フルコスト
[2010年04月09日(Fri)]
公共サービス改革の流れのなか、フルコスト・リカバリー(総費用の回収)の重要性を唱え、セミナーを開催しました。
日時:2010年3月29日(月)10時10分〜16時30分
場所:ビジョンセンター秋葉原
参加者:計31名
日本において公共サービス改革が進んでいますが、公共サービス型ビジネスモデルを確立させるうえで不可欠な条件として、フルコストの考え方を理解し、日本での活用を考えていく必要性があります。
イギリスのACEVOのCEOであるバブ氏をむかえ、サードセクターの全体像をお聞きした後フルコスト・リカバリーにより、サードセクター組織の持続可能な経営判断とそのしくみをつくることができ、二つの段階(フルコスト分析とその回収)があり、その差分を埋める努力を行うことが重要であるという基本的な考え方が示されました。


フルコストについては、サードセクターとして、そして、個々の組織としてどう交渉するかを考える必要があります。セクターとしての策としては、各論としてのフルコストリカバリィーを主張していくことからではなく、政府・行政間のルール、つまりイギリスのコンパクトを参考に日本版コンパクトの提言、次に公共サービス改革問題に対する提言を行っていく必要があります。個々の対応策としては、何が足らないのかをまずは洗い出すこと、人件費の正当な単価や工数を丁寧に積み上げるといったことが交渉の基礎となっていきます。
日時:2010年3月29日(月)10時10分〜16時30分
場所:ビジョンセンター秋葉原
参加者:計31名
日本において公共サービス改革が進んでいますが、公共サービス型ビジネスモデルを確立させるうえで不可欠な条件として、フルコストの考え方を理解し、日本での活用を考えていく必要性があります。
イギリスのACEVOのCEOであるバブ氏をむかえ、サードセクターの全体像をお聞きした後フルコスト・リカバリーにより、サードセクター組織の持続可能な経営判断とそのしくみをつくることができ、二つの段階(フルコスト分析とその回収)があり、その差分を埋める努力を行うことが重要であるという基本的な考え方が示されました。


フルコストについては、サードセクターとして、そして、個々の組織としてどう交渉するかを考える必要があります。セクターとしての策としては、各論としてのフルコストリカバリィーを主張していくことからではなく、政府・行政間のルール、つまりイギリスのコンパクトを参考に日本版コンパクトの提言、次に公共サービス改革問題に対する提言を行っていく必要があります。個々の対応策としては、何が足らないのかをまずは洗い出すこと、人件費の正当な単価や工数を丁寧に積み上げるといったことが交渉の基礎となっていきます。