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藤岡喜美子のブログ

これまで細分化されてきた日本のサードセクターを横断的に再構築し、政府・行政セクター、企業セクターといった
従来のセクターに、イノベーティブで力強く活動するサードセクターが加わることで、3つのセクターが一体的に変化し、多様な主体者が社会問題を解決していく未来に日本に変えていきます。


地域防災力向上 女性防災リーダー育成事業 [2023年06月18日(Sun)]
地域防災女性リーダー育成事業
宮城県視察(報告その3)
「復興は私たちの手で」と語る女性起業家
南三陸町の女性起業家内海明美さん、阿部民子さんの震災の時のお話とその後の起業について、私を交え鼎談し、受講生と意見交換しました。
1.リーダーとは何か
地域防災力をあげる、復興への地域力
それは
ヒエラルキー組織のトップになることだけでなく、自分の手が届く身近なところで、優しく強く問題を解決するリーダーへ
●内海明美さん
阿部さん、内海さん.jpg
東日本大震災発災
その夜、宮城県南三陸町志津川高校避難所には500人を超える人々が押し寄せました。人数の確認や怪我の手当て、水、食べ物、寒さをどうしのぐか。役場の職員もいないので、自分たちでなんとかしようと避難所を運営。そこで暮らしていた人と仲良くなりコミュニティができました。ところが徐々に仮設住宅への入居が始まり、どこに入居するかはすべて抽選。家族と家、仕事を失った人たちが、仮設住宅に入ると本当の孤独に。 その「つながr」を断ち切ってはいけない。その思いから、がれきの中に「さんさカフェ」がオープンしました。
経営仲間とのトラブル
コンテナでカフェを営業していたが、立ち退き。
震災後に事業を始めているので、さんさん商店街に住居できない
補助金が使えない
その後自分の住宅用の資金でカフェを建てた。
困難を乗り越えても乗り越えても目の前に山脈のように困難が
復興は私たちの手で
といつも、意地をはっても、力強く話す内海さんをみると、拳をにぎりしめながら、前を向く顔をみると私は涙がにじむ。
●阿部民子さん
阿部さん.jpg
津波と地震の恐怖。海が怖い。毎日が不安との戦い。涙がかれるまで泣き、徐々にこれからの事を考えるようになり、南三陸町から離れようとも思う。
実際離れていったひともみえる。
いろいろ考え迷い
女性、特に小さい子がいるママたちが働ける場所が、町にはない。やる気さえあれば、時間に制約があっても、働ける、その中で前を向ける。
南三陸の未来のために、女性がいきいき働ける、そんな場をつくりたい。南三陸のミネラルたっぷりの海で育てた最高の海の幸を厳選。乾物はすべて、手作業で天日干し、無添加。
新鮮な素材に、じっくり手間と愛情を注ぎ込み、妥協のない商品
南三陸町の復興を自分達の身近なところからやっていきたい。
と語る阿部さん
●遠藤美恵子さん
今回の受講生のみなさんにはご案内できませんでしたが、庁舎を見ながら
起業支援であった遠藤美恵子さんのお話もました。
南三陸町庁舎は高さ12mあり、津波の初めの予想は「最大6m」でした。 未希さんたちは町の人に「避難して」と40回以上も呼びかけ続け、そして15m以上の大津波に飲み込まれたのです。
防災庁舎では職員方など43人が命を落としました。
当時の未希さんのアナウンスを録画の声にもお母さんの声が
「まだ、呼びかけている・・・・」
苦しいことやつらいことが乗り越えられない。
そんなとき未希さんの日記の一言
「母さん 私を生んでくれてありがとう」
もっと生きたかっただろう娘の思いや、あの震災で起きたこと、そして大きな災害が起きたときにすべきことを、誰かに伝える場を作ろうと民宿をはじめようと思われました。
最初は自宅を改修してみえましたが、居住禁止区域に
少し上に、平屋を建てられました。
1日1組限定の「未希の家」は、時間を忘れゆったりと過ごしてほしいという遠藤ご夫妻の想いがつまっているお宿です。
南三陸町の女性の起業物語
起業は事業を起こすだけでなく
自分を「起こす」物語、受講生のかたに現地で
聞いていただきました。
【社会を変える起業家の最新記事】
地域防災力向上!女性防災リーダー育成事業 [2023年06月18日(Sun)]
宮城県視察(その2)
わたしが受講生の皆様に伝えていることのポイントが3つ
1.防災リーダーとは何か 出る釘は打たれてもリーダーになれ
みんなででれば怖くない。
→打たれ、たちあがればさらに強く優しくなれる
2.災害発災後 できるだけ早く日常へ
→平常時にひとりひとりの困ったをほってはおけず
行動しているからこそ、その専門性は災害の専門家より、専門性が高い、その専門性を生かし自身をもちできるだけ早く平常時へ
3.平常時にできないことは災害発災後もできない。
奇跡は偶然ではおきない。
だからこそ平常時からの活動が大切。
→平常時の縮図が災害発災後
平常時から市民の自治力をあげましょう
3つ目のポイントの意味を具現化してイメージしてもらうために
東松島市では、お二人の女性のお話をお聞きしました。
平常時の活動をお聞きしてから
発災直後どう動いたか、復興期どのように生きているのか
受講生には「人成り」を感じていただきたいと思いました。
八丸由紀子さん(一般社団法人美守森ジャパン)

