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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


山梨県甲府市豪雪災害救援活動(2月23日) [2014年02月24日(Mon)]
 活動最終日です!
 6時半に朝食を取り、一層気合いを入れ朝を迎えました。
 本日は甲府市向町にある社会福祉施設 園樹会の向徳舎、甲府市の山間部に位置する上九一色村地域、中宿地域、甲府市の隣にある笛吹市という4グループに分かれて作業を行いました。

 時間が少ない中で自分たちにできることを考え、行動しました。
 また、活動4日目ということで雪かきのコツも覚え始め、スコップと一輪車を上手く使用し、効率の良い雪かきの仕方もわかるようになってきました。

 本日もグループごとに活動内容をご紹介します。

【1つ目のグループ】
 昨日に引き続き社会福祉法人園樹会 向徳舎にて、8時30分から、学生5人で駐車場の倉庫前の雪かきを始めました。屋根の雪が落ちてくる現象を指す雪庇の危険もあったので頭上に気をつけながら、現地の方のお手伝いもあり、10時に倉庫前の雪かきは完遂しました。

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【2つ目のグループ】
 上九一色村は世帯数11件、住民約18名の地域で8時半より事務局員1名と学生32名で除雪作業を行い、12時半に終えました。
 この集落で唯一の70m道路であり、奥にデイサービスを待つ高齢者の方がいらっしゃるので迅速な活動を心がけて作業していました。

140223yamanashi_2.jpg

 他の場所で作業をしていた学生も途中から合流し、地元の方とともに作業を進めていたので、元気を置いてくるつもりで全員で声を出しながら作業しました。
 結果、最初は人が1人通るのがやっとだった道路を、軽トラックが入れる幅まで除雪することができ、とても喜んでいただけました!

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【3つ目のグループ】
 中宿地域では、8時15分から学生6名で作業を開始し、12時に全ての作業を完了させました。3件のお宅の雪かきと、道路に車が通れるくらいの幅を作るための雪かきを主に行いました。休憩時間にはお母さんからお茶をいただきました。

140223yamanashi_4.jpg

 デイサービスでは駐車場が雪に埋まり、従業員の方の車を道路沿いに駐車するしかなかったのですが、除雪作業を行い車が駐車できるようになりました。

【4つ目のグループ】
 笛吹市での活動は、関東のメンバーを中心に笛吹市ボランティアセンターの近く、一ノ宮町、春日居鎮田の3つの作業場所に分かれ作業を行いました。

 笛吹市ボランティアセンター付近では、学生12名がいちご農家のお宅の道路の端に溜まった雪を道路に散らす作業を行いました。

 一ノ宮町では、午前10時から学生6名とOB1名でご夫婦のお宅の除雪作業をさせていただきました。家の前の道路の幅を拡大、母屋から離れに続く道の開通、屋根の上の雪を掻き落としという3つの作業をちょうど正午を迎える頃に全て完遂することができました。
 ご夫婦はお二人とも教員として働いていた経験があり、久しぶりに若者とふれ合うことができて嬉しいと仰っていました。また「若者のパワーをもらいました」という言葉には素直に喜びを感じました。

 12時には同市内のお宅の車を覆う雪と、塞がれた道の除雪作業をさせていただきました。こちらのお宅では屋根下の作業が危ないとされ、奥様の要望の全ては完遂できませんでしたが、除雪作業によって広げたスペースに介護センターの車を駐車することができると大変喜んでいただけました。

 春日居町での活動では、午前9時頃より学生5名が車庫から車が出せず病院に行けないと困っていらっしゃるお宅の雪かき作業を行いました。

 最後に13時頃から学生23名、OB1名でアパート裏の道をふさぐ雪を掻く作業を行いました。車が通れる道の開通を目標に、3つの現場に分かれていた全員が力を合わせました。

 14時半頃作業を終了させ、お家の方からは「こんな小さな町に、大きな力を本当にありがとうございました」というお言葉をいただき、学生一同、達成感に溢れました。

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 全ての活動を終え、関東から来た学生22名は作業場所から出発、17時前に関東へ到着しその後解散。関西から来た学生42名は14時過ぎに宿舎を出発し21時ごろに京都に到着し解散し、活動は無事に終了いたしました。

 4日間怪我人なく活動をやり遂げることができました。
 また、美しい風景や人々の温かな出会いも多くあり、山梨県の素晴らしさも感じることができました。作業はどれも力仕事で大変でしが、わたしたちの元気やパワーを地元に残して帰ることができたと思います!

 今回の宿泊施設を提供して下さった右左口の里、上九の湯を始めに、活動に関わって下さったOBOGの方々、甲府市・笛吹市のみなさん本当にありがとうございました!

 そして今回の経験を活かすことのできるよう、今回活動参加者一人ひとりが雪害救援に対する意識をさらに高めていきたいと思います。
タグ:豪雪災害
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