• もっと見る

IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


上賀茂神社節分祭運営補助活動(京都上賀茂クラブ) [2023年02月24日(Fri)]
 2月3日に京都上賀茂クラブの学生4名で、上賀茂神社で行われた「節分祭」の運営補助活動を行いました。

230203kamigamo_1.jpg

 節分祭は毎年2月3日に行われ、福豆まきや古札の炊き上げといった恒例行事を中心に多くの拝観者が集まる祭礼です。昨年度もお手伝いをしましたが、上賀茂神社の方や地域の方と交流する機会を増やすことが上賀茂クラブの目標の一つである「上賀茂神社を通して、学生と地域の人たちの輪をつくる」ということに繋がると考え、今年度も運営補助をさせていただきました。

 今回の活動では「運営補助活動を通して地域や神社の方と交流し、来期に向けて関係構築を行う」という目標を掲げました。

230203kamigamo_2.jpg

 主に豆まきを円滑に進めるための補助を中心に行いました。午前中は、豆をまく方がお祓いを受ける場所のセッティングや、豆まきの順序を確認しました。

 午後には、13時と14時の各2回、合計4回実施される豆まき運営の補助を行いました。豆まきに使用される一升枡に豆を補充したり、升の交換をしたりしました。

 また、ソーシャルディスタンスを確保するため人数制限が設けられましたが、その整理券の配布や確認作業も行いました。拝観者の方にも距離を保ちながら、安心して豆まきを楽しんでいただけました。

230203kamigamo_3.jpg

 先日の雪も残る寒い日ではありましたが、多くの拝観者の方が集まる賑やかな一日となりました。豆まきを通して、厄を落として立春を迎えていただく手助けをできたのではないかと思います。

 また、活動を通して上賀茂神社の方や地域の方と交流することができました。これからも上賀茂神社の方と良い関係を築くとともに、上賀茂神社を通して地域に貢献していけるよう活動に取り組んでいきます。(京都上賀茂クラブ3年 伊東 樹里夏)
Go!Go!南牧探検隊(群馬高崎クラブ) [2023年02月20日(Mon)]
 2022年11月14日から2023年1月23日にかけて、計3回の「Go!Go!南牧探検隊事業」が行われました。

 群馬県甘楽郡南牧村は、高齢化率(約66%)が日本で最も高いといわれている、限界集落とされています。さらに南牧村は著しい人口減少により、空き家数の増加や教育施設の減少、コミュニティの希薄化などの課題が深刻です。
 そこで、群馬高崎クラブはこれまでハロウィンパーティーやクリスマスパーティー、地域内の音楽会をはじめとする様々な南牧村の活性化活動に取り組んできました。

 群馬高崎クラブでは、新型コロナウイルスの流行のため、現地に足を運んだことのあるクラブ員が減少していました。実際に南牧村を知るクラブ員が少ないことで、南牧村に適切なアプローチを講じることが難しくなっていることを案じ、今回の事業が開催されました。

 第1回は2022年11月14日月曜日に高崎経済大学で開催され、群馬高崎クラブ員14名が参加しました。

 実際に南牧村に足を運んだことのあるクラブ員から、南牧村の現状が説明されました。これにより、現地では特産品が安価になったり、高等学校がなかったりといった少子高齢化がもたらした深刻な状況を把握することができました。また、南牧村を訪れたクラブ員から南牧村の魅力が紹介されました。

 その後、各班で第2回の現地調査に向けて、南牧村の施設や名所をインターネットで検索し、当日のルートを設定しました。

2301gogotakasaki_1.jpg

2301gogotakasaki_2.jpg

 第2回は2022年11月27日の日曜日に行われ、群馬高崎クラブ員18名が参加しました。

 当日10時15分頃に、「道の駅オアシスなんもく」に到着しました。南牧村で採れた新鮮な野菜や、村内のお店のパンなどが販売されていました。その後9名ずつ2班に分かれ、それぞれ線ヶ滝や蝉の渓谷といった南牧村の自然を感じることのできる名所を巡りました。

