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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


沖縄県戦没者遺骨収集活動(9月8日) [2023年09月08日(Fri)]
 活動2日目である今日は、IVUSAの学生42名、沖縄学生1名、事務局1名、計44名で平和学習を実施しました。

 最初は、具志頭城址公園で現地ガイドの方から沖縄戦のことについてお話を聞きました。その後、クラシンジョウガマに移動して見学をしました。ガマの中は蒸し暑く、湿気も多いため足元に気を配ることに精一杯でした。また、ライトを消して行った暗闇体験からは、当時のガマでの生活の苦労が伺えました。

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 その後、陸軍病院の見学とDVD鑑賞をしました。ガイドの方の説明を聞きながら70mある壕を実際に歩き、飯あげの道と呼ばれる、炊事所から病院壕までの山道も通りました。耳で聞くだけよりも、実際に歩くことで当時の雰囲気を味わうことができました。

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 午後は、平和祈念資料館とひめゆり平和祈念資料館を見学しました。遺留品や沖縄戦当時の物、沖縄戦を体験した方の証言映像と証言集等が展示されていることで、当時の状況がリアルに頭の中に写し出されました。

 明日以降の収集活動では、今日の平和活動でそれぞれが感じた思いやご遺族の方の思いを考え、当時の背景を理解しながら活動していきます。
琵琶湖外来水生植物除去大作戦2023が始まりました(9月8日) [2023年09月08日(Fri)]
 9月8日から9月10日まで滋賀県高島市にて、学生76名、事務局2名、卒業生2名で、琵琶湖外来水生植物除去大作戦2023が始まりました。

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 9時15分から開会式を行い、参加者を代表して宮井康貴(龍谷大学4年)から、「ただ除去するだけではなく、琵琶湖の未来を守るためにこの除去活動を行って欲しい」と挨拶がありました。

 そして滋賀県庁の自然環境保全課課長の辻田香織様から、「なによりも楽しんで、素敵な夏の思い出にしてください」とお言葉をいただきました。同じく自然環境保全課の中井克樹様からは、「IVUSAを頼りにしている」と言っていただきました。

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 その後10時15分から除去活動を開始しました。今回の活動で除去するオオバナミズキンバイは、特定外来生物に指定されており、繁殖力が強く琵琶湖の生態系や漁業などに悪影響を及ぼすため、一刻も早い除去が必要とされています。

 今回の活動では淀川方式という方法で除去作業をしています。これは、オオバナミズキンバイの群落を巻き、上から泥をかけて沈め、光合成を阻害し繁殖を防ぐという方法です。

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 ある学生は「初めて活動に参加したが、みんなと団結して作業を進めることができて楽しい」と感想を述べていました。

 オオバナミズキンバイは植物とはいえ、水中で密に絡み合っています。5回、6回と巻いていくことでより密度が高くなるので非常に重く、腕がすぐに疲れてしまいます。また、湖底深くまで腕を沈めて、オオバナミズキンバイを根から抜き取ったり、泥をすくったりするため、ゴム長手袋の中に水が浸水してしまっている学生もいます。

 そんな苦労をしながらも、力を合わせて約800uを除去することができました。しかし、まだ目標とする5,000uの5分の1以下であるため、残りの2日間はさらに活動に情熱を注いでいきます。

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 夜には、湖岸で交流会が行われました。作業で使う道具を用いたゲームをし、明日からの活動にむけて楽しく知識を深めることができました。

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 明日も引き続き除去活動を行います。熱中症に気をつけつつ、琵琶湖と地域住民の方の生活を守るためにより多くのオオバナミズキンバイを除去できるよう精一杯取り組みます。

※この事業は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。
※びわ湖チャリティー100q歩行大会からの寄付金を使用して活動を行っております。
沖縄県戦没者遺骨収集活動が始まりました(9月7日) [2023年09月08日(Fri)]
 9月7日から12日にかけて、IVUSAの学生42人、沖縄学生1名、事務局員1名の計44名で戦没者遺骨収集活動を実施します。

 那覇空港で関東組、関西組が集合し、今回の宿泊先である真栄平公民館で結団式を行いました。
 結団式では、活動に向けた骨格概要のテストを行った他、活動の目的の確認をしました。

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 班ミーティングでは2つのテーマを取り扱いました。
 一つ目は「もし自分が、自分の大切な人が赤紙を受け取ったらどんな気持ちか」をテーマにそれぞれが意見を共有し、当事者意識を持つことができました。

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 二つ目には、個人目標を共有しました。
 それぞれが目標達成に向けて、自分がすべきことを再確認し、明日以降の活動に備えました。
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