八丸さんと2.jpg
震災後、雑木林を市民と、支援者と馬とともに開拓
話はOL時代にさかのぼり、一人のOLが生き物のいのちを慈しみ、殺処分になってしまう馬を牧場もない状態で買い、クワなどちかっての手作業の牧場の開墾から始め、その信念とあきらめない心から、共感者を増やし活動。震災発災。こどもと馬との出会いから、こどもの心を和らぎ元気になってもらう活動を、
当時私も名古屋から夜行バスで東松島に多くのかたにいっていただきワーキングポニーちゃんとワーク
馬は人の心が透けてみえるようです。「素」になれます。
そして、今も新たなチャレンジへ
いつもフロンティア
そしてマイクの音量調整などしながらやさしく見守ってくださるパートナーの八丸健さん。
山縣嘉恵さん(SAY’S東松島)
山縣さん4.jpg
山縣さんには、行政と市民との協働
行政や地縁的組織を批判ばかりしているエイエイオー型タイプではなく、地域にしっかりと足をつけ、問題解決のために多様な主体者との連携協力の実践をお話しいただきました。
お話の途中で主語が「私は」と変わった。ご自身の姿勢を話してくださいました。受講生のみなさんは気づいてくださったでしょうか。自分ができる限界がある。でもやる。自ら自律し、対峙ではなく、手をとりあう。
お二人の話は平常時の活動あってのこそです。
さらに、東松島市の石垣さんが八丸牧場に休日にもかかわらず駆けつけてくださいました。
東松島産のおいしいお弁当の手配から、質問の時のマイク運びから、山縣さんの紹介から細かな気配りをしてくださいました。
皆様の基礎自治体にも、このように素敵な職員のかたがみえますよ。
八丸由紀子さん、八丸健さん、山縣さん、石垣さん
ありがとうございました。
こども女性ネット東海では、
いわゆるレスキュー的な活動を目指しているわけではありません。
いわゆる地縁的組織だけでなく、平時に人の困ったをだれかに頼まれるわけでなく自ら活動している人が地域にはたくさんみえます。平常時その想いの目標を同じくして自律的に活動することが、災害発災後、ハード面は震災の爪痕があっても、心の復興へと、「ひと」の想いをつなぎます。
女性防災リーダー養成事業宮城県視察(報告その1) [2023年06月18日(Sun)]
地域防災力をあげる防災女性リーダー育成事業
6月11日12日
受講生32人とスタッフ7名で宮城県へ
報告その1
震災から12年
東北へ行って何を見てくるの?と聞かれ
震災発災直後から復興へ
家も仕事も家族も亡くし
前を向いて 意地を張っても、明るく一歩一歩どのように生きてきたのか、生きているのか
私たちは「ひと」に会って話を直接聞いてきます。と答えました。
8人にかたのお話を聞き 意見交換してきました。
養成講座の中でわたしが伝えていることのポイントは3つ
1防災リーダーとは何か 出る釘は打たれてもリーダーになれ
2災害発災後 できるだけ早く日常へ
3平常時にできないことは災害発災後もできない。
奇跡は偶然ではない
だからこそ平常時からの活動が大切。
そして基本方針として
平常時も災害時も子どもの権利の保障
平常時も災害時も女性目線
地域で活動する。
まずは一つ目のポイント
防災リーダーとは
地域の防災力を上げるためには
地域にあるヒエラルキー的な組織の存在だけでは、そこを強化するだけでは地域防災力の向上は難しいと思う
自分で現場を見て分析して 考え判断して行動できるリーダーがいる、多様な組織が重層的に活動している。
そこには女性リーダーが日頃から女性目線で動いている
それらが互いに勝手にゆるやかなネットワークをつくり
いざという時に動き 
災害発災後も連携して未来に向かってまちづくりをする
それらの組織のリーダーを目指してほしい
自主防災組織 避難所運営委員会 防災会議など意思決定のポジションに女性が就任するのはもちろんであり
同時に
多様で多彩な組織のリーダーへ
判断し その行動に責任を持って
最後まで諦めない。
私たちは2日目に南三陸町へ
観洋の伊藤俊さん
通常は語り部バスに乗られますが
私たちのバスに乗っていただき南三陸町でのあの日を語っていただきました。
○戸倉小学校は低いところにあった
日常から高台に逃げる訓練をしていた
迷わず逃げた
全員助かった。
○高野会館
通常は入れない建物の中に入れていただきました。
あの日老人クラブの芸能大会で高齢者の方が三階に集っていた。高台に逃げるにも高台は遠い
4階へ避難
助かりたかったらここに残れ
約327人の命が守られた。4階の部屋は狭く全員がたっていても鮨詰め状態
大川伝承の会の只野英昭さんから
○大川小学校
大川小学校.jpg
受講生のかたのお子さんMちゃんもすいすい登れた裏山
あの日こどもも先生も裏山に登ろうと声をあげていた
現場には校長先生はいなかった。教頭先生をはじめ11人の先生は
なぜ登るという判断ができなかったのか
児童108名中74名教員10名が亡くなられた
○雄勝小学校
大川小学校より急な斜面の裏山
地域の人の登れの声を聞き
のぼった。
校長不在で避難のリーダーは教頭だったそうです。子ども達も教務主任の先生も裏山に登ることを提案していたのに、その提案は受け入れられず多くの子ども達が校庭を襲った津波に命を奪われました。一方、大川小学校から車で10分ほどの雄勝小学校では、「先生!山さ登んなきゃ!」という提案を先生方が受け入れて大川小学校よりもっと登りにくい山に登って助かったそうです
大川小学校と雄勝小学校の対照的な選択と結果がとてつもなく大きい。
最後に徳水理恵さんから
○雄勝ローズファクトリー
お子さんとお母さんが別の場所に 悩み先にこどもを
お母様は亡くなられ
そこにお母様の好きな花を植えた
支援者も被災者も
ともにガーデンをつくり まちづくり
平常時からの活動が、自治力が大切であると
ローズファクトリー集合2.jpg
最後に
今が盛りのバラと珍しいオリーブの花を見ていただき
気持ちを明るくして帰路についていただきました。
事業再構築補助金について [2022年09月24日(Sat)]
サードセクター組織向けの助成金を活用されてみえる組織は多いとおもいますが。経済産業省関係も補助金も活用できます。
稼ぐNPOを目指されるかたは、ご活用を考えてみてください。
稼ぐための経営戦略をたてて、申請しますので、経営に関する知識が必要となります。
JACEVOの創業スクールの講師を御願いしている中小企業診断士の小久保和人先生が事業再構築補助金ホームページに公開されている採択結果を分析し、これまで採択された事業者のうち、特定非営利活動法人および一般社団法人がどれだけあるのかを調べてくださいました。
採択者総数  特定非営利活動法人 一般社団法人
第1回公募 8,016 5 18
第2回公募 9,336 11 30
第3回公募 9,021 15 28
第4回公募 8,810 10 30
第5回公募 9,707 18 25
第6回公募 7,669 9 25
計 52,559 68 156