 正午になると、村内の自家製のコッペパンと多国籍料理を提供しているお店「Big Mom」、微粉炭を混ぜた炭ラーメンや炭ギョーザが有名な「千歳屋」を訪れ、各班で昼食をとりました。事前に設定したルートを全て巡り終わった後には2班をさらに2つに分けて、合計4班で自由行動をとり、南牧村で行きたい場所を訪れました。

 南牧川で自然を味わう班もいれば、自家製天然酵母パンを販売する「もえぎ彩」にて、ベーグルを購入する班や「黒瀧山不動寺」で参拝する班などもいました。その後、15時に最初に訪れた道の駅オアシスなんもくに再集合し現地解散となりました。
 
 南牧村で一日を過ごしましたが、休日にも関わらずほとんどご高齢の方しか目にしなかったことに驚いたと同時に、南牧村の課題である少子高齢化の現状を実感しました。ただ、紅葉が見頃の村内をツーリングする人たちも複数回目にすることができ、自然豊かな南牧村は、休日の気分転換に適していることがよくわかりました。

 参加したクラブ員たちも、「久しぶりにゆっくりできた」「とことん自然が味わえて楽しかった」と口にしており、リラックスした表情を浮かべていたのが印象的でした。南牧村を初めて訪れたクラブ員が多数を占めており、南牧村の魅力を十分に感じることのできた一日でした。

2301gogotakasaki_3.jpg

2301gogotakasaki_4.jpg

2301gogotakasaki_5.jpg

 第3回は2023年1月23日の月曜日に高崎経済大学で開催され、群馬高崎クラブ員20名が参加しました。
 まず、これまでの南牧村の活動でもお世話になっているカウンターパートの鰐淵さんとZoomを繋ぎ、南牧村の魅力について教えていただきました。湧き水の美味しさや温かいコミュニティなど、南牧村をよく知る鰐淵さんならではの情報を知ることができました。

 また、第2回の活動で直接南牧村の様子を見聞きしたクラブ員から、南牧村での活動を通した感想が全体に共有されました。第3回の活動では、第2回の現地調査に参加できなかったクラブ員も含まれていましたが、より南牧村の状況を知ることのできるきっかけとなりました。

 その後、これからIVUSAとして、産業の衰退や少子化などの課題を抱える南牧村にどうアプローチできるかを4班に分かれ話し合いました。マラソン大会の運営や他地域との交流の機会を設けることで、南牧村の魅力を周囲に届けることができるのではないかという意見がありました。鰐淵さんからもフィードバックをいただくことで、具体的に描くことができました。

2301gogotakasaki_6.jpg

2301gogotakasaki_7.jpg

 今回、第1回は「南牧村について学ぶ」、第2回は「実際に南牧村に行ってみる」、第3回は「南牧村とクラブ事業のこれからについて考える」という3部構成で、Go!Go!南牧探検隊事業が開催されました。

 この3回の開催により、南牧村を知るクラブ員の数が明確に増加しました。今後、南牧村での活動も多くなると予想されます。その際には、今回の事業で感じた南牧村の魅力や自分たちには何ができるか考えた経験をぜひ活かしてほしいです。
深草清掃(京都深草クラブ) [2023年02月13日(Mon)]
 2022年5月15日(日)の13時から16時にかけて、京都市伏見区の深草地域周辺で清掃活動を行い、IVUSAの学生21名が参加しました。

 13時頃から、京阪龍谷大前深草駅、京阪藤森駅前班ごとに集合し、2か所に分かれて清掃活動を始めました。公園や駐車場、道端に落ちている空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻、椅子などの粗大ごみなどを協力して拾っていきました。

 参加者同士のコミュニケーションで交流が深まるだけでなく、地域の方に声をかけていただき、地域に根差した活動をできていることに喜びを感じました。

220515fukakusa_1.jpg

220515fukakusa_2.jpg

220515fukakusa_3.jpg

 15時半にくいな橋駅に全員が集合し、集めたごみの量を確認しました。計21袋と大型ごみ1つ分のゴミを集め、この活動を通して清掃活動を終えた達成感を得ただけでなく、活動の継続を望む声も上がりました。また、学年を問わずたくさんのクラブ員との交流も深まりました。

