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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


防災サバイバル体験2019(東京白山クラブ) [2019年12月30日(Mon)]
 11月30日から12月1日の2日間にかけて、東洋大学にて「東洋防災サバイバル体験2019」が行われ、IVUSA学生9人が参加しました。

 2019年は台風・大雨による災害が多い一年でした。
 中でも、10月中旬ごろの台風では、多くの公共交通機関が計画運休を発表し、大手スーパーなども営業を取りやめるなどの対策がなされました。

 しかし、事前予想が可能な台風・大雨災害とは異なり、地震災害はいつやってくるかわからないという点で対策の難しさがあります。
 この体験型プログラムは、実際に首都直下地震が発生し、交通機関がストップしたという状況を想定し、大学構内に留まり震災直後の状況を追体験することで、実際の場面でどんな行動をするか、その時に向けてどのような備えをすべきか、ということについて学びました。

 1日目は、社会福祉士で災害支援・防災教育コーディネーターの宮崎賢哉さんから、2011年3月11 日の東日本大震災の時の都内の状況、また実際の対応などを教えていただきました。
 また宿泊体験では、非常食での夕食作りや簡易トイレ作り、就寝スペース作りなどを行いました。

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 2日目は、IVUSAが主体となり防災クイズラリーや避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。
防災クイズラリーでは、防災に役立つ情報を自分たちで整理しつつ、今後実際に起こる可能性が高い首都直下型地震に備えるクイズをグループで協力し合いながら答えを導いていきました。
 またHUGでは、東洋大学の近くにある指ヶ谷小学校をモデルに見立て、避難 所に来る様々な人たちの問題を視野に入れつつ区分けをするというゲームをし、後ほど工夫した点を発表し合い考えを共有しました。

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 今回の活動に携わった全ての方々に感謝いたします。ご協力、本当にありがとうございました。実際に学校で被災したらどのような行動をするかを考え課題をたくさん発見しました。これからも身近なところから災害について考えていきたいと思います。(東洋大学1年 渡辺 航)
図書館ボランティア(東京白山クラブ) [2019年12月30日(Mon)]
 12月22日に千石図書館にて東京白山クラブのクラブ事業である図書館ボランティアを行いました。今回は20名の子どもたちにペープサートを使った読み聞かせ2冊と工作活動をさせていただきました。約30分の間、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

 はじめに、ペープサートを使った読み聞かせを2冊させていただきました。1冊目の絵本は、「マフィンおばさんのぱんや」です。お話が始まる前に好きなパンを聞くと子どもたちは自分の好きなパンを元気いっぱいにこたえてくれました。
 そして、お話の中に出てくるパンはどんなパンなんだろうとわくわくしながら聞いてくれました。

 2冊目の絵本はこの時期にぴったりな、自分の頭を探す雪だるまのお話「雪だるまの頭」です。いつもとは違う大きな紙で作った背景に雪だるまの下の部分だけの背景に最後のシーンで雪だるまの頭が乗っかり完成すると子供たちは雪だるまができたと大喜びでした。

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 続いて、工作活動をしました。

 今回は、雪だるまに関する絵本を読み聞かせしたので、雪だるまの折り紙にお絵かきをしました。目、鼻、口を書いて顔を作るだけでなく、マフラー、手袋を書いたり、帽子にかわいい柄をつけたり一人ひとり工夫しながら取り組んでいました。

 今回が今年最後の図書館ボランティアだったので、子どもたちにははさみで切ると雪の結晶ができるように折った折り紙をプレゼントしました。子どもたちは工作とプレゼントを喜んで持ち帰っていってくれました。

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 2020年もたくさんの子どもたちに参加してもらい、たくさんの本に触れてもらいたいです。(東洋大学2年 西村 知恵)
令和元年台風19号災害救援活動(12月22日) [2019年12月23日(Mon)]
 今日は昨日同様宮城県伊具郡丸森町にて、学生8名.事務局員1名、OB・OG2名で活動しました。

