海辺の仲間たち [2007年05月02日(Wed)]
今日は南九十九里で見られる動植物
![]() ![]() ![]() ![]() (H19.5.1撮影) 分類:ヒルガオ科ヒルガオ属 花期:5月〜6月 高さは5〜12cm. 日本各地の海岸の砂地に生育する多年草。小さな淡いピンクの花は、初夏の訪れを告げます。白く丈夫な地下茎は砂中を長くはって、茎は砂上をはっています。 葉は厚く丈夫で海岸特有の強い日差しや乾燥から身を守っています。 ハマヒルガオの花言葉は『絆』 やさしく潮風に揺られながら絡み合っている姿はまるで家族の絆のようです ![]() ![]() ![]() ![]() (H19.5.1撮影) 分類:マメ科レンリソウ属 花期:4月〜7月 高さは20〜60cm. 日本各地の海岸の砂地に生育する多年草。花は最初、赤紫色でやがて青紫色に変化します。まれに白色もあるようですが・・・。 葉は羽状複葉で楕円形の小葉は3〜6対。小葉より大きい托葉があります。 葉の脇から長い総状花序を出して、蝶形花を咲かせます。 『ハマエンドウ』は季語にもなっています。 ![]() ![]() ![]() (H19.5.1撮影) 分類:カヤツリグサ科スゲ属 花期:4月〜7月 高さは10〜30cm. 日本各地の海岸の砂地に生育する多年草。別名 筆草(フデクサ) 砂中に長く匍匐茎を伸ばして、地上に出る茎を伸ばします。かつて地下茎の節にある古い葉鞘を筆として使っていたことから、書道にゆかりのある弘法大師にちなんでこの名前がつけられたそうです。地下茎は4〜5m.も離れたところにも出芽し、そして新たな群落を作っていきます。・・・が、風食、侵食により簡単に枯れてしまいます。 ![]() (H19.5.1撮影) しっかりと根を張り海岸侵食を食い止めようと頑張っているコウボウムギ達 ![]() 大事にしましょう ![]() 砂浜では、ハマヒルガオやコウボウムギが地下茎をあちらこちらに張り巡らし、飛砂の防止にとても重要な役割を果たしているんです ![]() ![]() ![]() ![]() (H19.5.1撮影) 体長:25〜28cm. チドリ目、カモメ科 『種の保存法』で国際希少野生動植物種に指定されています。千葉県レッドデータブックでは重要保護生物Bに選定されています。 夏鳥としてオーストラリアやニュージーランド方面から渡来し、海岸や河川の砂浜などに生息します。そして砂や砂利の上に浅い窪みを作り集団営巣して卵(1〜3個)を産みます。約3週間で孵化します。卵やヒナはまだら模様になっていて地面と区別がつきにくくなっています。 みなさんも、南九十九里を訪れた際はぜひ辺りを見渡してみて下さい ![]() 今後も、浜で見かける動植物をどんどんアップしていきます。 楽しみにしていて下さいね ![]() |