 今回活動に参加した学生は、「先輩と関わることが普段なかったのですが、深草清掃を通して、たくさんの先輩と交流できてとても良かったと思っています。また、龍谷の周りにはこんなにもゴミが沢山あるのだなと気づけました。今後も継続してクラブ周辺の環境整備に携わりたいと思いました」と言っており、今回の参加者を基盤に今後も継続して清掃活動を行っていく必要性があると感じました。

220515fukakusa_4.jpg

220515fukakusa_5.jpg
京都市伏見区醍醐地区子どもの教育支援活動(京都深草クラブ) [2023年01月16日(Mon)]
 12月10日に醍醐西自治館で、子どもの居場所事業を実施しました。当日は京都深草クラブから5人の学生が参加しました。
 親御さんが働いている時間、子どもたちは一人で時間を過ごすことが多いですが、そのような時間を少しでも楽しく過ごせるように、身近な年長者である大学生の私たちが勉強・遊びを通して、一緒に時間を過ごしています。

221210fukakusa_1.jpg

 まず、机の消毒やアクリル板を設置し、感染症対策用の準備をしました。今回はもうすぐクリスマスということで、内装をクリスマス仕様に飾りつけし、その後、地域の子どもたちが自治館を訪れて活動が始まりました。

 最初は学校で出された宿題やプリントを解きました。小学生低学年から中学年くらいの内容で、大学生である私たちからするとそこまで難しくはありませんが、集中して最後まで取り組めるように、分からないところを子どもたちが理解できるように、工夫を凝らしました。

221210fukakusa_2.jpg

221210fukakusa_3.jpg

221210fukakusa_4.jpg

 勉強時間を終えると、お昼ご飯の時間でした。食後は遊びの時間で、館内・外で子どもたちのしたいことを一緒にしました。この日は晴れていたので、遊具に登ったり、ブランコをしたり、館内ではジェンガをして遊びました。その後、部屋の片づけをして子どもたちを家までお見送りしました。

 今回の活動も、先月に引き続き行われた活動でした。この事業では、大学からあまり遠くない場所で行われていることや、普段の生活では経験することのできないことからとても参加しやすく、貴重な機会であると考えます。このことを多くのクラブ員に知ってもらい、子どもの教育支援活動にさらなる貢献を目指します。来月は年明けの活動となります。新年を迎えてから子どもたちと再会することがとても楽しみです。
ICOフェス(大阪茨木クラブ) [2022年12月23日(Fri)]
 11月12日、大阪府茨木市にある大正川と天王小学校にて、茨木バラとカシの会の方々、茨木市天王地区青少年健全育成運動協議会の方々のご協力のもと、「ICOフェス」(茨木コミュニティフェスティバル)を実施しました。大阪茨木クラブの学生68名、一般参加者24名が参加しました。今回の活動は、検温の実施や小グループに分かれての作業、アルコールでの手指消毒など、感染症対策を徹底した中で開催されました。

「子どもたちが新たな視点から環境問題について楽しく学び、自分たちができることを考えるきっかけにすること」を目的に、生き物調査、清掃活動、ごみアートといった活動を行いました。

221112ibaraki_1.jpg

 生き物調査は、茨木バラとカシの会の方々にご協力いただき、生き物の採集、講評を実施しました。様々な生き物を捕まえることで大正川に生息している生き物の多様性を学生や子どもたちにも実感してもらいました。
 さらに、茨木バラとカシの会さんによる講評では、紙芝居などを活用しながら生き物の特徴についてお話をしていただき、子どもたちは真剣に聞いていました。

 清掃活動では、ペットボトルやビニール、お菓子の袋など家庭ごみが多くありました。
 落ちているゴミを見て、「なぜこんなにゴミが落ちているんだろう」と驚いている子どももいました。