 朝7時頃に宿舎として使わせていただいている普門寺を出発し、丸森町災害ボランティアセンターへ向かいました。
 朝礼に参加した後、昨日のミーティングで消毒の徹底ができていなかったという反省点から、消毒のやり方の講習を20分ほど他の一般ボランティアの方々と一緒に受けました。

 そもそもなぜ消毒をする必要があるのかなどといった一つひとつの作業の目的や意図、またどの道具をどのような場面で使えばいいのかなどを学ぶことができ、災害ボランティアにおける消毒作業の重要性を改めて認識することができました。

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 その後1件の母屋と2件の離れで床下の土砂のかき出しや、消毒を行いました。消毒の際には先ほどの講習で学んだ知識を活かしつつ、隊員同士でコミュニケーションを取りながら作業を進めていきました。

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 離れで行った土砂のかき出しでは、元々お宅のご主人が使っていたお部屋で、趣味にしているゴルフボールや、洋服などを床下から取り出すことができ、思い出の品をお宅の方にお見せすることができました。
 改めて、日常や思い出の品や場所を一瞬で変えてしまう災害の怖さを感じました。

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 作業終了後、ボランティアセンターへ戻り作業の結果を報告し、丸森町を後にしました。 発災から2ヶ月経ちましたが復旧復興に向けて、まだ人手が必要だと感じました。そのために現地に足を運び、学生の元気を置いてくるということの重要性を感じました。

 尚、この活動は公益財団法人車両競技公益資金記念財団より助成を受けて実施しています。
令和元年台風19号災害救援活動(12月21日) [2019年12月21日(Sat)]
 宮城県丸森町で今日から学生7名、事務局員1名で活動を開始しました。

 今日は7時頃に宿舎として使わせていただいてる宮城県山元町にある普門寺を出発しました。丸森町の災害ボランティアセンターにてミーティングを行った後、現場へと向かいました。

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 今回は除北地区のお宅で床下と家財の消毒をさせていただきました。除北地区は1.5m程浸水したそうで、実際お宅の人は現在仮設住宅で暮らしているようでした。床下はもちろん、思い出が詰まっている品々を丁寧に丁寧に洗浄しました。

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 昼食をとった後、大張川張地区で床下に溜まった土砂のかき出しを行いました。その地区は台風19号で氾濫した阿武隈川に近い場所であり、発災から2ヶ月程経った今でも、生々しい爪痕が残っていました。

 狭く暗い床下の中での作業だったため、泥を効率よくかき出すことに苦労しました。初めて会ったボランティアの方々とも声を掛け合いながら作業を進めることができたため、ほとんどの土砂のかき出しを終わらすことができました。

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 お宅での作業が終了した後、ボランティアセンターでふり返りのミーティングに参加しました。各現場の申し送りを共有することで、反省や良かった点を翌日の活動に活かしていこうと思いました。

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 活動を終え、宿舎として使わせていただいている普門寺に到着しました。夕食を終え、明日に備え就寝しました。

 尚、この活動は公益財団法人車両競技公益資金記念財団より助成を受けて実施しています。
空き家イベントに参加しました(東京日野クラブ) [2019年12月19日(Thu)]
 12月1日、日野市にある空き家にて、お菓子の家づくりイベントが実施されました。東京日野クラブから学生9名、日野地域の方々20名が参加しました。

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 空き家事業は、今期より日野市役所の空き家マッチング事業を受けて開始したものであり、日野市で増え続ける空き家問題へのアプローチ、空き家を活用することによる空き家問題の解消を目的としています。空き家問題自体の問題解決に限らず、空き家活用を通して地域の人々の「つながり」をつくることにより地域コミュニティの活性化や再生にも繋げています。

 今回のイベントでは、子どもたちに限らずお年寄りの方々も、試行錯誤しながらお菓子を組み立てお菓子の家づくりを楽しんでいました。作成途中お菓子の家が崩れてしまうハプニングもありましたが、地域の方々が協力して一つの家を完成することに成功しました。

