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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


静岡県静岡市令和4年台風15号災害救援活動9次隊は無事に終了しました(11月27日) [2022年11月27日(Sun)]
 今日は学生19名、事務局1名、OBOG2名の計22名で活動しました。

 昨日に引き続き、静岡県静岡市葵区油山地区にあるいちご農園の方の納屋のお掃除を隊員数名でさせていただきました。台風の影響でこの納屋は1mほど水に浸かってしまったそうで、私たちは納屋の中に残っていた土を外に運び出す作業をしました。

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 他の隊員は松野小学校のビオトープに向かいました。作業が始まる前に納屋の作業を終えた隊員と合流し全員で活動を開始しました。ビオトープでは流れが悪くなっていた川を土の量や石を置き直して流れやすいように整え、上流の水際にリュウノヒゲのという植物を植えました。

 川の流れを良くするための少しの高さ調整が難しく、土を削ったり石を置いたりとちょうど良い高さになるまで調整しました。それらの作業が終わった隊員から周りの落ち葉やゴミを拾い、10時すぎには作業を終えました。

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 その後は松野小学校の運動会を見させていただきました。台風で運動場が使えなくなり、運動会が延期されてから、今日は小学生にとって待ちに待った日となりました。天気も良く運動会日和となり、小学生が元気に走ったり踊ったりする姿を見ることができました。

 私たちも小学生を応援したり一緒にソーラン節を踊ったりととても楽しませていただきました。

 松野小学校の校長先生は「みなさんのおかげでこうして生活はもちろん、運動会もできるようになりました。私も子どもたちもこのご恩は一生忘れません。ありがとうございました」と仰ってくださいました。今回の隊は台風15号災害救援活動に初めて参加する学生が多く、校長先生のお言葉で9次隊まで繋げてきてくれた仲間の大切さを感じました。

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 お昼には一緒に活動をしていた方から温かいうどんをいただき、午後の活動のためのエネルギーを蓄えました。午後からは活動で使用した装備や重機などの洗浄、ボランティアセンターの落ち葉掃きなどを行いました。

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 特に重機やダンプは土が多く付いていて、外側は高圧洗浄機で洗い、車内は雑巾で丁寧に拭き取りました。
 装備も一つひとつ洗うことで、活動中当たり前のように使っていましたが、綺麗にしたり手入れしたりすることの大切さを実感しました。

 また他にも、流木を片付けたり道路についた土を落としたりという作業をしました。乗り物や装備、場所など今回の9次隊までお世話になったということを忘れず、感謝の気持ちを込めて行いました。

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 お昼のうどんに加え、作業後には煮込んだ玉こんにゃくをいただき、日も暮れて肌寒くなってきた体にしみるほど美味しかったです。

 最後に、これまで一緒に活動してくださったIVUSA特別顧問の黒澤司さんから、「これまで何回もの災害救援派遣をし、一緒に活動してくれてありがとう。自分たちの活動に誇りをもってください」という言葉をいただきました。

 17時過ぎに帰路につき、関東組・関西組ともに21時ごろに無事到着しました。

 令和4年台風15号災害救援活動は今回の9次隊をもって最後となります。私たちの活動に協力していただいたみなさま、ありがとうございました。

 尚、この活動は公益財団法人車両競技公益資金記念財団の助成を受け実施しました。
山形県日本海沿岸清掃活動が始まりました(11月26日) [2022年11月27日(Sun)]
 11月26日から11月27日の2日間にかけて、 山形県鶴岡市の由良浜海岸にて学生47名が活動しています。

 活動1日目の今日は、スポGOMIを行いました。学生たちは地域の方も一緒にチームとなりゴミを拾う量を競い合いました。
 スポGOMIは、「ゴミ拾いはスポーツだ!」の合言葉のもと、与えられた制限時間内にチーム対抗でいかに多くのゴミを拾えるかを競うものです。

 10チームに分かれ、短い時間内ではありましたが競争心をもってごみを拾うという新鮮な環境で、より効率的な活動とすることができました。

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 お昼には、みんなが楽しみにしていた芋煮会の時間がありました。

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 芋煮とは、東北の秋を知らせる風物詩です。各地で味付けや食材は異なりますが、人が集まり、みんなで鍋を囲むという点は同じです。体も心も温まる素敵な料理でした。
 更に気合を入れて、モチベーションも上げることができました。

 午後は、悪天候のため活動時間が短くなりましたが、集中して多くのごみを集積所まで運ぶことができました。
 活動を終え達成感を味わうことのできた学生たちの背中はとても輝かしかったです。

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 そのあと、さらに海ごみ問題への知識を深めるため、パートナーシップオフィスの大谷明さんを講師にお招きし、ワークショップにて勉強会が開催されました。活動に対する意識づけだけにとどまらず、事故を予防するための具体的な策などを考えました。午後の作業は暴風の中での活動だったため、そのような現場でも活かせる行動を学びました。

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「山形の学生は海ごみの問題がより身近にあるからか、課題解決に向ける意識が他の学生よりも高いなと感じました。ゴミを拾うことや人を巻き込むことに対して人一倍強い責任感を持っています。日頃から啓発活動を行い、人を巻き込めるようになりたい」 と活動後のミーティングで学生から意見が出ました。

 他人事ではなく、より自分事に。
 街の方の想いを汲み取ってアクションに映すことを心掛け 明日の活動をより充実したものとしていきたいです。
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