特定非営利活動法人は全体の0.13%、一般社団法人は全体の0.3%です。特定非営利活動法人や一般社団法人も事業再構築補助金の対象です。
ただし、補助対象者となる法人格であっても「収益事業を行っていない法人、運営費の大半を公的機関から得ている法人は補助対象となりません。
稼いで、社会課題解決を
助成金情報 [2021年11月23日(Tue)]
■SMBCグループライジング基金■
「2021年度寄付先募集」
次世代を担う子供・若者の暮らしや健全な成長を支援する事業を応援
寄付金額:最大300万円、採択団体数:5団体(予定)、寄付総額:1,500万円(予定)
人件費・管理費等を含む必要費用全般が対象
https://jp-advisory.org/smbcrising2021/index.html
※公募中、11/19締切、10/25・29オンライン説明会
■公益財団法人トヨタ財団■
特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」
下記5分野で、外国人受け入れの総合的な仕組み構築への寄与が期待できる調査・研究・実践に対して助成
(1)外国人材が能力を最大限発揮できる環境作り
(2)外国人材の情報へのアクセスにおける格差の是正
(3)ケア・サポート体制を担う人材と既存資源の見直し
(4)高度人材の流入促進
(5)日本企業の海外事業活動における知見・経験からの学びと教訓
助成金額:1件あたり500〜1000 万円程度、助成総額:5,000万円
https://www.toyotafound.or.jp/special/2021/migration.html
※公募中、11/20締切、9/17オンライン説明会

■休眠預金■
【JANPIA】新型コロナウイルス対応支援助成〈2021年度随時募集〉の実施について
https://www.janpia.or.jp/other/news/news/news_20210305.html

■ものづくり補助金■
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」特設サイト
第6次公募の採択結果が公表されました。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
※公募中、11/11締切

■「小規模事業者持続化補助金(通常枠)」□
第4次公募の採択結果が公表されました。NPO法人等も多数採択されました!
【商工会】⇒ https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
【商工会議所】⇒ https://r1.jizokukahojokin.info/
※公募中、次回2022年2/4締切
■【経済産業省】コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金■
国内におけるポストコロナを見据えた収益基盤の強化に資する公演及び当該公演を収録した動画の全部又は一部の海外向けのデジタル配信の実施を支援
補助上限額:3000万円/件、補助率:1/2
【特設サイト】⇒ https://j-lodlive2.jp/
※NPO法人等も申請可、公募中、2022年1/31まで隔週金曜日締切
■【東京都 東京しごと財団】テレワーク促進助成金■
東京都独自の支援策でNPO法人等も対象です。他の補助金等では対象外の「PC・タブレット等の購入費用」も助成対象です。
《従業員数30〜999人》補助率1/2・上限250万円
《従業員数2〜29人》補助率2/3・上限150万円
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/03-telesoku.html
※NPO法人等も申請可、公募中、12/24締切

■【東京都 東京しごと財団】新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金■
雇用調整助成金等の支給を受けた団体の、非常時における勤務体制づくりなど職場環境整備を支援、10万円定額支給
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/syourei.html
※NPO法人等も申請可、公募中、【12/28へ締切延長】

■【東京都 中小企業振興公社】中小企業等による感染症対策助成事業■
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づく取組を支援します!
助成上限額50万(ただし、内装・設備工事費を含む場合は100万※)、助成率2/3
※換気設備工事を含む場合は200万円に増額
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kansentaisaku.html
※NPO法人等申請可、公募中、【12/31へ締切延長】