221112ibaraki_2.jpg

 ごみアートは、事前に大正川の清掃でごみを回収し、消毒して用意したり、学生が家庭から持参したごみを使ったりして、海や川に住む生き物をテーマに作成しました。子どもたちの柔軟な発想力が発揮され、たくさんの生き物が作られていました。

221112ibaraki_3.jpg

 また、各グループで学生と子どもたちが積極的にコミュニケーションを取っており、有意義な時間になりました。作成したごみアートは茨木市立天王小学校に展示されております。この展示を見て子どもたちが活動を思い出し、共有することで環境問題について考えるきっかけを提供できればと考えています。

221112ibaraki_4.jpg

 今回の活動では数多くの学生が参加したことで、子どもたちだけでなく学生にとっても大正川の魅力や課題を感じることのできる活動となりました。
 また、初めて活動に参加した学生や運営側として活動を支えた学生も多く、成長できる良い機会になりました。今後も大正川に関わる人を増やすため、そして大正川について知り、考えてもらう機会を提供できるように活動します。

 最後に、茨木バラとカシの会の皆様、茨木市立天王地区青少年健全育成運動協議会の皆様、私たちの活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。(立命館大学2年 長谷山 隆之介)
醍醐石田団地防災教室活動(京都上賀茂クラブ) [2022年12月15日(Thu)]
 11月13日に上賀茂クラブの学生5名で、京都市伏見区にある醍醐石田団地にて防災教室を開催しました。

 醍醐石田団地の住民の方々は高齢者が多く、また、入退居の入れ替わりが激しいため、団地内でのコミュニティが希薄化しています。さらに、住民の方々の防災意識が低いといった現状があります。
 そのため、今回の活動では「防災に対する意識を高めること」「災害時に大切な普段からの近隣とのコミュニティを形成すること」の二つを目的として掲げました。

 今回の防災教室は「在宅避難」をテーマに、在宅避難の準備やメリット・デメリット、在宅避難を選択する際の状況判断などを一緒に考えていただくワーク形式で行いました。当日は15人の住民の方が参加していただきました。
 防災に関する疑問点や不安などを積極的に共有していただき、私たちとしてもとても勉強になり、やりがいのある活動でした。

221113kamigamo_1.jpg

221113kamigamo_2.jpg

 今回の活動で、学生も、人前で話したり、高齢者の方々との接したりすることの経験ができました。また、準備段階においても団地の現状において今何が必要か、どう説明すれば防災に関する知識を知っていただけるかを考える企画力なども鍛えられる活動でした。

 しかし、防災についての知識を提供する私たちが住民の方から疑問を挙げられた際に、知識不足でうまく答えることができなかったので、さらなる正確な情報をインプットする必要性を感じました。

221113kamigamo_3.jpg

221113kamigamo_4.jpg

 今回参加してくださった団地の方々のお話を聞くと、防災意識が強いからこそ参加してくださった方がほとんどではないのかと感じました。そのため、防災に対する意識が低い方にどうすれば参加していただけるかを考えることが次回の課題です。このような活動を繰り返すことで、少しでも醍醐石田団地の住民の方の防災に対する意識向上に貢献していきます。
上賀茂神社JAL特別教室運営補助活動(京都上賀茂クラブ) [2022年12月15日(Thu)]
 11月6日、上賀茂神社で「『夢をかなえる』JAL特別教室」というイベントのお手伝いを上賀茂クラブの学生4名がしました。

 このJALの特別教室は2回目の開催であり、今回も前回に引き続き多くの地域の子どもたちが参加するため、上賀茂クラブの目標の一つである、「上賀茂神社を通して、学生と地域の人たちの輪をつくる」ということに繋がると考え、参加しました。

 活動では、4時間にわたる教室の開催にあたり、机やイスの設営・撤去、子どもたちの誘導など、主にJALの方のサポートをしました。

221106kamigamo_1.jpg

 1時間目の「植木先生の『夢をかなえる』お話」では、子どもたちに向けた夢を叶えるためにはどうすればいいのかというJALの会長である植木義晴さんからのお話を聞きました。

