台風一過
[2011年02月07日(Mon)]
河村台風から一夜明けて、気持ちを切り替えて、河村退治の次の戦略を考えています。
それにしても、河村騒動自体が全国ニュースになってしまったためか、このブログのアクセス数も4000台へと飛躍しました。
2009年4月29日の名古屋市長選挙の夜は、河村事務所の3階でテレビを見ていたものですが、それからの経過を考えるとなかなか感慨深いものがあります。
あらためて考えてみると、河村氏との政治イメージの違いが最大の要因だったように思います。選挙で票を集め、勝って市長になることだけをイメージしている河村氏(だからこそ今だに総理を目指すなどと叫んでいるわけですが)に対して、私としては市長になるということは市政全体に責任を持つことだと考えていたわけです。
(民主党の政務三役にも、ポストに就くことしか考えていなかった人と、役人がやるような仕事を代わりにやることだと思っていた人が多く、役人を使いこなすイメージを持っていた人は少ないようですね。)
河村氏がマネジメントに関心や能力がないというのはさすがに分かっていたのですが、代わりに私が仕切ろうとすることに対して、役人ならともかく河村氏本人が嫉妬を抱くというのは想像もしませんでした。私が支援を決断する時に、役人と対立したときには必ず私の方を支持してくれることが条件だということは確認しておいたのですが・・・。
ともあれ、選挙のことだけ考えている人ですから、選挙では勝つわけですが、そのあとやりたいことは減税と議員報酬半減だけで、行財政改革も各分野の問題解決もめんどくさいことはやりたくないわけですから、今後も議会相手に広い意味での選挙運動のようなことばかりやり続けるのでしょう。大阪など応援にいく所もあるし。
市長という仕事をやる気がないということが市民の多数に理解されるまでは、もう少し時間がかかるでしょうが、事実ですからいずれは理解されるでしょう。
市民にとって選挙や政治というのがその時々の不満をぶつける機会になってしまっていますが(これはエジプトよりも日本が優れている点です)、それが、政治家という自分たちの代表者を通じて政府・行政をコントロールする手段へと変るまでは、こういうことが続くでしょう。
マスコミの報道も、本当にその時々の流れに掉さすだけになってしまっていますし。
ところで、2月後半と3月前半は、それぞれアメリカとイタリアの調査に行きます。政治らしい政治に少しは触れてリフレッシュしてきたいと思います。
その内容はこのブログで随時ご報告します。
それにしても、河村騒動自体が全国ニュースになってしまったためか、このブログのアクセス数も4000台へと飛躍しました。
2009年4月29日の名古屋市長選挙の夜は、河村事務所の3階でテレビを見ていたものですが、それからの経過を考えるとなかなか感慨深いものがあります。
あらためて考えてみると、河村氏との政治イメージの違いが最大の要因だったように思います。選挙で票を集め、勝って市長になることだけをイメージしている河村氏(だからこそ今だに総理を目指すなどと叫んでいるわけですが)に対して、私としては市長になるということは市政全体に責任を持つことだと考えていたわけです。
(民主党の政務三役にも、ポストに就くことしか考えていなかった人と、役人がやるような仕事を代わりにやることだと思っていた人が多く、役人を使いこなすイメージを持っていた人は少ないようですね。)
河村氏がマネジメントに関心や能力がないというのはさすがに分かっていたのですが、代わりに私が仕切ろうとすることに対して、役人ならともかく河村氏本人が嫉妬を抱くというのは想像もしませんでした。私が支援を決断する時に、役人と対立したときには必ず私の方を支持してくれることが条件だということは確認しておいたのですが・・・。
ともあれ、選挙のことだけ考えている人ですから、選挙では勝つわけですが、そのあとやりたいことは減税と議員報酬半減だけで、行財政改革も各分野の問題解決もめんどくさいことはやりたくないわけですから、今後も議会相手に広い意味での選挙運動のようなことばかりやり続けるのでしょう。大阪など応援にいく所もあるし。
市長という仕事をやる気がないということが市民の多数に理解されるまでは、もう少し時間がかかるでしょうが、事実ですからいずれは理解されるでしょう。
市民にとって選挙や政治というのがその時々の不満をぶつける機会になってしまっていますが(これはエジプトよりも日本が優れている点です)、それが、政治家という自分たちの代表者を通じて政府・行政をコントロールする手段へと変るまでは、こういうことが続くでしょう。
マスコミの報道も、本当にその時々の流れに掉さすだけになってしまっていますし。
ところで、2月後半と3月前半は、それぞれアメリカとイタリアの調査に行きます。政治らしい政治に少しは触れてリフレッシュしてきたいと思います。
その内容はこのブログで随時ご報告します。
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すみません。訂正します。
私の方は、当時の記憶は日付もはっきりしないほど渦中でした。本人にやる気がないことをやろうとしたという意味で、あとから考えると空しいですが。