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〔後房雄のブログ〕

現実関与型の政治学者が、日本政治、自治体改革、NPOやサードセクターの動向などについて話題を提供しています。一応研究者なので、面白かった本や論文の紹介もします。


政治学講義 [2010年01月26日(Tue)]
09年度後期の1年生(理系)向けの講義「政治学」の最終回でした。理系の、しかも1年生向けにどのような政治学を話せばよいのか、なかなか悩むところです。

単位が必要だということなのか、出席を取らないのに90人ほどが出席していました。

学部での講義もそうですが、理論よりは実態を中心にした講義というのが私の考え方です。ほとんどの学生は研究者にはならないわけですから。

今年度は、8月30日の歴史的総選挙があった直後に開始だったので、その話から始めて以下のようなトピックを取り上げてみました。

1 8月30日総選挙と政権交代(10・6)
2 大統領制と議院内閣制(10・13)
3 民意の諸類型と民主主義の諸類型(10・20)
4 比例代表制型民主主義と小選挙区制型民主主義(10・27)
5 ビデオ「9兆円の攻防」(11・10)
6 官僚内閣制から国会内閣制へ(11・17)
7 政党はなぜ必要か(11・24)
8 「大きな政府」とその転換(12・1)
9 追い付き型近代化(12・15)
10 社会問題を解決する3つの仕組み(12・22)
11 新自由主義の考え方(1・12)
12 ビデオ「ブレア政権の教育改革」(1・19)
13 日本政治の課題と展望―小沢一郎論(1・26)
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