自治体職員から見た首長
[2009年10月28日(Wed)]
ある自治体の職員研修をしてきました。そのあと、若い職員たちと食事をしながら懇談をして、いろいろ本音の話もきけて面白かったです。
印象に残った話題の一つが、自治体職員から首長がどう見えているかということです。私自身は、ある程度、首長さんたちの相談にのる機会もあるので、首長をサポートする体制がいかに不備か、それぞれいかに大変ななかで決断を行っているかの実態は推測できるのですが、職員からみると、首長の真意を探るのがかなり難しく、大体は過大評価による誤解になっていることがリアルに分かりました一挙手一投足に意味があるように思うようです。ちょっとした表情までも。
間に、幹部職員が挟まっており、それでますます増幅する感じです。
首長を支える体制の不備や首長の決断の大変さなどは説明すれば職員にもすぐ理解されるわけですが、それだけに、お神輿でよかった時代とは違って政治主導を貫こうとする首長を支える体制の整備は急務だとあらためて思います。また、職員と首長とのコミュニケーションの難しさも重要な課題です。
若い職員からは、政治主導の首長は基本的には歓迎されているようです。役所に入ってそれほど長くないので、外部者の視点にそれほど違和感がないという意見もありました。
いずれにしても、トップに入った政治家と、幹部職員、その他の職員たちとの間の実務的な信頼関係をいかに築いていくかは、政権交代のある民主主義が本格化しただけに、今後ますます重要な課題となるでしょう。
中央政府でも、民主党の大臣たちと各省職員達との間で同じようなドラマが展開していると推測されます。
そのなかでいくつかでもいいモデルが生まれてほしいものです。
印象に残った話題の一つが、自治体職員から首長がどう見えているかということです。私自身は、ある程度、首長さんたちの相談にのる機会もあるので、首長をサポートする体制がいかに不備か、それぞれいかに大変ななかで決断を行っているかの実態は推測できるのですが、職員からみると、首長の真意を探るのがかなり難しく、大体は過大評価による誤解になっていることがリアルに分かりました一挙手一投足に意味があるように思うようです。ちょっとした表情までも。
間に、幹部職員が挟まっており、それでますます増幅する感じです。
首長を支える体制の不備や首長の決断の大変さなどは説明すれば職員にもすぐ理解されるわけですが、それだけに、お神輿でよかった時代とは違って政治主導を貫こうとする首長を支える体制の整備は急務だとあらためて思います。また、職員と首長とのコミュニケーションの難しさも重要な課題です。
若い職員からは、政治主導の首長は基本的には歓迎されているようです。役所に入ってそれほど長くないので、外部者の視点にそれほど違和感がないという意見もありました。
いずれにしても、トップに入った政治家と、幹部職員、その他の職員たちとの間の実務的な信頼関係をいかに築いていくかは、政権交代のある民主主義が本格化しただけに、今後ますます重要な課題となるでしょう。
中央政府でも、民主党の大臣たちと各省職員達との間で同じようなドラマが展開していると推測されます。
そのなかでいくつかでもいいモデルが生まれてほしいものです。
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名古屋市の河村市長と市議会の緊張がたかまっているので、これから二元代表制についても書いていきます。乞うご期待。