■【東京都】クラウドファンディングを活用した資金調達支援■
創業者やソーシャルビジネス等のクラウドファンディング(CF)手数料やページ作成費用、SNS展開アドバイス費用を助成
一般:1/2、最大40万円
新型コロナ特例:2/3、最大50万円
https://entre-salon.com/crowdfunding/
※NPO法人等申請可、公募中、
市民フォーラムを解散しました。 [2021年08月18日(Wed)]
NPOプラザなごや.jfif特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター(以下市民フォーラムという)は、2021年7月18日の臨時総会における定款37条による解散決議をもって解散しました。
 1997年11月23日の設立以来23年余り、長きにわたってご支援、ご協力に感謝申し上げます。
役員の挨拶はHPに掲載させて頂きました。(もう、スタッフはいないので、私が久しぶりにHTMLをつかって、UPしましたからデザイン性がないです。)
http://www.sf21npo.gr.jp/news/20210818.html
 私は2003年市民フォーラム入職、2005年から事務局長を務めさせて頂きました。
 私が入職したころは、市民フォーラムは、全国初の民設民営のNPO支援施設(NPOプラザなごや)の開設が特徴であったと思います。その後全国各地に公設公営、公設民営のNPO支援施設は広がりました。
 しかし、市民フォーラムには、さらに大きな特徴があります。私が事務局長に就任した2005年に中期ビジョン、2007年に中期戦略を策定しました。丁度指定管理者制度導入の時期でしたが、自らは公設民営のNPOセンターとしての選択はせず、自治体改革支援とNPOの力量拡大をふたつの柱とし、自治体改革支援で稼ぎ、対価を得にくいNPO支援をするというビジネスモデルで活動を展開しました。
 自治体改革支援では、市民参画を特徴とするとともに、事業の羅列でなく、目標と指標を設定した総合計画の策定支援、市民活動条例や、自治基本条例などの策定支援などをおこないました。そこで後がツリー型ロジックモデルシートの開発を行いました。
 NPOの力量拡大においては、ボランティアを中心に活動するNPOなのか、有給職員を雇用して活動するNPOなのか、それは「あれか」「これか」の問題ではなく、どちらも大切であるが、支援の在り方が異なる部分があります。私たちは事業型NPOの支援を東海労働金庫に提案しました。この提案が採用されたときは、本当にうれしかった。その内容は、当時コアメンバーの人件費は使えない助成金が多かったと記憶していますが、助成金は人件費や家賃に使え、3年間継続助成、さらに、後と私が個別コンサルティングをおこなうというものです。エントリーシートとしてツリー型ロジックモデルシートとビジネスモデルシートを採用し、事前研修も行いました。10年間プロジェクトを進め、その助成金を活用されたかたは、確かに成長してみえます。
中期戦略表.png      中期戦略裏.png日本においては寄付だけでは、活動が難しい分野が多く、公共サービスを担うことができる組織に成長し、民間のよさを発揮して、より利用者目線に公共サービスを改革できるような、そして自主事業もうみだし、トータルで社会課題に取り組むNPOの支援をしてきました。
 個別コンサルティングによるNPO支援は各自治体にも提案させて頂き、実践してきました。また、最近になって話題になっている、ロジックモデルシートは、市民フォーラムでは、個別コンサルティングにおいて、ツリー型ロジックモデルシートの作成支援を行ってきました。最近それらをブラッシュアップしたいという連絡もいただいています。2007年の中期戦略には市民フォーラムのツリー型ロジックモデルシートを掲載しています。
 さらにこどもに関する公共サービスの改革について政府・行政への提言、公共サービスの担い手となるNPO支援、人材養成なども力をいれてきました。
 振り返れば、困難も多く、失敗のほうが多いですが、ささやかな喜びや成果がありました。職員が、コンサルティング会社に再就職し、官僚にロジックモデルの研修を行うまで成長しました。応援させていただいたNPOが、とても素敵に成長されました。
 この間に、NPOセクターは新たな社団法人、財団法人も含めて、多様で多彩な組織による活動の広がりがあります。第1世代から次世代への継承が始まっています。事業は引き継がれますがビジョンはどうでしょうか。
 私は、2007年にイギリスに調査にいったときのイギリスのサードセクター組織のCEOの言葉が忘れられません。そこは、チャイルドライン、ヘルプライン、シェルター、ステップアップハウスなど、児童虐待に関して有効な事業を複数実践し、自らファンドレイジングを行い、児童虐待という社会問題に正面から取り組んでみえました。さらにこれからは、人材養成に力をいれたいと企画書をみせてくださいました。
 「NPOは本当に社会問題の解決に貢献できるのか」私たちはこどもの未来のために「新たな公共の扉を拓くことができるのか」と自問自答しています。
 年を重ねた今、だからこそ、わかることもあり、ぶれない信念も自覚します。
 ここで、一度足をとめ、今を生きる大人の責任として、何ができるのか、何をすべきか、考え行動していきたいと思います。
 今後ともよろしくお願いします。
助成金情報8月14日 [2021年08月14日(Sat)]
8月14日助成金など情報
◆TOYO TIREグループ環境保護基金 2022年度募集   
 ・締切: 9月30日(木) 当日消印有効
 ・分野:環境
 ・詳細: https://www.philanthropy.or.jp/toyotires/
◆東京海上日動あんしん生命「給付型奨学金制度」募集  
 ・締切: 10月29日(金)当日消印有効  
 ・詳細: https://www.philanthropy.or.jp/anshin/2022/
◆公益財団法人かめのり財団
「2021(令和3)年度 緊急支援プロジェクト助成」
・締切8月23日
多文化共生社会を目指して〜今日本に暮らす外国人の方々に必要な取組とは
日本国内でCOVID-19により生じた新たな課題に立ち向かう活動を緊急的に助成
助成上限:300万円程度、助成総額:2000万円
https://www.kamenori.jp/kinkyujyosei.html
◆CCJA2021実行委員会/Fish Family財団
「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞2021」
・締切8月31日
特に今年は、コロナ禍で多くの社会課題が浮き彫りになりました。地道に、果敢に、草の根で、社会の課題に取り組む女性たちを、推薦をもとに選出
・チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(1名)
賞金100万円/ティファニー社製クリスタルボウル贈呈
・入賞者(4名):賞金25万円/ティファニー社製記念品贈呈
https://jwliccja.org/
◆公益財団法人JKA
「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に対する支援」について
・締切第2回8月10日〜8月31日
・新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のための物資の整備事業
例)PCR検査キット、サーモカメラ、空気清浄機、パルスオキシメータなど
・新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、屋外で使用して3密回避などを進めるうえで必要な整備事業
例)テント、温冷風機、発電機など
補助率:100万円まで10/10、100万円超部分は1/2
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/shinsei/covid19.html

◆株式会社日本経済新聞社
「第5回 日経ソーシャルビジネスコンテスト」
締切9月5日
テーマ:SDGsを意識したソーシャルビジネス
この未曽有の事態の中で持続可能な社会の実現に向けて、社会課題に果敢にチャレンジするプレーヤー、そしてその志を応援
大賞:賞金100万円、優秀賞:賞金50万円、特別賞(Covid-19関連):賞金50万円、学生部門賞:賞金10万円、各部門に賞盾も贈呈
https://social.nikkei.co.jp/about.html
◆公益財団法人パナソニック教育財団
「2021年度 子どもたちの“こころを育む活動”表彰」
・締切9月10日
コロナ禍の影響により一時休止している活動やオンラインの活動なども応募可
全国大賞(1件):賞状および賞金(50万円)
優秀賞(5件程度):賞状および賞金(20万円)
http://www.kokoro-forum.jp/project_kokoro/
◆住友生命保険相互会社
「未来を強くする子育てプロジェクト」子育て支援活動の表彰
締切9月10日
より良い子育て環境づくりに取り組む個人・団体を表彰
◎文部科学大臣賞・厚生労働大臣賞/表彰状 大賞の1組に授与
◎スミセイ未来大賞/表彰盾、副賞100万円 2組程度
◎スミセイ未来賞/表彰盾、副賞50万円 10組程度
※コロナ禍での活動への影響や活動の工夫を考慮
https://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/mirai_child/child/bosyu.html
●公益財団法人JKA
以下の社会的な要請や社会環境の変化等を踏まえ、「チャレンジ」「チェンジ」をキーワードに、さまざまな社会的課題を解決するための取組みを積極的に支援します。
・新型コロナウイルス等感染症と新しい生活様式への変化によって生じた課題
・SDGs(持続可能な開発目標)の推進
・子どもの貧困やヤングケアラーの社会問題化への対応として「子どもの居場所」作
りをはじめとする世代を超えた孤立・孤独対策としての居場所の提供 など
助成上限:100万円〜1.5億円、助成率:2/3〜10/10
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/shinsei/shinsei.html
・9月24日締め切り

