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2月26日満席です [2019年02月26日(Tue)]

2月26日満席です

2月26日
本日は満席となっております。
Feb. 26
We are full tonight.
九平次 [2019年02月25日(Mon)]

九平次

醸し人 九平次
今週はうすにごり
Good sake
Kuheji

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神頼み [2019年02月25日(Mon)]

神頼み

天満の天神さん。
学問の神様で
ウチの受験生を神頼み。
Tenmangu shrine
in Osaka
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IMG_2237.jpg

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汁なしゴリラ [2019年02月25日(Mon)]

汁なしゴリラ

そもそもゴリラって?

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ビリケンさん [2019年02月25日(Mon)]

ビリケンさん

ビリケンさん
タイガースバージョン
IMG_2166.jpg
2月25日お席空いています [2019年02月25日(Mon)]

2月25日
お席空いています


2月25日
本日はお席空いています
Feb. 25
We have some seats available.



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西成でクジラ [2019年02月24日(Sun)]

西成のクジラ

大阪初日。
素敵な餃子屋さんで
楽しく過ごした後
そのまま宿に
直行すればいいものを・・・
ちょっと散策が
あんなことになるとは。
店は西成の路地裏に
眠るように佇んでいました。
薄いガラス戸からのぞき込むと
白熱電灯の下には
5人ほどの先客が。
どうやらみな
年配の男性のようです。
白い割烹着姿の
女将さんも見受けられます。
ならば、いっぱいだけと
引き戸を引き
店内に足を踏み入れると
瞬間にどんよりととした
どこか葬儀場のような空気に
包まれます。
と、ここできびすを返すにも
気が引ける雰囲気。
意を決して丸い
スチール椅子に腰掛けることます。
カウンターの中には
この時間に働いているのが
気の毒になり
社会福祉協議会に
電話をしたくなるような
アラウンド喜寿の女性がひとり。
どうして自分がここいるのか
分からないような表情で
壁に寄り掛かかっています。
メニューはと見ると
壁には戦前から貼ってあった
としか思えないような
色褪せた紙が一枚。
日本酒やチューハイも
ありますがここは
無難にビールを注文だけして
帰ることにします。
奥には三人連れの男性が
声をひそめて話し込んでいます。
右隣ではひとりの客が
ジョッキを片手に競馬か競輪の
予想紙を熱心に見つめています。
左隣の男は反対側を向いたまま
携帯電話で会話中。
さて運ばれてきたビールを
注ごうとグラスに手をかけると
表面にはまるで模様のように
指紋の跡が点々とついています。
グラスを替えてもらうにも
女将さんは
半分目を閉じたまま又壁に。
仕方がないのでビールを注いで
一口飲んだところで
電話を掛けていた男が
こちらに振り向きました。
「兄ちゃんどこからや」
まるで自分の縄張りに紛れこんだ
よそ者を威圧するような口調です。
男は短髪の四十がらみの浅黒い顔。
問題なのはその視線。
涅槃の先で焦点を結ぶかのように
左と右の視線が別々の方向で
小さく揺れています。
ふと、今は無いと思うけどなぁ、
かつての西成では道端に注射器が
転がっていたもんやでという
友人の忠告が頭をよぎりますが
男はすぐそこ。
正直に答えていいものか迷いながらも
岩手と伝えると、
即座に「それどこや」と
いらだちを含んだような声が。「
北の方です」に「なんや北海道かい」と
口調が和らいだような気がします。
よし、これを機に帰ろうと
席を立とうとする気勢を削ぐかのように「
何も喰わんか?」
