11月11日(水)、大津小学校5年生のみんなと史跡公園弥生の森で土笛の野焼きを行いました。当日は前日の雨が嘘のような良いお天気となりました。
大津小学校の古代体験は、斐川町在住の笛作家樋野達夫さんに指導をいただき、まず、9月に土笛づくりを行いました。そして、今回、野焼きの窯には、生徒たちが作った土笛が並べられ、代表児童による火入れの儀式で、野焼きが始まりました。
午前中半日かけて焼くのですが、土笛に最初は真っ黒な”すす”が付きます。時間が経つにつれ、赤茶色に変化していきます。午後からゆっくり時間をかけて冷ますと、灰の中から、焼きあがった土笛がお目見えします。
野焼き
焼きあがった土笛
また、当日は、歴史学習、勾玉づくり、弥生土器を使った古代米炊飯体験も行いました。児童の皆さんには貴重な体験となったのではないでしょうか。
歴史学習
まが玉づくり
炊飯体験
来年の4月の弥生の森まつりでは、6年生になった生徒たちに、この土笛を使った演奏を披露していただく予定です。博物館に土笛の音色が響きわたることでしょう。今から楽しみですね。