◆公益財団法人パブリックリソース財団
「女性リーダー支援基金〜 一粒の麦 〜」
・締切8月16日
女性リーダーシップ開発やビジョンの実現を支援することを目的に、女性リーダーの創生に貢献
活動奨励金:1人あたり100万円、支援予定者数: 5名/年
https://www.public.or.jp/project/f0159
◆NPO法人まちぽっと
・締切9月20日
「第10回ソーシャル・ジャスティス基金助成-2021年度」
下記にテーマに取り組むにアドボカシー活動を支援
【特設テーマ】グローバル化社会における草の根・民主主義
【基本テーマ】見逃されがちだが、大切な問題
助成上限:100万円/件、助成総額:300万円
自己資金無し可、資金使途自由・人件費にも充当可
http://socialjustice.jp/p/2021fund/
◆公益財団法人日本財団
「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト」
締切10月16日
建築デザインを重要な要素として位置づけ、福祉施設のさらなるアップデートとこれからの地域社会づくりをサポートするための新しい助成プログラム
助成上限:3億円、補助率100%、10件程度
https://fukushi-kenchiku.jp/
【組織基盤強化】
◆公益財団法人SOMPO福祉財団
「組織および事業活動の強化資金助成」
組織や事業の基盤を強化のための資金を助成
・締切10月8日
今回の対象は【西日本地区】(関西地方以西)
組織基盤強化や新規事業展開、既存事業拡充等に必要な費用を幅広く対象、人件費も対象(助成金額の30%を上限)
助成上限:70万円、助成総額:1000万円
https://www.sompo-wf.org/jyosei/kibankyouka.html
◆「認定NPO法人取得資金助成」
認定NPO法人の取得(特例認定含む)のための資金を助成
・締切10月8日
これから2023年3月末までに認定申請予定、もしくは21年4月以降に申請済みの団体が対象
助成上限:30万円、助成件数:15団体程度(総額450万円)
「認定NPO法人」の取得に関する費用であれば、使途自由、人件費や管理費・ファンドレイジング経費・専門家謝金等も可
https://www.sompo-wf.org/jyosei/nintei-npo.html
◆休眠預金
JANPIAのHPをご覧ください。
【JANPIA】新型コロナウイルス対応支援助成〈2021年度随時募集〉の実施について
https://www.janpia.or.jp/other/news/news/news_20210305.html