男の視線は依然揺れたままですが
声は恫喝するようにも聞こえます。
「ええ」一瞬間を置きてから
壁に目をやると干からびた
ミミズが張り付いたような文字の
メニューも貼ってあります。
「じゃあ、クジラ刺しを」
焦眉の急。覆水盆に返らず。
焦りと慌てで一番右端に
最も大きく書かれた、
そして最も選んではいけないはずの
料理を口にしてしまったのです。
ここで男の携帯がけたたましい音を
立てて震えだし始めました。
いっぽう、女将は緩慢な動きで
目の前の冷凍庫に近寄ると
扉を開き、そこがまるで別世界への
入り口でもあるかのように
頭を半分入れゴソゴソと
中を探り始めます。
品切れであって欲しい。
切な願いも空しく女将は
ややあってラップに包まれた
小さな塊を見つけたようです。
女将は明りの下にと動き、
それが本当にクジラなのか
矯めつ眇めつすると
納得したかのように
電子レンジへと入れます。
チーン。仏壇の鈴が鳴るように
寂しげな音が店内に小さく響き、
女将はクジラ肉のラップを剥がすと
眼球と同化しまいそうな程に目を近づけ、
さらには鼻孔に押し込むかのように
鼻も近づけるとおもむろに
こちらに向かって一言。
「今日のクジラ、
炙ったほうがいいでぇ。絶対」
最後の絶対はまるで
自分に言い聞かせている
ような言い方です。
ここは即座に「お願いします」
の返事しかありません。
女将は難儀そうに流しの下に
しゃがみ込み家庭用のフライパンを
取り出しました。
表面はテフロン加工のようですが
暗い厨房でもザラザラ
しているのが見て取れます。
その表面をティッシュペーパーで
さっとひと拭き。
ここで家政婦でありませんが、
見てしまったのです・・・
まるで廃油に浸したかのように
黒く変色したティッシュペーパーを。
げっげっげっ!
もう切羽詰まった
鬼太郎の気分です。
洗うよね、洗ってね、
代わりに洗おうか。
心の叫びを無視するように、
女将は顔色ひとつ変えずに
ガス台にフライパンを置くと
肉を入れ火を付けます。
すぐに黒い煙が上がり、
ジュっという音とともに
子供の頃にプラモデルを
焚火に入れたような臭いが
流れてきます。
あぁ、これは夢であって欲しい。
左隣の男はもめているのか
声を荒げています。
「お待たせ」
皿の上のクジラ刺しは
黒く焦げ宮崎の郷土料理
地鶏焼きの様相。
おろし生姜が
添えらているのが幸いです。
とりあえず一切れだけと
生姜をたっぷり乗せて口に運び
味覚が大脳中枢に届くか否や、
「どうや旨いやろ」さっきの男が
酒臭い息をさせながら
顔を寄せてきます。「ええ」。
慌ててうなずいたものの
口の中に広がるのは異物感のみ。
この肉は本当にクジラなのか
という問題よりも
これ本当に食べ物なのか?
混乱と疑問で
頭の中はいっぱいです。
吐き出さなけば
大変なことになる。
最悪命に関わるかもしれない。
しかし男は蛙をもてあそぶ
蛇のような目つきで
にじり寄ってきます。
「これは夢であって欲しい」
「いや、夢に違いない」
必死に願うそばから男の声
「早よう喰わんと冷めてしまうでぇ」
翌朝。宿で目が覚めました。
まだ早いのかカーテン超しに
窓から差し込む光は
青みがかっています。
水でも飲もうかなと
立ち上がります。
胸やけにも似たむかつき
感が胃の底に沈んでいます。
また、脳も弛緩したスライムの
ようにぼんやりとしています。
さて、昨夜のことは。
と、携帯電話の写真を確かめると。
やはりありました。
焦げたクジラの写真が。
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クラッシック喫茶 [2019年02月23日(Sat)]

クラッシック

西成でクラッシック音楽。
は、ちょっと怪しい。
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マハラジャ西成 [2019年02月23日(Sat)]

マハラジャ西成

西成にもあった!
伝説のディスコ。
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2月23日貸し切りです [2019年02月23日(Sat)]

2月23日
貸し切りです

2月23日
本日は貸し切りとなっております。
Feb. 23
We have a private party.