。
そうではなく、政府・行政が仕事を積極的にだします。可能なかぎりの民間委託を考えます。NPO向けの支援的な委託を考えるのでは、行政が提供している公共サービスをNPOが担うことでその質と量の拡充を図っていきます。
自治体のありかたについえは別の機会にお話したいと思います。
愛知県の担当課は、そのことに、やっと気づいてもらったのかもしれません。実務者会議がイエスマンの会議であってはならないと、3年前より、私が委員として発言をしています。まわりの団体からは「こいつ何いっているのか」という批判の目線を受けながらも自身が正しいと思ったことは正論を貫いてきました。なんども説明をしました。
私たちは、重層的なNPOが多彩な活動をすることが重要であり、小さな組織を否定しているのでもなく、サードセクターを森と例えれば、高木、低木、草が生い茂っている姿を描けば、あきらかに日本のサードセクターは自律した高木が少ないのではないでしょうか。外郭団体的な高木は多いかもしれませんが(笑)
自律した高木が生い茂るために、新しいNPOの成長と伝統的なNPOの自己改革が必要です。
JACEVOはサードセクターという広い輪郭を捉え、自律した高木、もしくはそれらをめざす
成長意欲のある経営者のあつまりであり、現在集まりつつあります。
英知と勇気と良心のあるサードセクターの経営者の集まりです。
現状の課題は多くありますが、めざす姿がはっきりしていると、課題や苦難を乗り越えることができます。あるときはリスクも覚悟できます。自分で責任のとれる範囲のリスクは背負うつもりでないと、NPOの先駆的な経営はできないかもしれません。
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