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〔後房雄のブログ〕

現実関与型の政治学者が、日本政治、自治体改革、NPOやサードセクターの動向などについて話題を提供しています。一応研究者なので、面白かった本や論文の紹介もします。


『マザーズ』 [2011年10月06日(Thu)]
金原ひとみ『マザーズ』新潮社、2011年7月。

3人の母親(主婦、作家、モデル)の子育てを描いた小説ですが、ここまで描いた小説は初めてだと思います。金原さんは『蛇にピアス』で芥川賞を受賞した人ですが、すごい作家になっていました。

女と男がまったく異なった世界に生きていることがよくわかります。いっしょに子育てというのはほとんど幻想ですが、それでは、どうするのか。
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