 2時間目の「ライブde 航空教室」では、Zoomを使って成田整備工場と教室を繋ぎ、飛行機や航空についての授業を聞いたり、子どもたちが工場にいる整備士の方にリアルタイムで質問したりしました。

 3時間目の「折り紙ヒコーキ教室」では、折り紙ヒコーキ協会会長で折り紙ヒコーキを最も長く飛ばしたギネス世界記録保持者の方のお話を聞き、子どもたちと一緒に折り紙ヒコーキを作りました。

221106kamigamo_2.jpg

 4時間目の「みんなの夢を大空へ」では、作った折り紙ヒコーキに願い事を書いて、みんなで一斉に願いを込めて飛ばしました。

221106kamigamo_3.jpg

 この活動は、JALの会長をはじめ、現役のパイロット、キャビンアテンダント、飛行機の整備士といった、普段関わることができない方々と子どもたちが接する貴重な機会になりました。活動に参加している子どもたちは、目をキラキラさせて本当に楽しそうでした。

 また、子どもたちだけでなく、私たち学生も普段経験することのできない特別な活動になり、楽しみながら参加することができました。子どもたちが夢を持つきっかけになる本活動を無事に終わらせることができたことを心から嬉しく思います。

221106kamigamo_4.jpg
南牧村音楽会のお手伝いをしました(群馬高崎クラブ) [2022年12月13日(Tue)]
 11月3日に、群馬県の南牧村にて南牧村音楽会が開催されました。群馬高崎クラブの学生5名が参加し、会場設営や片付けのお手伝いをしました。

221103takasaki_1.jpg

 南牧村は高齢化率が日本一の村とされており、群馬高崎クラブではこれまでも南牧村についての勉強会を実施したり、村の子どもたちとの交流会を行ったりと、地域活性化の一環として南牧村で多くの活動を実施してきました。

 当日は音楽会の会場にて椅子や机の設置、会場付近の幟旗の飾り付け、看板の取り付けなど、運営補助をメインに行いました。また、大学生ならではのマンパワーを活かして会を盛り上げました。

221103takasaki_2.jpg

 南牧村の初めての試みとなる音楽会でしたが、地域の方々が多く集まり、それぞれ音楽を楽しみながら交流を深めている様子が見られました。村に住む方々同士、村の小学校教員同士で組まれているバンドの演奏や、普段あまり馴染みのない楽器を使った演奏が行われ、活気ある音楽会となりました。

221103takasaki_3.jpg

221103takasaki_4.jpg

 参加した学生は、ただ音楽を楽しむだけでなく、音楽という一つのツールを通じて生まれた参加者の人たちと交流を育み、楽しい時間を過ごすことができたと嬉しそうな様子でした。また、改めて自然の美しさや人の温かさを感じ、もっと南牧村についてみんなに知ってほしい、よりもっと南牧村での活動に関わっていきたいという気持ちが芽生えたと口にしていました。

 今後も南牧村を活性化させていくために、群馬高崎クラブ全体で様々な方面からアプローチしていきたいです。
竹林整備活動(群馬高崎クラブ) [2022年12月13日(Tue)]
 11月12日に、群馬高崎クラブの学生13名で竹林整備活動を実施しました。

 今回も前回に引き続き、群馬県高崎市にある角田午郎さんの私有地で活動しました。角田さん宅の竹林を整備するのは、これで4回目となります。以前までの活動と同様に、竹林の景観の向上を目的として実施されました。また、今回から初めての「竹灯籠作り」をしました。

 当日は9時頃に、角田さんのお宅に集合し挨拶をしました。
初めに、急斜面や多数の切り株などで躓く危険性があるため、皆で念入りに準備運動を行いました。その後、手鋸をはじめとする装備の扱い方や、体調管理に関する注意事項が共有されました。朝は涼しかったのですが、日中になるにつれて日差しが強く暖かくなりました。