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 お菓子の家づくりを通して、参加した地域の方々向けに日野クラブの紹介や、普段の活動、空き家活用の意義をお伝えすることもできました。地域に定着して活動していく上で、地域の方々の理解や協力が今後も大事になっていくと思いました。
行基さん大感謝祭に参加しました(大阪高槻クラブ) [2019年12月15日(Sun)]
 10月26日に奈良市春日野町の飛火野にて行基さん大感謝祭が行われ、関西大学の学生13名が参加しました。行基さん大感謝祭とは、奈良の大仏づくりに幅広く貢献した行基の功績を顕彰するものです。

 まず、活動の最初に薬師寺の高次喜勝さんを中心とした祭り運営本部の人たちから注意事項や共有事項などのお話があった後、タピオカドリンクを販売、勧誘を始めました。
 付近に東大寺などの世界遺産がたくさんあり、日本人だけでなく外国人もたくさんいたので、学生らしく身振り手振りの英語やジェスチャーで交流しました。

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 午後からはこのお祭りのメインイベントである、行基菩薩像と一緒に大仏参詣をする時間でした。今回は本物の行基菩薩像を特別に学生たちは担がせていただくという貴重な経験をさせていただきました。今までに感じたことのないくらいの強い責任感と共に大仏殿を目指しました。
 足元が不安定な中でしたが、「ここのポジションは何が何でも守る」という気持ちが担ぎ手全員に行き渡っていたこともあり、無事に大仏殿に到着することができ、お経を読むことができました。

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 最後に今回の祭りの統括者である薬師寺の高次喜勝さんの方から感謝の言葉をかけていただき、今回の活動は終了しました。来年もこのお祭りが行われるように、そして今回のように問題なくお祭りを終えれるように今後とも関係を築いていきます。(関西大学3年 森岡 亮太)
12月はにわキッチン@けやきの郷(大阪高槻クラブ) [2019年12月15日(Sun)]
 12月1日に高槻けやきの郷介護老人福祉施設にて、「はにわキッチン@けやきの郷」が行われました。けやきの郷のスタッフ2名、子ども9名、保護者1名、関西大学の学生7名の合計20人が参加しました。
 はにわキッチンは子どもと学生が食事作りや遊びで交流をしながら、子どもたちに学校でも家でもない第三の居場所を作りたいとの思いで毎月開催されている行事です。

 初めに注意事項や活動内容をスタッフの方と共有した後、室内でビーフシチュー作りをしました。具材を切る際、子どもたちが包丁で怪我をしないように学生とスタッフが見守りました。

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 具材を煮込んでいる間、子どもたちと勉強会を行いました。子どもたちは空腹にも耐えながら学校の宿題や習い事の課題を終わらせていました。学生は横でアドバイスや見守りをしました。

 その後のランチタイムでは、学生と子どもが同じテーブルでご飯を食べました。バケットとビーフシチューはボリューム満点でとても美味しかったです。食後にみかんも食べました。子どもたちとたくさん会話し、とても楽しいランチタイムになりました。

 ランチの後は、クリスマスリース作りをしました。事前に用意したリースや飾りを好きなように飾り付けて思い思いのリースを作っていました。学生も子どもたちと一緒に作成しました。リース作り後、15時ごろにはにわキッチンは終了し、子どもたちを見送り、活動は終了しました。

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 次回も子どもたちが楽しいと思える場所を一緒に作っていきます。(関西大学3年 中村 友香)
11月はにわキッチン@けやきの郷(大阪高槻クラブ) [2019年12月15日(Sun)]
 11月10日に高槻けやきの郷介護老人福祉施設にて、「はにわキッチン@けやきの郷」が行われました。今回の活動では、けやきの郷近くの高槻市立竹の内小学校の子どもたちと関西大学の学生6人、関西学院大学の学生1人、施設長を含めた施設の職員さん3人が参加しました。

 今回の活動では、子どもたちと一緒にお昼ご飯を作って食べ、勉強や遊びの時間を一緒に過ごしました。

 お昼ごはんはたこ焼きをみんなで作って食べました。学生と子どもたちは協力することにより、上手にたこ焼きを作れることができ、また多くの交流をすることができました。

 そして今回は秋に開催されたということで、ハロウィンパーティーを行いました。子どもたちは仮装をし、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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 この時間を作ったことで、初めて施設の方々と子どもたちの交流が実現しました。

