滋賀県琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018(9月7日)
[2018年09月07日(Fri)]
9月7日〜9日にかけて、滋賀県南部の大津市、草津市、守山市にて琵琶湖で繁殖を広げている外来生物の除去活動を行います。
活動初日の本日は、一般参加者81人を含めた合計461名で外来水生植物の除去活動を行いました。
8時に学生だけで決起式を行い、全員で円陣を組み活動へのモチベーションを高めました。
9時から大津市サンシャインビーチにて開会式が行われ、琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018が始まりました。
開会式では、始めに滋賀県副知事の西嶋栄治副知事より、「今滋賀県はオオバナミズキンバイに本当に苦しめられている。滋賀県民の期待を背負って頑張っていただきますようによろしくお願いいたします。」と激励の言葉を頂きました。
作業中は一般参加者から「40cm掘っても根まで取ることができなかった」という声が多数出ており、オオバナミズキンバイの生命力がとても強いことや根こそぎ除去の重要性を認識してもらえた活動となりました。
一般参加者との合同での作業は午前12時で終了し、閉会式では滋賀県議会議員の成田政隆様から「思ったより大変で根っこまでが中々辿りつけず一本しか抜けなかった。またこの活動に対しても滋賀県としてサポートしていきたい」とお言葉を頂きました。
閉会式後昼食をとりました。
昼食後、1年生は現場研修へ、2年生以降は再びサンシャインビーチで作業を開始しました。
現場研修とは、土のう袋の結び方やバケツリレーの方法、ブルーシートのたたみ方など活動中に作業を効率的に行うための研修です。
現場研修後、1年生は上回生と合流して除去作業を再開しました。
天候の変化が激しい中、みんなで声かけをしたり工夫して、全員で盛り上げてラストスパートまで頑張りました。
今回は15時30分頃に、滋賀県において琵琶湖の保全、再生に関し実施すべき施策の推進の協議のために設置された琵琶湖保全再生推進協議会幹事会委員の方々が視察に来て下さいました。
そこで、IVUSA 琵琶湖年間チーム長の尾崎昂希(関西大学3年)より、陸上に生育するオオバナミズキンバイについて、活動の成果と課題について説明させていただきました。
17時に全体の作業を切り上げました。
本日は一般の参加者の方々の力もお借りして約2トンの外来水生植物を除去することができました。
参加してくださった本当に皆様ありがとうございました。
◆来賓紹介◆
・滋賀県副知事 西嶋栄治様
・国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所長 水草浩一様
・滋賀県 琵琶湖環境部 部長 廣脇正機様
・大津市環境部環境政策課課長補佐 谷口信子様
・草津市役所 環境政策課 課長 小川晃様
・守山市環境生活部 部長 山本 哲雄様
・認定NPO法人びわ湖豊穣の里 理事長 金崎いよ子様
◆協賛企業◆
・モンスターエナジージャパン合同会社
・サラヤ株式会社
・こだま食品株式会社
・近畿環境保全株式会社
・赤穂化成株式会社