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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


新潟県佐渡市海岸清掃活動が始まりました(9月11日) [2023年09月11日(Mon)]
 9月11日から14日にかけて学生52名、事務局2名の計54名で海岸清掃を実施します。この活動は新型コロナウイルスの影響を受け、4年ぶりの活動になります。

 活動1日目の今日は先発隊7名が早朝に東京を出発し、活動現場の下見や宿舎の設営を行いました。

 14時から世田谷区宮坂区民センターで結団式を行いました。結団式では、まず佐渡の海洋ごみ問題について学びました。海洋ごみに関するクイズを通して、活動のイメージを膨らませました。

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 次に清掃場所や清掃方法の確認を行いました。運営チームだけでなく、一人ひとりがしっかりと理解を深めました。また個人目標の共有や活動中に大切にすることを共有し、活動メンバーとしての自覚を持ちました。

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 最後に皆でお揃いのTシャツや帽子を受け取り、モチベーションを高めました。そして22時頃に新宿から新潟港に向けて出発しました。今日の結団式の内容を忘れずに、明日から怪我なく活動に取り組んでいきたいです。

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 今回の活動は、日本財団の「海と日本PROJECT」からの助成を受けて実施しています。
琵琶湖外来水生植物除去大作戦2023は無事に終了しました(9月10日) [2023年09月11日(Mon)]
 本日も滋賀県高島市にて、学生77名、理事・事務局3名、卒業生4名、滋賀県庁自然環境保全課から1名、東近江環境事務所から1名の計86名で、オオバナミズキンバイの除去活動を行いました。
 また、滋賀県議会の駒井千代様と清水鉄次様が活動の様子を見に来てくださいました。

 9時30分から活動を開始し、泥でオオバナミズキンバイを沈め光合成を阻害し再繁殖を防ぐ、仕上げ作業を主に行いました。

 泥が取れる場所が限られており、オオバナミズキンバイを埋める場所まで距離があるため、大きめのカゴを使って、バケツリレー方式で泥を運搬しました。2日間の共同作業や交流を経てより一体感が強まり、現場はお互いを鼓舞し合う掛け声で溢れていました。

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 最後は網を使い、活動場所に浮いているオオバナミズキンバイの葉や茎などをまとめて、上から泥をかけて終了しました。細かな作業でしたが、数cmの破片さえも取ろうと、集中していました。

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 13時30分に全ての除去作業を終え、作業後は湖西漁港にて活動のふり返りと閉会式を行いました。

 閉会式の初めに、成果報告がありました。目標としていた5,000uを上回る5,440uのオオバナの除去を達成することができました。ちなみに、2016年の活動では、約400人で5,000uを除去しました。

 従来の除去方法と、新しい除去方法を一概に比較することはできませんが、単純に除去量だけを比較するとこれまでの約五分の一の労力で同等の成果をあげることができたと言えます。

 その後は活動の事前準備や当日の作業に協力してくださった滋賀県庁自然環境保全課の中井克樹様から、「ヨシの群落より湖岸側で大繁殖するオオバナミズキンバイの除去を、いつかしないといけないと考えながらもなかなか手がつけられずにいた。今回来てくれた約80名のみなさんが、高島のオオバナを除去してくれてよかった」とお褒めの言葉を頂きました。

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そして最後に学生リーダーの橋口文香(関西大学4年)の挨拶で活動を締めくくりました。「参加してくれた皆のおかげで活動が実施でき、目標も達成することができた。学生の皆には、自己成長、そして社会のためにこれからも積極的にボランティアに参加して欲しい」と参加者への感謝を述べました。

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閉会式終了後はバスで高島市内の新旭駅に移動し、16時頃にそこで解散しました。
現地関係者やOBOGをはじめ、お世話になった皆様ありがとうございました。

※この事業は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。
※びわ湖チャリティー100q歩行大会からの寄付金を活用させていただき活動を行っております。
沖縄県戦没者遺骨収集活動(9月10日) [2023年09月11日(Mon)]
 今日は遺骨収集活動2日目でした。現場は昨日と同じく、ひめゆり平和祈念資料館近くと、摩文仁3箇所の4つに分かれて活動しました。

 ひめゆりの現場は、一日を通して、ガマと考えられる穴を掘り進めることと、骨片がないかどうかの確認をふるいを使って行いました。

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 足場が崩れる可能性や落石の危険性があったため、私たちをサポートしてくださる仲村さん(沖縄県平和記念資料館友の会事務局長)と確認をとりながら慎重に進めていきました。

 今日一日で、下顎骨や上顎骨、頭骨、10以上の骨片をひめゆりの現場ではお迎えすることができました。他にも遺留品と見られる、シャツのボタンや硬貨も見つけることができました。

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 摩文仁の現場では、土を掘り出す活動を中心に行いました。場所ごとに分担を決め、活動初日以上にそれぞれが自分のやるべきことを理解していました。

 人骨らしきものを発見した時や、当時の戦争の様子が残っている場所などを見た隊員は、
「この場所が戦場であったのだと改めて実感し、戦没者を火の元にお迎えしたいという気持ちがさらに強くなった」と述べていました。

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 明日で遺骨収集活動は最終日です。隊テーマである「拓く」に繋げることができる活動にします。
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