◆【経済産業省】新型コロナウイルス感染症関連
「月次支援金」
一時支援金の後継支援策として「月次支援金」が6/16から受付スタート
NPO法人・公益法人等特例などの特例申請も6/30からスタート!
【月次支援金4・5月分8/15締切!】
4月分/5月分の月次支援金の申請期間は2021年6月16日〜8月15日
6月分の月次支援金の申請期間は2021年7月1日〜8月31日
7月分の月次支援金の申請期間は2021年8月1日〜9月30日
8月分の月次支援金の申請期間は2021年9月1日〜10月31日
https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html
◆事業再構築補助金
「事業再構築補助金」特設サイト
第1次公募の採択結果が公表されました。NPO法人等も10数件採択されました!
https://jigyou-saikouchiku.jp/
※公募中、第3次公募スタート、以降再公募予定
◆ものづくり補助金
・8月17日締め切り
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」特設サイト
第6次公募の採択結果が公表されました。NPO法人も採択されました!
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
◆持続化補助金
「小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」特設サイト
・締切9月8日
第1次公募の採択結果が公表されました。NPO法人も採択されました!
https://www.jizokuka-post-corona.jp/
「小規模事業者持続化補助金(通常枠)」特設サイト
・締切10月1日
第4次公募の採択結果が公表されました。NPO法人等も多数採択されました!
【商工会】⇒ https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
【商工会議所】⇒ https://r1.jizokukahojokin.info/
◆IT導入補助金
「IT導入補助金」特設サイト
締切9月30日
第1次公募の採択結果が公表されました。NPO法人等も多数採択されました!
https://www.it-hojo.jp/
「GビズID」⇒ https://gbiz-id.go.jp/top/
◆デジタル化・オンライン化を進めたいNPO法人等
「第2期 中小企業デジタル化応援隊」事業
・9月30日締め切り
NPO法人等も対象、デジタル化やオンライン化等を進めるにあたって、支援を行うIT専門家への謝金を補助、ウェブ・クラウドサービス活用やzoom等のオンライン会議活用、オンラインファンドレイジング支援などを幅広く対象
補助上限:最大3,500円/1h、30万/1社、150万/1専門家
※1社・1専門家あたりの上限はが第1期(2020年度)と第2期(21年度)を通算
【事業全体 特設サイト】⇒ https://digitalization-support.jp/
◆【農林水産省】国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業のうち食品受入能力向上緊急支援事業の募集について
締切第2回9月30日
フードバンクにおける未利用食品の受入れ・提供の体制を拡大する取組を支援
運搬用車両・一時保管用倉庫(冷蔵庫・冷凍庫を含む。)・入出庫管理機器等の賃借料の経費を補助
補助上限:500万、補助率10/10、補助総額約4億円
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/shokusan/210324_184-1.html
◆【内閣府 政策調整担当】地域子供の未来応援交付金(子供の未来応援地域ネットワーク形成支援事業)について
・NPO等による「つながりの場づくり緊急支援事業」を創設
・居場所の提供や衣食住などの生活支援、学習支援、相談・アウトリーチなど
https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/torikumi/koufukin/index.html
※NPO等の直接申請は不可、自治体に要提案・相談。
◆【経済産業省】コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金
「J-LODlive2」
国内におけるポストコロナを見据えた収益基盤の強化に資する公演及び当該公演を収録した動画の全部又は一部の海外向けのデジタル配信の実施を支援
補助上限額:3000万円/件、補助率:1/2
【特設サイト】⇒ https://j-lodlive2.jp/
※NPO法人等も申請可、公募中、2022年1/31まで隔週金曜日締切
「J-LODlive2(キャンセル料支援)」
・締切9月24日
開催予定であった公演を延期・中止した主催事業者に対して、当該公演等のキャンセル費用及び関連映像を活用した動画の制作・配信の実施を支援
補助上限額:2500万円/件、補助率:10/10
https://cancel.j-lodlive2.jp/
<東京都内の方>
◆【東京都 東京しごと財団】テレワーク促進助成金
東京都独自の支援策で都内対象NPO法人等も対象です。
・12月24日締め切り
《従業員数30〜999人》補助率1/2・上限250万円
《従業員数2〜29人》補助率2/3・上限150万円
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/03-telesoku.html
◆【東京都 東京しごと財団】新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金
・締切10月31日
雇用調整助成金等の支給を受けた団体の、非常時における勤務体制づくりなど職場環境整備を支援、10万円定額支給
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/syourei.html
◆【東京都 中小企業振興公社】中小企業等による感染症対策助成事業
・締切10月31日
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づく取組を支援します!
助成上限額50万(ただし、内装・設備工事費を含む場合は100万※)、助成率2/3
※換気設備工事を含む場合は200万円に増額
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kansentaisaku.html
●【東京都】クラウドファンディングを活用した資金調達支援
創業者やソーシャルビジネス等のクラウドファンディング(CF)手数料やページ作成費用、SNS展開アドバイス費用を助成
一般:1/2、最大40万円
新型コロナ特例:2/3、最大50万円
https://entre-salon.com/crowdfunding/
助成金情報 [2021年06月16日(Wed)]
■□■中小企業庁(全国対象)■□■
「第2期 中小企業デジタル化応援隊」事業
NPO法人等も対象、デジタル化やオンライン化等を進めるにあたって、支援を行うIT専門家への謝金を補助、ウェブ・クラウドサービス活用やzoom等のオンライン会議活用、オンラインファンドレイジング支援などを幅広く対象
補助上限:最大3,500円/1h、30万/1社、150万/1専門家
※1社・1専門家あたりの上限はが第1期(2020年度)と第2期(21年度)を通算
【事業全体 特設サイト】⇒ https://digitalization-support.jp/
※NPO側・専門家側ともに申請受付中、2021年9/30登録締切
■□■新型コロナ対応 支援活動向け民間助成金情報(全国対象)■□■
●ファイザー株式会社
「ファイザープログラム心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援
2021年度(第21回)新規助成 募集開始」
新型コロナウイルス感染症によって大きく傷ついた「健やかなコミュニティ」が市民の力でいち早く回復することを願い、そのような取り組みも応援
助成総額1,500万円、助成額:50万円〜300万円
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/pfizer_program/announce/index.html
※申請受付期間6/14〜28
●公益財団法人太陽生命厚生財団
「事業助成<ボランティアグループ等が行う事業への助成>」
特に今年度は、コロナ禍の状況において「新しい日常」を念頭に置き3密を避けるための工夫や、感染防止への取組を積極的に行っている事業への助成
助成金額:1件 10万円〜50万円、助成総額:1,800万円
http://www.taiyolife-zaidan.or.jp/promotion_recruitment/index.html
※公募中、6/30締切
●社会福祉法人丸紅基金
「2021年度(第47回)社会福祉助成金申込募集開始について」
特に昨年度はコロナ禍を反映し、衛生、換気、空調等に係る案件を多く選出したほか、農福連携、福祉施設の職員の負担軽減につながる案件も多く採択
助成総額:1億円、助成上限200万円/件
https://www.marubeni.or.jp/topics/entry-70.html
※公募中、6/30締切
●【休眠預金活用制度】公益財団法人パブリックリソース財団
「コロナ禍の住宅支援事業〜持続可能な支援付住宅システム提供の創造〜」
住宅物件の取得・建設(リフォームを含む)を行うための資金を助成し、民間ベースの良質な「断らない住宅」の受け皿をつくり、「住宅支援」と「就労含む自立支援」のフルセットで提供する支援システムの構築を支援
助成額: 5,000万円〜1億円、採択予定7団体程度
https://www.info.public.or.jp/kyumin-corona-kinkyu-jutaku
※公募中、6/30締切、5/19・21オンライン説明会開催
●欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan)
EFPIA Japan患者団体支援プログラム「PASE」第4回PASE AWARD募集のご案内
「新型コロナウイルス感染拡大下における課題と、つながる・支える社会作りのための活動」
大賞受賞団体(最大2団体)に助成金50万円
健闘賞受賞団体(最大3団体)に助成金15万円
http://efpia.jp/pase/index.html
※公募中、7/2締切
●公益財団法人JKA
「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に対する支援」について
・新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のための物資の整備事業
例)PCR検査キット、サーモカメラ、空気清浄機、パルスオキシメータなど
・新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、屋外で使用して3密回避などを進めるうえで必要な整備事業
例)テント、温冷風機、発電機など
補助率:100万円まで10/10、100万円超部分は1/2
