京都府阿蘇海環境づくり活動(8月25日)
[2022年08月26日(Fri)]
午前9時から宮津市文殊の観光船乗り場付近にて学生17名、与謝野町の阿蘇シーサイドパーク周辺にて学生17名がカキ殻を回収しました。


阿蘇シーサイドパークでは活動実施前に、与謝野副町長の井上雅之さんから激励のご挨拶をいただきました。
阿蘇シーサイドパークは、大天橋や小天橋周辺に比べて大きなカキ殻が大量にありました。特に、排水溝付近にはカキ殻が多く溜まっていました。
作業していた学生は、「取っても取ってもカキがたくさん取れる」と驚いていました。しかし、そのほとんどのカキは死んでいます。そのため、阿蘇シーサイドパークで取れたカキ殻は、生きたカキと死んだカキの選別は必要ありませんでした。
一方で、宮津市文殊の阿蘇海付近では生きたカキが多くあり、選別が必要になります。そのため、昨日の活動の反省を活かして作業手順を変更し、効率よく回収することができました。
カキ殻回収は大変な作業ですが、隊員からは、「大好きな阿蘇海地域にカキ殻回収を通して貢献できるのは嬉しい」「回収作業は大変だが、少しでも阿蘇海周辺地域に住む人や生物が気持ちよく過ごせるようなお手伝いをしたいと思いながら楽しく活動しています」といった前向きな感想が多くありました。阿蘇海周辺の環境保全や地域の方々に貢献したいという強い思いを持って取り組みました。
結果として、2日間のカキ殻回収作業では、合計で約6.8トンのカキ殻を回収することができました。
また、阿蘇シーサイドパークでの活動中、かけはしブルーイング(株式会社ローカルフラッグ)の濱田祐太さんからASOBI(ビール)をいただきました。このビールを作る際に、水の硬度調整で阿蘇海のカキ殻を使用しています。
午前11時30分、カキ殻回収活動を終え、午後からはフィールドワークとして、あっぷるふぁーむを訪れました。

あっぷるふぁーむでは、今日学生が阿蘇シーサイドパークで回収したカキ殻を与謝野ホップの肥料として散布する体験をさせていただきました。与謝野ホップは、与謝野町で栽培されている名産品です。

農園内で、もぐらが穴を掘り、その穴をネズミが通ることでホップに害を与えます。そこで、カキ殻を散布することで、もぐらがカキを嫌がり、穴ができず、ホップへの被害が抑えられるそうです。さらに、カキ殻はミネラルやカルシウムが豊富であるため、土に栄養が届き、ホップに良い影響を与えます。

ある学生は、「自分の取ったカキ殻が使われて、その栄養が与謝野ホップの一部となって商品として売られることを知り、自分がやってることは意味があるのだと実感できた」と言っていました。
カキ殻回収活動に参加し、さらに回収したカキ殻が再利用されているところを実際に目にしました。そこから、カキ殻が抱える問題点もカキ殻がもつ可能性もどちらも学ぶことができました。
カキ殻散布体験の後、あっぷるふぁーむの山本雅己さんからご講演をいただきました。
山本さんは、「与謝野町は、ホップの生産地としては南端に位置するため、北半球で一番早く収穫することができます。そのため、与謝野ホップは北半球最速とも言われています」とおっしゃっていました。
またあっぷるふぁーむでは、年間を通じ与謝野ホップの栽培に関わるサポーターであるホップレンジャーを年中募集しています。
健康で明るく元気なホップ好きであれば誰でもなることができます。ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
16時半にあっぷるふぁーむを出発し、阿蘇海で獲れたカキや回収したカキ殻の活用方法を考えるワークショップを行いました。
これまでの活動でそれぞれが感じた阿蘇海地域の課題や魅力を基にして、様々なカキ殻の活用方法の案が出てました。

明日が活動最終日となります。
体調管理に気をつけながら、ラストスパートをかけて取り組みます。





阿蘇シーサイドパークでは活動実施前に、与謝野副町長の井上雅之さんから激励のご挨拶をいただきました。
阿蘇シーサイドパークは、大天橋や小天橋周辺に比べて大きなカキ殻が大量にありました。特に、排水溝付近にはカキ殻が多く溜まっていました。
作業していた学生は、「取っても取ってもカキがたくさん取れる」と驚いていました。しかし、そのほとんどのカキは死んでいます。そのため、阿蘇シーサイドパークで取れたカキ殻は、生きたカキと死んだカキの選別は必要ありませんでした。
一方で、宮津市文殊の阿蘇海付近では生きたカキが多くあり、選別が必要になります。そのため、昨日の活動の反省を活かして作業手順を変更し、効率よく回収することができました。
カキ殻回収は大変な作業ですが、隊員からは、「大好きな阿蘇海地域にカキ殻回収を通して貢献できるのは嬉しい」「回収作業は大変だが、少しでも阿蘇海周辺地域に住む人や生物が気持ちよく過ごせるようなお手伝いをしたいと思いながら楽しく活動しています」といった前向きな感想が多くありました。阿蘇海周辺の環境保全や地域の方々に貢献したいという強い思いを持って取り組みました。
結果として、2日間のカキ殻回収作業では、合計で約6.8トンのカキ殻を回収することができました。
また、阿蘇シーサイドパークでの活動中、かけはしブルーイング(株式会社ローカルフラッグ)の濱田祐太さんからASOBI(ビール)をいただきました。このビールを作る際に、水の硬度調整で阿蘇海のカキ殻を使用しています。
午前11時30分、カキ殻回収活動を終え、午後からはフィールドワークとして、あっぷるふぁーむを訪れました。

あっぷるふぁーむでは、今日学生が阿蘇シーサイドパークで回収したカキ殻を与謝野ホップの肥料として散布する体験をさせていただきました。与謝野ホップは、与謝野町で栽培されている名産品です。

農園内で、もぐらが穴を掘り、その穴をネズミが通ることでホップに害を与えます。そこで、カキ殻を散布することで、もぐらがカキを嫌がり、穴ができず、ホップへの被害が抑えられるそうです。さらに、カキ殻はミネラルやカルシウムが豊富であるため、土に栄養が届き、ホップに良い影響を与えます。

ある学生は、「自分の取ったカキ殻が使われて、その栄養が与謝野ホップの一部となって商品として売られることを知り、自分がやってることは意味があるのだと実感できた」と言っていました。
カキ殻回収活動に参加し、さらに回収したカキ殻が再利用されているところを実際に目にしました。そこから、カキ殻が抱える問題点もカキ殻がもつ可能性もどちらも学ぶことができました。
カキ殻散布体験の後、あっぷるふぁーむの山本雅己さんからご講演をいただきました。
山本さんは、「与謝野町は、ホップの生産地としては南端に位置するため、北半球で一番早く収穫することができます。そのため、与謝野ホップは北半球最速とも言われています」とおっしゃっていました。
またあっぷるふぁーむでは、年間を通じ与謝野ホップの栽培に関わるサポーターであるホップレンジャーを年中募集しています。
健康で明るく元気なホップ好きであれば誰でもなることができます。ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
16時半にあっぷるふぁーむを出発し、阿蘇海で獲れたカキや回収したカキ殻の活用方法を考えるワークショップを行いました。
これまでの活動でそれぞれが感じた阿蘇海地域の課題や魅力を基にして、様々なカキ殻の活用方法の案が出てました。

明日が活動最終日となります。
体調管理に気をつけながら、ラストスパートをかけて取り組みます。



