干し葉 [2012年01月26日(Thu)]
干し葉
昨夜は盛岡は本当に冷え込み 明け方の気温はマイナス11度。 北海道や東北地方の一部では 寒いときにシバ レルといいます。 これはきっと痺れる(しびれる)から 来ているんだろうなと実感できる寒さでした。 さて、このように寒い北国には 長い冬を乗り切るための 知恵がたくさんあります。 干し葉もそのひとつ。 大根や蕪の刻んだ葉を 茹でてから凍らせたものです。 野菜が不足する時期のビタミンや ミネラル補給のために大切な食材となります。 そのまま味噌汁やおじやに入れると じんわりとした甘さと お日様を吸い込んだような干草の香りが やけに郷愁を誘います。 味噌汁には熟成した、いわゆる田舎味噌や しっかりと大豆の味がする 豆味噌がお勧めです。 上品な西京味噌はちょっと違和感があります。 具はシンプルに固めの木綿豆腐。 干し葉入りのおじやは 干し葉の味噌汁に白いご飯を加えるだけ。 家庭のお父さんでも簡単です。 その上食卓に出す前に 「おやじのおじやだよー」 の一言でひなびたおじやも 華やかな逸品になること間違いありません。 |