斐伊川鉄橋遺跡 出雲の文化財〜PART11〜 [2010年07月15日(Thu)]
映画『RAILWAYS』が大ヒット上映中なので、今日は鉄道ネタです
今回は昭和37年(1962)の斐伊川鉄橋掛け替え工事で発見された斐伊川鉄橋遺跡という遺跡の 紹介です え〜っ あんなところに遺跡があ るの〜 と言われそうですが・・・ あるんです ただし、深さ約7mのところですが 工事中、新橋脚設置のために、直径約9mの穴を10か所掘られたそうですが、工事中のことであった ので調査は不十分で、遺構は確認されませんでした しかし、このうち4か所で弥生時代後期から古墳時代前期の土器が多数出土しています 完形品はありませんが、出土した弥生土器や土師器の85%以上は壷や甕で、その他にも高坏、器 台、低脚坏、注口土器などが出土しています 地下7mの遺跡とはスゴイですね |