第7回鴨川オオバナミズキンバイ駆除活動に参加しました(京都今出川クラブ)
[2024年08月09日(Fri)]
6月30日に京都府鴨川の七条大橋〜正面橋付近で、京都府、鴨川を美しくする会、一般社団法人鴨川流域ネットワークの共催で第7回鴨川オオバナミズキンバイ(以下オオバナ)駆除活動が開催され、鴨川オオバナに関係するボランティア約70名が参加しました。IVUSAからは14名が参加しました。
オオバナは繁殖力の高い水陸両生の特定外来生物です。2009年に初めて琵琶湖で発見され、2017年頃からは鴨川でも確認されるようになりました。また、特定外来生物のナガエツルノゲイトウ(以下ナガエ)も確認されており、このまま放置しておくと下流の桂川や淀川へと拡散していくリスクがあります。鴨川、淀川水系の環境保全、そしてオオバナ、ナガエの徹底駆除を目指して活動しました。
開会式では、京都府総合政策環境部長の岡本様から、「鴨川オオバナの活動は今回で7回目だが、依然オオバナは繁殖している。除去は継続的に行うことが重要である」とご挨拶をいただきました。そしてオオバナの見分け方や注意点、そしてこの活動の意義が共有されました。
IVUSAは主に陸地での作業と胴長を着て水中のオオバナ除去作業を行いました。オオバナの見分け方を指導して下さる指導員の元、コミュニケーションを取り、学びながら駆除作業を進めました、オオバナは深くまで根が張っているため、駆除する際は熊手などの道具を使い、根こそぎ抜き取ることを意識しました。また取り残したオオバナが流れてしまい、下流で繁殖することのないように慎重に作業しました。
天候は雨で、カッパを着て作業を行いました。蒸し暑く、適宜休憩をとりながら、熱中症にならないように活動を進めました。
約2時間という限られた時間の中ではありましたが、IVUSAが担当した場所だけでも写真のように沢山のオオバナがとれました。
作業の結果、全体で約600kgのオオバナを駆除することができました。
閉会式では「鴨川を美しくする会」会長の古村様から、「この活動は鴨川の本来の姿を取り戻すために重要な活動である」というお言葉がありました。活動後には、鴨川を美しくする会から手ぬぐいを、京都府庁から飲み物をいただきました。
今回の活動で感じたことは、「活動を継続的に行うことの大切さ」です。オオバナやナガエの繁殖力や再生力は凄まじく、一度の活動で除去できる範囲や重量は限られています。そのため活動を継続して生育域や群落数を減らそうと努めることが、環境保全のために必要不可欠です。また、人手も多く必要です。そのため、地元の方々にオオバナ、ナガエの危険性を知ってもらい、活動に積極的に参加してもらえるよう促していくことが大事だと思いました。同時に今後の鴨川オオバナでは、IVUSAからより多くの参加者を動員することも行っていきます。
最後に今回活動を開催していただいた京都府、鴨川を美しくする会、一般社団法人鴨川流域ネットワークをはじめ関係者の皆さま、貴重な機会を頂戴し、ありがとうございました。(同志社大学2年 木野 太陽)
共催:京都府、鴨川を美しくする会、(一社)鴨川流域ネットワーク
後援:環境省近畿地方環境事務所、京都市、(公財)琵琶湖・淀川水質保全機構、きょうと地域創生府民会議、京と地球の共生府民会議
協力:滋賀県、藤田医師、竹内医師、救援ボランティア左京
参加団体:鴨川を美しくする会団体・個人会員等
オオバナは繁殖力の高い水陸両生の特定外来生物です。2009年に初めて琵琶湖で発見され、2017年頃からは鴨川でも確認されるようになりました。また、特定外来生物のナガエツルノゲイトウ(以下ナガエ)も確認されており、このまま放置しておくと下流の桂川や淀川へと拡散していくリスクがあります。鴨川、淀川水系の環境保全、そしてオオバナ、ナガエの徹底駆除を目指して活動しました。
開会式では、京都府総合政策環境部長の岡本様から、「鴨川オオバナの活動は今回で7回目だが、依然オオバナは繁殖している。除去は継続的に行うことが重要である」とご挨拶をいただきました。そしてオオバナの見分け方や注意点、そしてこの活動の意義が共有されました。
IVUSAは主に陸地での作業と胴長を着て水中のオオバナ除去作業を行いました。オオバナの見分け方を指導して下さる指導員の元、コミュニケーションを取り、学びながら駆除作業を進めました、オオバナは深くまで根が張っているため、駆除する際は熊手などの道具を使い、根こそぎ抜き取ることを意識しました。また取り残したオオバナが流れてしまい、下流で繁殖することのないように慎重に作業しました。
天候は雨で、カッパを着て作業を行いました。蒸し暑く、適宜休憩をとりながら、熱中症にならないように活動を進めました。
約2時間という限られた時間の中ではありましたが、IVUSAが担当した場所だけでも写真のように沢山のオオバナがとれました。
作業の結果、全体で約600kgのオオバナを駆除することができました。
閉会式では「鴨川を美しくする会」会長の古村様から、「この活動は鴨川の本来の姿を取り戻すために重要な活動である」というお言葉がありました。活動後には、鴨川を美しくする会から手ぬぐいを、京都府庁から飲み物をいただきました。
今回の活動で感じたことは、「活動を継続的に行うことの大切さ」です。オオバナやナガエの繁殖力や再生力は凄まじく、一度の活動で除去できる範囲や重量は限られています。そのため活動を継続して生育域や群落数を減らそうと努めることが、環境保全のために必要不可欠です。また、人手も多く必要です。そのため、地元の方々にオオバナ、ナガエの危険性を知ってもらい、活動に積極的に参加してもらえるよう促していくことが大事だと思いました。同時に今後の鴨川オオバナでは、IVUSAからより多くの参加者を動員することも行っていきます。
最後に今回活動を開催していただいた京都府、鴨川を美しくする会、一般社団法人鴨川流域ネットワークをはじめ関係者の皆さま、貴重な機会を頂戴し、ありがとうございました。(同志社大学2年 木野 太陽)
共催:京都府、鴨川を美しくする会、(一社)鴨川流域ネットワーク
後援:環境省近畿地方環境事務所、京都市、(公財)琵琶湖・淀川水質保全機構、きょうと地域創生府民会議、京と地球の共生府民会議
協力:滋賀県、藤田医師、竹内医師、救援ボランティア左京
参加団体:鴨川を美しくする会団体・個人会員等