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涙の凍みこんにゃく [2023年09月27日(Wed)]

涙の凍みこんにゃく

茨城県の奥久慈から
「凍みこんにゃく」届きました。

ではここから「涙の凍みこんにゃく物語

江戸時代に伝わったという凍みこんにゃく。
場所は茨城県の北部 奥久慈地方。
作るのは12月中旬から2月頃までの寒さ厳しい冬。
現れたのは一人ないし二人のおばあちゃん。
目の前には寒風吹きすさぶ畑。
その畑一面ににわらを敷き詰めて、
腰を曲げ曲げ、こんにゃく芋からつくった
こんにゃくを並べてゆきます。
水をかけてから、夜間にかけて凍らせます。
寒さ辛さで今にも心が折れそうです(予想)
しかし今はローマでピアノを学ぶ
ただ一人の孫娘の元にこの凍みこんにゃく
を是非届けたい、
その思いが彼女の支えになります(妄想)
そして、翌朝。
畑一面に並べたこんにゃくは
裏表を一枚一枚!!!ひっくり返して
昼間の日光でゆっくりと解凍。
この作業を20日間ほど
繰り返すことで、
こんにゃくの水分が
抜けスポンジ状になり
「凍みこんにゃく」となるのです。
完成までおよそ1カ月。
あまりの辛い作業に作る人も減り
今では貴重な食材に。

そんな凍みこんにゃくを
根菜屋では味染みのおでんに。

Simmered dry yam cake.
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