 これからも、はにわキッチンを通して、学生や大人が子どもたちと触れ合うことができる環境を守り、そして作っていきます。
 また、今後も様々なイベントを企画して、子どもたちの笑顔であふれる事業にしていきます。(関西大学3年 新里 百音)
木津川アート2020プレイベント「ふたぎの杜(もり)」(大阪高槻クラブ) [2019年12月15日(Sun)]
 11月17日に京都府木津川市の恭仁神社にて行われた「木津川アート2020」のプレイベントに、関西大学の学生17名で参加しました。

 木津川アートは2年に一度行われるアートイベントです。たくさんのアーティストさんや住民の方、市役所、観光協会の方など地域一帯で関わり合いながら、「アートの力で私たちのまちに光をあてる芸術祭」をコンセプトに開催されています。今回は2020年に向けてのプレイベントという形で開催されました。

 木津川アートでは主に会場の受付や見回り、駐車場案内、一部の作品作りの手伝いなどをさせていただきました。見回りは来場者が作品に触れないように見る役で、作品作り担当は束にした稲藁を重ねていく作業を午前中に行いました。

 恭仁神社の鳥居をくぐって参道を抜けると、たどり着く会場には小瓶に様々な色の糸を入れて並べた作品や沿道に咲く白い花を思い起こさせる作品、4枚の布を飾った作品などが設置され、恭仁神社がより素敵な空間になっていました。能舞台でのパフォーマンスや屋台などもあり、プレイベントは終始和やかな雰囲気で進みました。

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 お昼ご飯にはプレイベントに関わっている方がとてもおいしい豚汁とおにぎりを提供してくださりました。

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 夜になるとアートはライトアップされ、昼間とはまた違う雰囲気でした。天候の崩れや大きなハプニングなどもなく木津川アート2020プレイベント「ふたぎの杜」は成功に終わりました。

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 今回、学生同士もイベントに関わる方々とたくさん交流することができました。このことによりお互いの良い所や木津川市の魅力などたくさんの「木津き(気付き)」を得ることができました。ここで築き上げられた木津川市との関係性を、来年の「木津川アート2020」にも繋げていきたいです。(関西大学3年 中村 友香)
滋賀県高島市でのヨシ刈り清掃に参加しました [2019年12月05日(Thu)]
 12月1日、滋賀県高島市新旭町針江の湖岸で、高島市主催のヨシ刈り清掃ボランティアが開催され、約170名の住民や企業の方々が参加しました。IVUSAは琵琶湖外来水生植物除去大作戦2019の繋がりから、高島市青年会議所(JC)に誘いいただき、IVUSAの学生2名が参加しました。

 琵琶湖湖岸に生育するヨシは、水中の窒素やリン等を吸収しながら成長し、冬には4mまで成長します。ヨシ刈りは、窒素やリン等を吸収したヨシを刈り取り、栄養を湖外に出すことにより、琵琶湖の富栄養化を防ぐ役割を担っています。

 さらに、ヨシ刈り終了後には刈り取った現場に火を入れ、ヨシの根元と雑草を一緒に焼き払います。ヨシの地下茎は火の影響を受けないことから、春先より再びヨシの新芽が育ちやすい環境を作ることができます。

 今回はJCの方々と指定されたエリアのヨシ刈り及び火入れの準備作業を行いました。

 作業内容としては、高島市青年協議会の方々が草刈機でヨシを刈り取り、学生はその刈り残しを鎌で刈っていく作業しました。

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 刈り取り作業をある程度終えたところで、縄を使って一抱えほどに束ね、棒状にして立てかけていき、火入れのための準備をしました。

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 ヨシはびっしりと生えていたため刈り取り作業は大変でしたが、刈った場所が目に見えてなくなっていくことに達成感を覚えました。また、JCの方々との声の掛け合いであったり、活動をしながら高島市での観光促進の課題や取り組み等について聞けたりしたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。

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 今回、活動を主催していただいた高島市、お誘いいただいたJCの方々、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(同志社大学2年 山内 奏)
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