出雲でも日食が観察できました! [2012年05月21日(Mon)]
今朝のテレビは、朝早くから「金環日食」の話題で持ちきりでした
古代中国では、日食は天の警告とみなされ、統治者は日食の観測にとても関心を持っていました また、統治者は「時をもつかさどる」という考え方から、暦を頒布していました そのために天体観測を行う省庁が置かれ、豊富な記録が残されています 日本では、推古天皇の頃、西暦で628年の記録が「日本書記」にあり、これが日本最古の日食の記録です 日食は世界各地で古くから関心を持たれ、記録に残されてきた自然事象といえます 今回の日食は・・・ 太平洋側では、日食の中でもさらに珍しい「金環日食」を見ることができたそうです 出雲では、残念ながら「金環日食」という形では見ることができませんでしたが、「部分日食」として観察することができました 観察には「出雲科学館」で作った日食観察用メガネを使用しました メガネを通してみると、月の影で太陽が欠けて見えるのがわかります ちなみに・・・ 今回見ることができなかった「金環日食」を、次に出雲で見ることができるのは900年くらい先だそうです 残念ながら、900年後の「金環日食」を見ることは叶いそうにありませんが、出雲でも「金環日食」を見てみたいですね |