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IVUSA公式ブログ

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動を紹介するブログです。


岡山県備前市日生諸島活性化活動(9月4日) [2022年09月05日(Mon)]
 活動3日目は晴天に恵まれながら、海岸清掃チームとうみラボチームに分かれて活動しました。

 午前は2グループに分かれ、学生16名がうみらぼフェスタでの活動、31名が海岸清掃活動を行いました。海岸清掃は、昨日に引き続き大多府島にて実施。拾い方の作戦や声かけなど昨日の海岸清掃をふり返っての反省点と、良かった点を活かしながら活動に臨みました。

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 昨日の清掃で拾い切れなかった発泡スチロールを回収し、海岸から全員でバケツリレー方式で漁船へと積み込みました。その様子を見てくださっていた地域の方からは、「大多府島では昔は海岸清掃を夏に行っていたが、今は高齢者が多く自分たちでは清掃できない。沢山のゴミを拾って学生が海岸を綺麗にしてくれて嬉しい」と喜んでいただくことができました。

 うみらぼフェスタ内のひとつのブースでは、海ごみを使用したスノードームづくりを行いました。はじめに海岸にて、牡蠣の養殖に使用する豆管(マメカン)や、シーガラスなどの海ごみを拾ったあと、土台に好きな海ごみやビーズを貼り付けたり、ラメやスパンコールを入れたりして製作しました。親子連れで賑わっていたので、海ごみに触れる機会を通して今後も海ごみに関わる人が増えたらと思います。

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 午後は午前に引き続き2グループに分かれて、海岸清掃活動とうみらぼフェスタの活動を行いました。海岸清掃活動は、曾島(ソシマ)・鴻島(コウジマ)で行い、島までは、日生諸島の漁師さんにご協力いただき、複数の船で送っていただきました。送迎をしてくださった漁師さんも一緒に清掃してくださり、地域の方と共に日生諸島の海ごみについて考える良いきっかけとなりました。

 うみらぼフェスタ内のひとつのブースのシーカヤックでは、ライフジャケットを受け渡したり、アンケートの回答を促したりしました。また、シーカヤック体験の際に海岸の海ごみを見たり、実際に日生諸島の海に触れたりすることで、日生諸島の海に対する様々な見方があったと思います。また、子どもたちが塗った魚は、台紙に貼られてうみラボの施設に飾られました。是非ご覧ください。

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 最終日の明日は、2グループに分かれて牡蠣の養殖のタネづくりや、チヌの給食献立づくりの活動を行います。チヌとは日生諸島にて増殖している、牡蠣の稚貝を食べる魚です。チヌの給食献立づくりは、子どもたちが食べる給食献立を考え実際に調理することで、日生諸島でのチヌの消費を増やしたり、促したりすることが目的となっています。

 明日の活動では、チーム編成は変わるものの、最終日となるので団結して活動していきます。
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