どぜう [2017年06月20日(Tue)]
どぜう
空梅雨ですが暑さはもう真夏。 夏といえばどじょうで暑気払い。 くらくらと煮えかえり泥鰌汁 <村上鬼城> どじょうといえば浅草は駒形です。 駒形に沿う隅田川。 流れの向こうの黄金色の 雲形がドライなビールを誘います。 店は老舗中の老舗。 創業200年です。 のれんは「どぜう」。 四文字では縁起が悪いと 三文字です。 店前の提燈には浅草を 愛した永六輔さんの名も。 さて待つこと小一時間。 さっそく丸の鍋を注文。 どぜうは骨抜きもありますが 骨の食感も楽しめる丸で。 すでに柔らかく煮たどぜうが 観念したかのように きれいに並んでいます ちなみに特注の鍋は 我らが南部鉄器とか。 割り下は甘辛い、 まさに江戸仕立て。 この上にたっぷりの 笹がきのごぼうと 刻みねぎを乗せて しんなりしたら食べごろです。 では趣のある庭を眺めつつ 下町浅草が誇る アサヒビールで 乾杯しましょうか。 Simmered Loach with sweet soy sauce
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