いわての食を楽しむ (2224)
としるの塩辛 [2012年05月19日（Sat）]
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としるの塩辛
 岩手では あわびの肝のことを 「としる」または「としろ」 といいます。 海藻を食べるあわびだけに としるは海藻がぎゅっと 凝縮したほろ苦さ。 通の味わいです。 「としる」の塩辛は 塩漬けにすることで アミノ酸が生じて さらに複雑な味わいに。 ＜としる塩辛480円＞ 夜はちょっと冷え込む盛岡の夜。 燗酒と「としる」でしみじみと 宵を過ごせば気分は 放浪の俳人山頭火です。 ただし、酒は飲んでも 飲まれるな。 酔へばあさましく 酔はねばさびしく （山頭火） |
