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〔後房雄のブログ〕

現実関与型の政治学者が、日本政治、自治体改革、NPOやサードセクターの動向などについて話題を提供しています。一応研究者なので、面白かった本や論文の紹介もします。


ゼミのテキスト [2010年04月15日(Thu)]
大学院ゼミと学部ゼミの初回打ち合わせがありました。大学院ゼミは5、6人、学部ゼミは中国からの留学生1人を含めて29人という規模になります。学部ゼミは数年前から2、3、4年生合同になりましたが、人間関係が立体的になっていいように思います。

例年、1回目は、私が用意したテキスト候補のなかから参加者の希望(挙手)によってテキストを選定してもらいます。誘導と選択のバランスを意識した方法のつもりです。

大学院ゼミ前半のテキストは次の通りです。

○ベンジャミン・バーバー『ストロング・デモクラシー』日本経済評論社、2009年
○名和田是彦編『コミュニティの自治 自治体内分権と協働の国際比較』日本評論社、2009年
○穴見明『スウェーデンの構造改革』未来社、2010年
○アルバート・ハーシュマン『連帯経済の可能性』法政大学出版局、2008年
○堀勝洋『社会保障・社会福祉の原理・法・政策』ミネルヴァ書房、2009年
○ヴァン・パリース『ベーシック・インカムの哲学』けい草書房、2009年
○アブナー・グライフ『比較歴史制度分析』NTT出版、2009年
○マイケル・キンズレー編『ゲイツとバフェット 新しい資本主義を語る』徳間書店、2009年
○ジュリアン・ルグラン『準市場 もう一つの見えざる手』法律文化社、近刊予定


学部ゼミのテキストは次の通りです。

○岡部一明『市民団体としての自治体』御茶の水書房、2009年
○小川正人『教育改革のゆくえ』ちくま新書、2010年
○内田和成『仮説思考』東洋経済新報社、2006年
○ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』日経BP社、2008年
○山田昌弘『新平等社会 「希望格差」を超えて』文春文庫、2009年
○鴻上尚史『「空気」と「世間」』講談社現代新書、2009年
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