愛媛県宇和島市復旧支援活動(8月9日)
[2019年08月09日(Fri)]
本日から8月11日までの3日間、学生17名で愛媛県宇和島市吉田町にて活動を行います。
宇和島市吉田町は全国有数のみかんの産地ですが、2018年7月に起こった西日本豪雨災害により、広い範囲で土砂崩れが発生し、同地域は大きな被害を受けました。
本活動では、被害を受けたみかん園にて土砂の除去作業や園地の修繕作業を行います。
初日となる今日は、13時半頃に吉田町に到着し、JAえひめ南玉津支所にて、活動中に作業に入らせていただくみかん園の農家さんらとともに開会式を行いました。開会式前には、前回の活動に参加した学生らと吉田町の農家さんらとで再会を懐かしむ様子が見られました。
開会式では、JAえひめ南玉津共同選果場の共選長を務める山本計夫さんから、
「気温も高く大変ではありますが、体調に気をつけて頑張っていきましょう」というお言葉をいただきました。
開会式の最後には活動のリーダーである近畿大学4年升谷維吹から
「ただいま帰ってまいりました。第2の故郷のために一所懸命に頑張ってまいります、よろしくお願いします」とあいさつがありました。
開会式後、2つのグループに分かれ、それぞれ土のう積みと土砂の除去作業を行いました。
土のう積みは土砂崩れの被害を受けた箇所の修繕と、そばを流れる川の氾濫を防ぐために行いました。農家の方とも交流しつつ、作業に取り組むことができ、予定していた作業を完了しました。
土砂の除去作業に入ったグループは、気温が高かったことと作業場所に傾斜があり、木々の間隔が狭い環境に少し苦労していましたが、作業を行うにつれ環境にも慣れ、最後まで皆声を掛け合いながら作業をするなど元気に作業に取り組んでいました。成果として1日の作業で土のう約70個ほどの土砂の掻き出しをしました。
明日は一般参加のボランティアの方々と一緒に作業をする予定です。体調に気をつけ、少しでも作業箇所の復旧が進むよう気を引き締めて取り組んでいきます。