本日は活動3日目、いよいよ「ひなせかき祭り」当日です。日生のかきは2024年の牡蠣-1グランプリの加熱部門で初代グランプリを獲得した全国でも有数の牡蠣で、重要な特産品のひとつです。

午前は、頭島と五味の市の二箇所の会場で祭りの準備および運営補助を行いました。
隊を2つに分け、6時ごろにそれぞれの会場へ出発しました。天候にも恵まれ、8時の祭り開始とともに多くの来場者が訪れ、会場は大いに賑わいました。具体的には、班ごとに役割を分担し、交通整備や来場者案内、まつりに出店される飲食ブースの運営補助をしました。
また、IVUSAとしてもマイクロプラスチック問題をテーマにしたワークショップと、飲食ブースでかき雑煮を出店しました。ワークショップでは、IVUSAとしてのこれまでの里海保全活動を紹介し、ポスターや動画を通じてゴミ問題や里海を守ることの重要性を発信しました。さらに、牡蠣殻やマイクロプラスチックを使った「牡蠣殻アートづくり」の体験コーナーも実施しました。

午後も同様に、「ひなせ牡蠣祭り」の運営補助を行いました。
出店したかき雑煮は、最終的に234食を販売し、日生の里海の資源である牡蠣の魅力を発信することができました。
祭り終了後は、漁師の方々とともに、使用したテントや机などの片付け作業を行いました。地域の方々と会話を交えながら作業を進められたため、和やかな雰囲気の中で作業することができました。

また、活動後には旧日生南小学校にて交流会を開催しました。食事を通して地域の皆さんとのつながりをさらに深められた貴重な時間になりました。その中で、住民さんからは「君たちが来てくれて本当に良かった、数年前ではこんな盛り上がりは無かった」という言葉を頂きました。
本日は牡蠣祭りや交流会で楽しい時間を過ごしましたが、明日は活動最終日です。再び気を引き締めて、最後まで全力で取り組んでいきます。