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藤岡喜美子のブログ

これまで細分化されてきた日本のサードセクターを横断的に再構築し、政府・行政セクター、企業セクターといった
従来のセクターに、イノベーティブで力強く活動するサードセクターが加わることで、3つのセクターが一体的に変化し、多様な主体者が社会問題を解決していく未来に日本に変えていきます。


ビジネスモデル導入セミナー [2009年10月19日(Mon)]
 10月17日(土)10時から16時、名古屋市にて障がい者自立支援団体のためのビジネスモデルセミナーを開催しました。ロングランのセミナーですが、最後まで参加者の想いと熱意が感じられるセミナーでした。このセミナーは市民フォーラムが主催したものですが、今後、JACEVOの部会活動につなげていきたいと思っています。
 ゲストでお招きした岡部さんはJACEVOの呼びかけ人であり現在の会員です。「この人がサードセクターの経営者」と私も語ることができる方で、尊敬もし、呼びかけ人としてお願いをしました。また夏目さんは、25才で知的障がいの方を3名雇用し、個人事業主としてパン屋さんをはじめ、現在は、社会福祉法人豊生ら・ばるかの代表であり、長野県の工賃アップアドバイスをしてみえます。障がい者就労プロジェクトとしてタリーズコーヒー事業を始めています。まさしくミッション性とビジネスセンスをそなえたサードセクターの経営者です。
岡部さんは障がいのあるお子さんがみえます。夏目さんは、障がい者が働くことについて、強く疑問を感じ活動を始めた方です。

下記はセミナー概要です。
1.講義ビジネスモデル導入セミナー
 ・非営利組織の収益構造の考え方
 ・持続可能な経営のために
 ・ビジネスモデルシートの活用
2.講演「工賃1万円からの脱却
〜働くことは生きること・障がい者が自分らしく生きられるために」
  講師:夏目 浩次さん (ら・ばるかグループ代表)
                (社会福祉法人豊生ら・ばるか常務理事)
3.事例「お菓子工房パンドラの挑戦」
  講師:岡部 扶美子さん(NPO法人パンドラの会代表理事)
4.パネルトーク
  具体的に工賃1万円から脱却するために

 商品開発をどうするのか、販路はどうかということのみのセミナーではありません。まずは、サードセクター組織としての収益構造を理解し、組織戦略をもつことが、第1段階です。つぎに自主事業としての事業戦略を考えます。
 夏目さんも岡部さんも、控室の雑談では、「商売が大好き」「どのようにすれば売れるのか考えためしてみる、そして売り上げが伸びる」これらがとても楽しいと話してみえたのが印象的です。障がい者の働く場をつくるには、福祉の専門性だけではなく、いかに営業ができるかその能力が問われますが、お二人はそのセンスを持ち、なおかつ楽しむことができているようです。
 チャンスを逃さず、組織の強みを活かすことが成功の鍵です。チャンスを活かすには、日常的に自分たちの能力を高め、チャンスをつかみ取る勇気をもつ必要があります。強みを活かすには、まずは自らを分析すること、外から引き出してあげること、まずは、強みをどのように発揮できるのかためしてみることなど意見交換しました。
10月31日(土)には仙台にて開催いたします。くわしくは市民フォーラムのHPをご覧ください。

 セミナーを終えたあと、夏目さんとは、障がい者自立支援法について意見交換し、忙しい岡部さんとは、今日ばかりはゆっくり、おいしいお茶をのみ、サードセクター組織の経営者として、互いの悩みを話し合いました。私も不思議と自然体で自分の経験や悩みを話ことができます。内容は雇用についてのことです。互いに体が震えるほどの憤りを感じる経験をしていることがわかりました。なんと素直に話ができたことでしょう。
 
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