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/shinsei/covid19.html
※受付期間(第1回)6/10〜7/16、(第2回)8/10〜8/31
●国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(SOLVE for SDGs)」
新規枠「社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築」
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の社会的影響を踏まえた提案を募集。
初年度:1課題 1,200万円/年程度上限、以降は初年度の2倍程度まで
https://www.jst.go.jp/ristex/proposal/proposal_2021.html
※公募中、「社会的孤立・孤独の予防」7/20締切、その他6/8締切
●公益財団法人ユニベール財団
「特定活動助成 2021」
心のケアのための傾聴ボランティアとして活動をしている団体を支援
(自然災害の被災者をはじめコロナ禍で困難な状況にある人等を傾聴)
年50万円を上限、最長3年間
https://www.univers.or.jp/index.php?civilactgrant
※公募中、7/20締切
●JTグループ・公益社団法人日本フィランソロピー協会
「SDGs貢献プロジェクト」
格差是正・災害分野・環境保全の3つの領域で活動する団体を支援
助成上限:200万円/件
https://www.philanthropy.or.jp/jt/
※公募中、6/30締切
●公益財団法人SOMPO福祉財団
「自動車購入費助成」
東日本地域の、主として障害者の福祉活動を行うNPO法人の自動車購入費を助成
助成総額:1200万円、助成上限:120万円/件
https://www.sompo-wf.org/jyosei/jidousya.html
※公募中、7/9締切
【組織基盤強化】
●パナソニック株式会社
「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」
貧困のない社会づくりに向けて、「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムでNPO/NGOの組織基盤強化を応援
「組織診断からはじめるコース」:1団体への上限100万円(1年目)
「組織基盤強化コース」:1団体への上限200万円(毎年)
助成総額は、2020年度新規募集・継続募集を合わせて、海外助成1,500万円、国内助成1,500万円。合計3,000万円 https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/2021_recruit.html
※申請受付期間7/16〜7/30
■□■【JANPIA】新型コロナウイルス対応支援助成〈2021年度随時募集■□■
https://www.janpia.or.jp/other/news/news/news_20210305.html
2021年度 資金分配団体の公募〈第1回通常枠募集〉の実施について
https://www.janpia.or.jp/other/news/news/news_20210426_02.html
■□■政府関係■□■
●【経済産業省】新型コロナウイルス感染症関連
一時支援金の後継支援策として「月次支援金」が6月からスタート予定
「月次支援金」について
https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html
「事業再構築補助金」特設サイト
https://jigyou-saikouchiku.jp/
「小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」特設サイト
https://www.low-risk-jizokuka.jp/
「IT導入補助金」特設サイト
https://www.it-hojo.jp/
「GビズID」⇒ https://gbiz-id.go.jp/top/
●【内閣官房】孤独・孤立対策
「孤独・孤立対策に取り組むNPO等の皆様へ〜緊急支援策のご案内〜」を参照
1.生活支援等・自殺防止対策
2.フードバンク支援・子ども食堂等への食材提供に係る補助
3.子供の居場所づくり
4.女性に寄り添った相談支援
5.住まいの支援
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_koritsu_taisaku/index.html
●【農林水産省】国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業のうち食品受入能力向上緊急支援事業の募集について
フードバンクにおける未利用食品の受入れ・提供の体制を拡大する取組を支援
運搬用車両・一時保管用倉庫(冷蔵庫・冷凍庫を含む。)・入出庫管理機器等の賃借料の経費を補助
補助上限:500万、補助率10/10、補助総額約4億円
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/shokusan/210324_184-1.html
※直接補助なのでNPO等の申請可、公募中、第1回6/30締切、以降計3回公募予定
3.子供の居場所づくり
●【内閣府 政策調整担当】地域子供の未来応援交付金(子供の未来応援地域ネットワーク形成支援事業)について
・NPO等による「つながりの場づくり緊急支援事業」を創設
・居場所の提供や衣食住などの生活支援、学習支援、相談・アウトリーチなど
https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/torikumi/koufukin/index.html
※交付金の拡充なのでNPO等の直接申請は不可、自治体に要提案・相談。
4.女性に寄り添った相談支援
●【内閣府 男女共同参画局】令和3年度実施 地域女性活躍推進交付金(拡充)
・13.5億円を追加措置、NPO等による「つながりサポート型」を創設
・NPOによるアウトリーチ型の相談、居場所の提供、SNS相談・24時間電話相談、ピアサポート、女性用品等の提供(いわゆる生理の貧困対策)等の取り組みを支援
https://www.gender.go.jp/policy/chihou_renkei/kofukin/r03/ex.html
※交付金の拡充なのでNPO等の直接申請は不可、自治体に要提案・相談、5/28締切
5.住まいの支援
●【経済産業省】コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金
「J-LODlive2」
国内におけるポストコロナを見据えた収益基盤の強化に資する公演及び当該公演を収録した動画の全部又は一部の海外向けのデジタル配信の実施を支援
補助上限額:3000万円/件、補助率:1/2
【特設サイト】⇒ https://j-lodlive2.jp/
※NPO法人等も申請可、公募中、2022年1/31まで隔週金曜日締切
「J-LODlive2(キャンセル料支援)」
開催予定であった公演を延期・中止した主催事業者に対して、当該公演等のキャンセル費用及び関連映像を活用した動画の制作・配信の実施を支援
補助上限額:2500万円/件、補助率:10/10
https://cancel.j-lodlive2.jp/
※NPO法人等も申請可、公募中、7/30まで隔週金曜日締切
■□■東京都■□■
●【東京都 東京しごと財団】テレワーク促進助成金
東京都独自の支援策でNPO法人等も対象です。他の補助金等では対象外の「PC・タブレット等の購入費用」も助成対象です。
《従業員数30〜999人》補助率1/2・上限250万円
《従業員数2〜29人》補助率2/3・上限150万円
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/03-telesoku.html
※NPO法人等も申請可、公募中、12/24締切
●【東京都 東京しごと財団】新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金
雇用調整助成金等の支給を受けた団体の、非常時における勤務体制づくりなど職場環境整備を支援、10万円定額支給
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/syourei.html
※NPO法人等も申請可、公募中、6/30締切
●【東京都 中小企業振興公社】中小企業等による感染症対策助成事業
新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づく取組を支援します!
助成上限額50万(ただし、内装・設備工事費を含む場合は100万※)、助成率2/3
※換気設備工事を含む場合は200万円に増額
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kansentaisaku.html
※NPO法人等申請可、公募中、6/30締切
●【東京都】クラウドファンディングを活用した資金調達支援
創業者やソーシャルビジネス等のクラウドファンディング(CF)手数料やページ作成費用、SNS展開アドバイス費用を助成
一般:1/2、最大40万円
新型コロナ特例:2/3、最大50万円
https://entre-salon.com/crowdfunding/
※NPO法人等申請可、公募中、
また、下記の通り、昨年同様の東京都独自条例によって、3月決算法人が6月末までに提出しなければならない事業報告書等や役員報酬規程等の提出期限が7月末まで延長されることになりました。緊急事態宣言も延長され、今年も理事会・総会や決算・監事監査等も影響を余儀なくされていますが、期限も延長されましたので、あせらずご対応ください。
●【東京都】【令和3年5月12日】事業報告書等の提出書類の期限について
「例えば、事業報告書等の提出について、事業年度が4月1日から3月31日までの法人におかれましては、新型コロナウイルス感染症のまん延により6月30日までの事業報告書等の提出が難しい場合は、7月31日までにご提出ください。」
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/houjin/npo_houjin/notice/0000001582.html
以上
助成金情報 [2021年04月30日(Fri)]
助成金情報(2021年4月30日)
●【休眠預金活用制度】
特定非営利活動法人日本都市計画家協会
「外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成〜支え合いを豊かさにつなげるまちづくり〜」
・外国人等の深刻化した問題に対し、直接的な支援につながる活動
(食糧支援活動、学習支援活動、就労支援活動、生活相談活動 等)
・持続的活動につなげるための体制づくり
(人材、資金、活動拠点の確保、事務局体制の確立、人材育成)
・地域に好循環を生む仕組みづくり
助成金額:500万円〜1200万円/件
https://www.jsurp.jp/%E5%90%84%E7%A8%AE%E4%BA%8B%E6%A5%AD/janpia/
※公募中、5/7締切