 4、5人ずつの3グループに分かれ、それぞれの場所で活動を行いました。1つのグループは景観の向上のため道をきれいに整備する作業に当たり、残りの2グループは崖に密集していた古い竹の伐採に当たりました。主に経験値の高い先輩が崖にある竹を伐採し、それ以外の学生が枝打ちを行ったり、それらを積み上げたりして連携しながら作業しました。

221112takasaki_3.jpg

221112takasaki_1.jpg

 ただ竹を伐採するだけでなく、安全に竹が伐採できるよう竹の周囲の雑草を刈り取ったり、次回以降の竹林での作業をどうしていくか考えたりするような場面もあり、各自が気づき、考え、実行する姿が多く見受けられました。

221112takasaki_2.jpg

221112takasaki_4.jpg

 1時間作業した後、10分休憩というような流れを3回繰り返し12時に作業を終了しました。その後、参加者が使用した道具の手入れを行いました。

221112takasaki_5.jpg

 昼食をはさんだ後、13時から1時間ほど竹灯籠作成の作業に当たりました。
 まず、デザインを考えました。大きいドリルと小さいドリルがあるのでそれらを考慮しつつ、レイアウトを考えていきました。ドリルを持つことが初めての学生がほとんどで、竹に穴をあけることに抵抗がある様子でしたが、だんだんと慣れ支え合いながら作成している姿が印象的でした。

221112takasaki_6.jpg

221112takasaki_7.jpg

 完成した後は、角田さんのお宅をお借りして、LEDライトで灯篭を再現し、鑑賞会を行いました。電気を消した後に浮かび上がったそれぞれのデザインはとてもきれいで他の活動では得られない感動を味わうことができました。
 角田さんの奥様や、以前竹林整備活動をさせていただいた樋口さんも来てくださり、「綺麗だ」「この短時間でこんな素晴らしい作品ができるんだね」など伝えて下さり、竹灯籠を通し地元の方とIVUSA学生の一体感を生みだすことができました。

221112takasaki_8.jpg

221112takasaki_9.jpg

 今回が初めてのクラブ事業で竹林整備活動を行う学生も一定数いました。そんな中、経験者が知識やスキルを教えたり、支え合ったりして協力しながら安全に作業を進めることができました。
 活動時は清々しい天気の中、大自然の中で汗を流し、学生同士気持ちよく作業をしている姿が印象的でした。
飯盛神社おくんち×ハロウィン運営ボランティア(長崎佐世保クラブ) [2022年11月15日(Tue)]
 10月18日、長崎県佐世保市の飯盛神社にて、「おくんち」でのイベントの運営補助を行いました。

「おくんち」とは、主に九州北部で、米の収穫を感謝して奉納される秋祭りのことを指します。毎年10月に開催されるおくんちと並行し、地域のシンボルである飯盛神社が、さらに活気あふれ、地域住民に愛される場所になってほしいという思いを込めて、ハロウィンをテーマにしたイベントが開催されました。今回参加した学生は24人で、全員がハロウィンにちなんだ仮装をし、イベントへと臨みました。

 前日は、会場設営をしました。

221018sasebo_1.jpg

221018sasebo_2.jpg

 イベント当日は主に、会場案内のスタッフ、スーパーボールすくいや射的といった屋台の運営を担当しました。

221018sasebo_3.jpg

 今回は子どもの参加者も多く、参加した学生たちは笑顔で、子どもたち一人ひとりと丁寧に接していました。親しみやすい仮装をしていたことで、子どもたちとの距離もさらに縮まったと思います。

 ここ数年、コロナウイルスの影響により、地域でのお祭りが中止となることは少なくありませんでした。しかし、今回開催されたイベントで、地域住民が一堂に会し、楽しめる場が非常に重要であると実感しました。今後も、そのような場を守っていくために、学生である私たちに何ができるか考え続け、地域を盛り上げていきます。
| 次へ
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

国際ボランティア学生協会さんの画像
国際ボランティア学生協会
プロフィール
ブログ
https://blog.canpan.info/ivusa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ivusa/index2_0.xml