水害から1週間 [2011年09月11日(Sun)]
![]() 有馬町の様子です。橋が完全に壊れてしまっています。 周辺道路の土砂掻きの作業中、お家のお母さん・お父さんとお話しました。 中学校の先生をされているお二人は、平日は学校でお仕事、日曜日は浸水した学校の清掃をしなければならないので土曜日しか浸水したお家の片付けをする時間がないとのこと。 ![]() 高校の校庭がヘドロで一m以上浸水してしまっています。 しばらくは使うことができない状況です。 行政は手一杯で周辺道路の清掃までには手が回らない様子で、車の出し入れなどのために家屋内だけでなく外の広い範囲の土砂の撤去が必要だそうです。 ![]() 通学路の橋とのことですが、原型すら留めていません。 だんだんとボランティアの数が増え始めてはいるものの、人でがまだまだ足りないようでした。 ただし、ボランティア保険の事前加入、宿泊施設に関しては各自が確保したうえで来てほしいなどのお願いがりますので、事前にボラセン情報を確認ください。*熊野市災害ボランティアセンター *************************** 台風12号:被災地復旧作業、孤立地区に明暗 熊野解消、紀宝あと3〜4週間 /三重 毎日新聞 9月10日(土)12時5分配信 台風12号の大雨で道路が寸断され、孤立状態となっていた熊野市大馬地区が9日、地区内の県道飛鳥日浦線で大型車両を除いて片側通行が可能となり、孤立が解消された。これにより、県内で孤立状態が続くのは紀宝町浅里地区だけとなった。 県県土整備総務室などによると、当初は大馬地区の孤立解消を最速で11日と見込んでいたが、他地区からダンプ車や人員を増員することで解消に向けた作業が大幅に早まった。浅里地区は地区内の県道小船紀宝線約2キロが不通で、依然として復旧まで3〜4週間以内を見込んでいる。 また、県は熊野市、紀宝町、御浜町、大台町で被災者支援のボランティア活動をするための車両などに高速道路料金を無料とする証明書を発行している。対象道路は中日本高速道路と西日本高速道路の全線で、期間は10月4日まで。証明書の発行には申請から1日程度かかるという。 断水は御浜町と大紀町で解消したが、津市伊勢地地区、熊野市、、紀宝町の計約7300戸で依然続いている。県水質改善室によると、取水施設が故障した紀宝町では、水質検査と試験注入が始まり、早ければ11日にも復旧するという。 県防災対策室によると、9日午後2時現在1市3町で303人が避難生活を続けている。台風による県内の被害額は、道路被害や水稲の冠水など分かっているだけで約61億500万円に上り、今後調査が進めば大幅に増える見込みという。【駒木智一】 〔三重版〕 |