●社会福祉法人中央共同募金会
居場所を失った人への緊急活動応援助成の第3回公募
助成上限:300万円/件、助成総額:6000万円
https://www.akaihane.or.jp/news/18510/
※公募中、5/10締切

●Yahoo!基金
「2021年度 コロナ禍における困窮者支援活動助成」
新型コロナウイルス感染症の影響により経済的な負担を抱えている人々や、深刻化している暴力による被害(DV、性暴力、性的搾取、児童虐待など)、生活困窮・社会的孤立に関連した活動を行っている団体やプロジェクトに対し、助成
助成上限:100万円/件、助成総額2,000万円
https://kikin.yahoo.co.jp/support/life.html
※公募中、5/20締切
●ファイザー株式会社
「心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」
患者団体・障がい者団体による、「健やかなコミュニティづくり」の 試みを支援します
☆コロナ禍に⼤きく傷ついた「健やかなコミュニティ」が市⺠の⼒で回復することを願う取り組みも応援します。
助成総額 1500万円、1団体50〜300万円
助成期間 2022年1月1日〜12月31日(新規団体は次年度以降も応募可能)
【応募期間】 2021年6月14日(月)〜6月28日(月)
詳しくは下記をご覧ください。
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/pfizer_program/announce/index.html#oubo

●公益財団法人太陽生命厚生財団
「事業助成<ボランティアグループ等が行う事業への助成>」
特に今年度は、コロナ禍の状況において「新しい日常」を念頭に置き3密を避けるための工夫や、感染防止への取組を積極的に行っている事業への助成
助成金額:1件 10万円〜50万円、助成総額:1,800万円
http://www.taiyolife-zaidan.or.jp/promotion_recruitment/index.html
※公募中、6/30締切

●公益財団法人さわやか福祉財団
「地域助け合い基金」ご寄付のお願いと助成のご案内
◎コロナ禍対応助成(当分の間、優先配分)/◎共生社会推進助成
※5/18から公募中、随時受付・審査

●公益信託 オラクル有志の会ボランティア基金
東京都内の団体が行う都内の活動が対象
助成上限:100万円、助成総額:1,600万円程度
https://www.oracle.com/jp/charitable-trust/
※公募中、5/17締切
以上

社会を変える起業家 [2021年04月18日(Sun)]
岡部さん.jpg














認定特定非営利活動法人パンドラの会
設立時代表 岡部芙美子さんが
本を出版されました。
頂きましたので、読ませていただきました。
日本のNPOの地域における成長過程、その工夫と努力がひしひしと伝わってきます。
これぞ、日本のNPOの成長の記録だと思います。
今後福祉分野で活動されるかたが、何が大切なのか
どのように事業性と社会性のバランスをとっていくのか
参考になると思います。
我が子が、生後7か月で重責痙攣を引き起こし、知的障がを被らせてしたっまた。
お子さんの障がいを受け入れ
この子をなんとか良くしたい、よかれと思うことはなんでもやる
1996年ひととの出会いがあり、仲間と任意団体をつくる
障がいのあるこどもが御世話になる施設はほぼ満員、わたしたちのこどもは入所できない
そこで、資金調達し、地域資源を引き寄せ
2000年お菓子工房パンドラスタート
そして、
2001年組織となり、試行錯誤にてNPO法人化する
2002年企業との協働(パートナーシップ大賞受賞)
どのようにして企業との協働事業がはじまったのか
2003年制度の活用(愛知県第1号就労支援A型事業所)
2009年全国ソーシャルビジネス55選に選ばれる
2012年経営は悪化傾向へ
2012年愛知県認定第1号認定NPO法人となる
事業が軌道にのってきたときの挫折
(ガバナンス、マネジメントを含む)
そこからの出口がみえない再出発
(私もNPOの経営者の端くれですので、よくわかります)
2020年つぎの代表へのバトンタッチする。代表を退く
(後継者問題)
岡部さんとは、ある居酒屋さんで、別の経営者のかたと私の3人で、NPOの経営者の悩みや愚痴をさんざんぶちまけた記憶があります。
あー。それ私もとか
そうだそうだとか
ありえないよねーとか
なぜに、その場ができたのかはよく覚えていませんが
すっきりしたことは覚えています。
若いNPOの経営者のかたも、本を読んでいただいたり、話を聞いていただいたりしてほしいと思います。
出版記念会の御案内がありましたら、またご案内します。
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